みんな一緒じゃなくていい! 高齢出産ママが、固定観念や常識を捨てて楽になる子育ての非常識とは?

高齢出産ママの皆さん、子育てには色々と常識がありますよね。その中には、宿題はその日のうちに、ゲームやYouTubeは時間制限を決めて使用するなんてことがありませんか?ですがこの常識、誰が決めたのでしょうか?この固定観念や常識を全部捨てた非常識なルールをお伝えします。
 
 

1.昭和世代の高齢出産ママは、世間の常識が当たり前⁈

 
 
子どもが学校から帰宅すると
 
 
「宿題やりなさい」
 
 
「ゲーム・YouTubeは2時間まで」
 
 
などと、世間でよく耳にする常識を、子どもに投げかけている高齢出産ママは、いらっしゃいませんか?
 
 
ですが、この宿題は、子どもにとっては最もやりたくないことの一つですよね。
 
 
なのに、宿題に関しては、学校から帰宅後にすぐ取り組ませようとすることは、昭和も今も変わらないのではないでしょうか。
 
 
また、高齢出産ママの中には、子どもが学校から帰宅した後、まずYouTubeやゲームの電源ON!することに、とても抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
高齢出産ママが子どもの頃は、YouTubeはなく、ゲームもここまで盛んではなかったので、当然の事なのかもしれませんね。
 
 
 
 

2.毎日の宿題やYouTubeの制限時間で親子バトルだった過去

 
 
私には現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
 
 
息子は、三度の飯よりYouTubeが好きというくらいYouTubeが大好きです。
 
 
そんな息子に私は毎日
 
 
「宿題が先だよ!」
「YouTubeは2時間だよ」と
 
 
指示をしていました
 
 
息子は、「わかってるよ」と言いながら、学校から帰宅すると、まずはYouTubeが見れるタブレットの電源を入れるのです。
 
 
そんな息子の姿に、私はいつもイライラしていました。
 
 
そして結局、宿題はいつもYouTubeを見終わってからするのです。
 
 
YouTubeを見終わってからすんなり宿題に向かってくれるのならばよかったのですが、息子は必ずYouTubeの時間制限がきて、見れなくなると機嫌が悪くなるのです。
 
 
そんな時に私が、「宿題早くやりなさい」と指摘すると、必ず癇癪を起こして最終的にいつも親子バトルに発展していました。
 
 
 
 

3.子どもが、スムーズに宿題に取りかかれない理由

 
 
そこで、私は子どもに、なぜルールが守れないのか聞いてみました。
 
 
その結果、子どもから思ってもいなかった返答が返ってきたのです。
 
 
子どもは一日中、学校で勉強しています。そして、やっと授業を終え帰宅する。
 
 
子どもの本音としては、帰宅後は習い事以外は宿題は後にして、ゆっくりくつろぎたいのです。
 
 
そして、自分のタイミングで宿題を始めたいのです。
 
 
人は何か行動をし始める時、脳にものすごく負荷がかかってしまいます。イメージとしては、車を走らせる時に、最初に思い切りアクセルを踏み、エンジンに負荷がかかるのと一緒です。
 
 
それが、やりたくない宿題となるとなおさらなのです。
 
 
そして、発達凸凹っ子は、発達の特性から、切り替えの苦手さがあります。
 
 
なので、ゲーム・YouTubeに気持ちがいってしまうとなかなか切り替えられないのです。
 
 
 
 

4.高齢出産ママが、固定観念や常識を全部捨てた非常識なルールとは

 
 
子ども自身が、帰宅後すぐ「宿題をやる」こと「ゲーム・YouTubeは決まった時間のみ」という、お母さんが一方的に決めたルール自体に納得ができていないのです。
 
 
脳は楽しい時に成長します。
 
 
やりたくないタイミングで、宿題のことをお母さんにガミガミ言われても、子どもの脳には全く届かないのです。
 
 
そこで、お母さんは、子どもが一番楽しんでいるYouTubeやゲームの時間の制限を設けるのをやめませんか。
 
 
そもそも
 
「宿題はその日のうちに」
 
「Youtubeやゲームは〇時間まで」
 
「勉強する時はテレビを消して」
 
 
などの世間の常識は誰が決めたのでしょうか。
 
 
お母さんがこの世間で言われている常識を全部捨てて、子どもの意思を尊重してあげることで、子どもは自分の意見が認められたと安心し、自ら考え動けるようになります。
 
 
ただし、最低限守らなければいけない、食事やお風呂、歯磨き、身の回りのことは寝る時間までに終わらせること。
 
 
そして、ゲームやYouTubeの終りの時間は、子どもと一緒に決め、しっかり守る約束する。
 
 
この2つを守れば、決めた終わりの時間までは好きにしてもOKというルールにします。
 
 
そして宿題も、子ども自身がやりたいタイミングで、やりたいスタイルでやるようにするのです。
 
 
中には、宿題は朝、しかもYouTubeやテレビを見ながら、という子どももいるかもしれません。
 
 
それでも子どもが自分で考え決めた事は、信じて尊重してあげましょう。
 
 
お母さんは世間の常識にとらわれず、子どもの非常識な意見を取り入れて、子どもの自主性を促しましょう。
 
 
そうすることで、親子バトルは避けられ、結果的に高齢出産ママの子育てのエネルギーが最小限ですむようになりますよ!
 
 
 
 
執筆者
 
発達科学コミュニケーション トレーナー
 
ごとうあかり
 
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