こんばんは!
学校にも相談した。
病院にも行った。
本も読んだ。
それでも、
声をかければ反発される。
パパの前ではいい子なのに、
ママにだけ「うるさい!」と
きつく当たる。
「私の育て方が悪かった?」
と自分を責め続けているママへ。
今日は、
手探りの子育てをしてきたママが、
子育ての迷いから抜け出した!
そんなお話をしたいと思います。
そのママは、
現在高校1年生の娘さんを育てる、
頑張り屋さんのママさんです。
彼女は、
娘さんが生まれてから15年間、
ずっと育てにくさを感じていたそうです。
それでもママは、
「個性なんだろうな」
「もっと大変な子はたくさんいる」
「きっと大きくなれば落ち着く」
そう信じて、
その時できることを、
一生懸命、続けてきました。
けれど、娘さんが中学3年生のとき、
娘さんの状態が一気に崩れ、
摂食障害、パニック障害。
適応障害、強迫性障害。
あれよあれよと言ううちに、
娘さんの状態はどんどん崩れていきました。
激しく荒れる娘さんを前に、
「もう、これは誰かに頼らないと」
と、必死で助けを探したそうです。
そこで、
私を見つけてくれて、
講座の受講を決めました。
そこから彼女は、
発達の特性や脳の状態、
子どもの行動の背景を学び、
さらに今までとは違う見方で
娘さんと向き合い始めました。
すると、3か月後。
娘さんは少しずつ元気を取り戻し、
以前のような笑顔が戻ってきたんです。
今では高校生になり、
JK生活を楽しみながら、
アルバイトにも挑戦し、
自分の予定や学校のことを
自分で考えて動けるようになりました。
そして先日、
ママは、こう話してくれました。
「やっぱり、対応を知っているって
大事なんだなと思いました」
そして、
「理論を理解して、
すごく気が楽になりました」
「やっぱり学んでよかったです」
「もっと早くに知りたかったです」
このママは、
『子育ての経験』が
足りなかったのでしょうか?
いいえ。
15年間、誰よりも娘さんを見て、
悩み、考え、
本当に頑張ってきました。
このママに足りなかったのは、
経験ではありません。
足りなかったのは、
目の前の行動を
どう理解するかという
見方を学ぶ機会だったのです。
私たちはどこかで、
子育ては毎日やっていれば
自然に上手になるもの。
親なんだから、
自分で分かるようになるもの。
自分でなんとかしないといけないもの。
そう思っている人が、
いるかもしれません。
けれどそれって、
足し算を教わっていない子に、
「もう大きいんだから、
引き算くらいできるでしょう」
と言っているくらい、
難しいものなんです。
子育ても同じです。
なぜ、注意するほど荒れるのか。
なぜ、何度声をかけても、
子どもが動かないのか。
そういうことをママたちは、
一度も教わっていないから、
分からなくても当然です。
子育ては、
経験を重ねるだけで
自然に上手になるとは限らない!
経験は、
正しい見方を学んで初めて、
わが子を理解する力に変わります。
そして、
昨日お話しした「子育ての軸」も、
一人で悩み続けていれば
自然にできるものではありません。
新しい見方を学び、実践し、
迷ったときに確認できる環境の中で、
少しずつ育っていくのです。

そしてこのママは最後に、
「私も、私の人生を生きなきゃ」
と言って、
今まで断っていた誘いにも参加したり、
ウクレレやワークショップにも
挑戦するようになったそうです。
変わったのは、
娘さんだけでは
ありませんでした。
15年間、
子どもを何とかしようと
頑張ってきたママの見方が変わり、
“ママ自身の人生”
が動き始めたのです。
もし今、
「親なんだから、自分で何とかしなきゃ」
と思っているママがいたら、
今日、その当たり前を
少しだけ疑ってみてください。
あなたに足りなかったのは、
愛情でも、
経験でもありません。
わが子を理解する見方を、
学べる環境だったのかもしれません。

