子育てに疲れたときこそ学び直すチャンス。発達科学コミュニケーションで「軸」を持つと、迷いが減り、ブレない子育てができるようになります。
1.毎日の子育てに疲れていませんか?
毎日、子どものお世話に追われて「もう疲れた」と感じていませんか?
朝起きてから寝るまで、食事・着替え・学校の支度・宿題・お風呂・寝かしつけ…。
子育ては本当に終わりがなく、息つく間もありません。
「ちゃんと育てなきゃ」「怒りたくないのにまた怒ってしまった」──そんな自分を責めてしまうこともありますよね。
でも実は、子育てに疲れる本当の原因は“頑張りすぎ”ではなく、“自分の中に軸がないまま子育てをしていること”なんです。
子どもの反応や周囲の声に揺さぶられながら、「これでいいのかな?」と迷う毎日。
その不安が積み重なって、気づけば心も体も疲れきってしまうのです。

2.子どもの機嫌や行動に振り回されて子育てを放棄したかった過去
私も、まさにそんな状態でした。
子どもの癇癪や暴言がひどくなり、食事やお風呂など、家での生活リズムさえうまく回らなくなっていました。
「どうしてうちの子はこんなに大変なの?」「何をしても言うことを聞いてくれない」──毎日あの手この手で「どうにかしよう」ともがき苦しむ日々。
思い切って市の子育て相談に電話してみると、相談員の方にこう言われました。
「お母さんが優しいから甘えてるんです。もっと厳しくしないといけませんよ。」
「そうか、私が甘いからなんだ」と思い、心を鬼にして厳しくしてみました。
でも、その結果は最悪でした。
怒る回数が増え、子どもはますます泣き叫び、暴言も増える一方。
「相談員の言う通りにしたのに、どうしてうまくいかないの?」
もう、どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
夜中に一人で涙しながらスマホを握りしめ、「子育て、疲れた」「子ども、反抗」「子育て、もう無理」と検索する日々。
そんな中で、偶然見つけたのがいたがきひまりさんが発信している発達科学コミュニケーション(発コミュ)という学びでした。
正直、「相談してもまたうまくいかないかも・・・」と思いながらも、これが最後の頼みの綱だと思って始めてみたのです。

3.発達科学コミュニケーションを学んで子育ての軸ができた
発達科学コミュニケーションでは、「脳の発達」と「コミュニケーションの関係」を学びます。
最初に驚いたのは、子どもの行動にはすべて理由があるということでした。
「できない」「聞かない」「動かない」は、意志の問題ではなく『脳の発達の段階』に関係していると知ったとき、目の前がパッと開けたような気がしました。
たとえば、
・子どもが言うことを聞かないのは、注意を切り替える力がまだ育っていないから。
・癇癪を起こすのは、感情をコントロールする脳の機能が未発達だから。
・暴言を吐くのは、「言葉で伝える力」が追いついていないから。
こうした視点を持てるようになると、子どもの行動を「わがまま」や「反抗」と責めることが無くなりました。
それまで「親だから厳しくしなきゃ!」と思っていた私は、いつの間にか「この子は今、どう助けを必要としているんだろう?」と考えられるようになっていったのです。
発コミュを学ぶ中で、「私はこういう子育てがしたい」という想いが少しずつ明確になりました。
「怒らずに見守りたい」
「できたところを伸ばしたい」
「安心して話を聞けるママでいたい」
それが、私の中での“子育ての軸”になっていきました。

4.子育ての軸に沿っていればもう迷わない!
自分の軸ができると、どんな出来事にもブレなくなります。
たとえば、子どもが泣き叫んでも「これは感情の整理の練習中」と思える。
周りの子と比べても「うちはこの子のペースで大丈夫」と受け止められる。
以前なら「またできない」「どうして言うことを聞かないの?」と大きな声で子どもに迫っていた場面でも、今は「どうしたら伝わるかな?」と冷静に考えられるようになりました。
子どもにも変化がありました。
以前は泣き叫んで暴れるだけだった子が癇癪も起こさず、少しずつ自分の気持ちを言葉で伝えられるようになり、笑顔が増えたのです。
私自身も「ちゃんとできてるかな?」と不安に揺れることが減りました。
子どものことも素直に「可愛い」と思えるようになり、日々の子育てに穏やかさが戻ってきました。
失敗する日もありますが、「それも成長の途中」と思える。
そんなふうに自分を許せるようになったのは、“軸”を持てたからこそだと思います。
子育ての軸とは、「こうしなきゃ」というルールではなく、 「どんなときも自分と子どもを信じる基準」です。
この軸があると、他人の意見や一時的なトラブルに惑わされず、安心して子どもと向き合えるようになります。

5.まとめ:自分の軸を定めてブレない子育てを!
子育ては「正解」が見えにくい世界です。
周りの声もSNSの情報も参考にはなりますが、それぞれの家庭や子どもによっても違います。
だからこそ、「うちの子にはどう関わりたいのか」「どんな親でありたいのか」という自分の軸を持つことが何より大切です。
軸があれば、子育てがうまくいかない時期も「今はこの子の成長途中なんだ」と受け止められます。
怒ってしまった日も、「次はこうしてみよう」と前を向けます。
そしてその積み重ねが、子どもとの信頼関係を深め、親子の笑顔を増やしていくのです。
子育てに疲れたときこそ、学び直すチャンス。
発達科学コミュニケーションのように、「なぜ?」を理解できる学びを通して、自分の子育てを見直してみてください。
完璧でなくていい。 「私はこの子をこう育てたい」という小さな想いが、あなたの“子育ての軸”になります。
その軸ができたとき、子育ては驚くほど楽になり、親子の関係が穏やかに変わっていきます。
どうか一人で抱え込まず、少しずつ「学びながらブレない子育て」を始めてみてくださいね。







