言うことを聞かない子どもを変えたいなら、まずはポジティブな声かけで親の意識改革を!

子育てにつまづきを感じる時、大抵のママは「子どもが言うことを聞かない…」と悩みます。しかし、子どもの問題を解決する時の視点はそこではありません!子育てをするうえで大切なポイントをお伝えします。
 
 

1.子どもが言うことを親の言うことを聞かない…。

 
 
多くのお母さんたちは、「子どもが言うことを聞かない」ことに悩んだことがあると思います。
 
指示したことを聞いてくれない
やってほしいことが1回で通じない
 
何度も何度も繰り返しても、「早くしなさい!」と言ってもなかなか子どもは動いてくれません。
 
 
これってすごいストレスになるんですよね。
 
 
時間さえあれば待ってあげられるけど、そうも言ってられないということも多いと思います。
 
 
 
 
しかし、そもそも、親の言うことを聞くことが当たり前のことなのでしょうか?
果たしてそれは、子どもの真の姿なんでしょうか?
 
 
「何で言うことを聞いてくれないの?」という思考がお母さんの頭からは離れなくなくなってしまうと、「もっとちゃんと言わなくちゃ!」「ちゃんとしつけなきゃ!」と間違った方向に子育てが進んで行ってしまう恐れがあるので、注意が必要です。
 
 
また、親が子どもは親の言うことを聞くのが当たり前と思ってしまっていると、子どもの困った行動が起きた時、子どもを自分の思い通りにしたくて嘘をついてしまうことも出てきます。
 
 
嘘も時と場合によっては必要ではあるのですが、子どもは親の言うことを聞くのが当たり前という考えが強いと、手段をえらばず子どもへの対応に一貫性もなく、逆に子どもを混乱させてしまいます。
 
 
ますます子どもは親の言うことを理解できなくなり不適応な行動が増えていってしまうのです。
 
 
では、子どもの問題行動で振り回されて困っている時、子どもをどうにかしようとするのが先なのか?お母さんのストレス軽減が先なのか?次でお話していきますね。
 
 

2.子どもの行動を変えたければ、まずはお母さんが変わること!

 
 
皆さんは、子どもに問題行動が見られた時、先ずは子どもへの対応が先だと思いますか?それとも親への対応が先だと思いますか?
 
 
①お母さんが子育てのストレスを卒業すると、子どもが変わる。
 
 
それとも、
 
 
②子どもが変われば、お母さんのストレスが減る。
 
 
①と②なら、どちらだと思われますか?
 
 
私のところに相談に訪れるママ達の大半の方が②「子どもが変われば、お母さんのストレスが減る」という意識で来られます。
 
 
かつての私も最初はそう思っていました。
 
 
お母さんのストレスはお子さんの特性が原因なんだから、お子さんの特性を目立たなくすることがお母さんのストレスを軽減することに繋がる!と思っていたのです。
 
 
確かにそうなのですが、今、発達科学コミュニケーションを学んでいて「ストレスが減ってきました!」と、おっしゃるお母さんたちは違う経過をたどっています。
 
 
 
 
まず最初に、絶対に欠かすことのできないお子さんへのポジティブな接し方をマスターして頂くのですが、その時点ですでに①お母さんの気持ちがになり、ストレスが軽くなったように感じる方が多いです。
 
 
そうすると、①次第にお子さんが変わってくる、という順序です。
 
 
そう!お母さんが変わるのが先で、その後にお子さんが変わっていくのです!
 
 
なので、子どもの困りごとで悩んでいるお母さんは先ずは自分が変わる!ということを大前提に置いてお子さんとの関り方を考えていくのが最善の策だと思います。
 
 
子どもの問題となっている原因を取り除くことや、周りに協力してもらうなども大切ではありますが、それよりも先にお母さんの気持ちが少しでも楽になるような関わり方をマスターしていって欲しいと思います。
 
 
それには先ほどもお伝えしたようにポジティブな接し方にポイントがあります!
 
 
▼今日からできる実践テクニックつき▼
外ではいい子、家では癇癪の子に
必要な対応がわかります!

家でははげしい癇癪 記事中バナー

 
 

3.お母さんの気持ちが楽になるポジティブな声かけ

 
ポジティブな接し方の中でも特に子どもにかける言葉かけについて説明していきますね!
 
 
親は子どもに声をかける時、どうしても結果の出ていないものにはポジティブな言葉のかけ方が分からなかったり、やっているつもりでもうまく的を得ていないとがあります。
 
 
例えば、「まだ〇〇〇やってないの?」
 
 
という言葉をついかけてしまうことがあると思います。これは受け取る側の子どもにはネガティブな印象しか与えません。それを、
 
 
「もう〇〇〇したの?」
 
 
に変えます。まだアレもコレもやってないじゃないの!という指摘をやめて、終わったところまで「もう終わったね!」と言い換えていくだけです。
 
 
「まだズボン履いてないの!?」じゃなくて、「もうシャツ着たんだね!」です。
 
 
 
 
「まだ宿題終わってないの!?」じゃなくて、「もう3問も解いたんだね!」です。
 
 
子どもは、どっちの声かけをポジティブに受け取るでしょうか?
 
 
言うまでもなく、後者ですよね。行動を引き起こすには本人の「やる気」が大事です。
 
 
そしてお母さん自身も「まだやってないの!!」と言うよりは、「もう終わったんだ〜」と言った方が気分がになります。
 
 
自分も楽なのに、子どももサクサク動くととっても嬉しいですよね。
 
 
真面目なお母さんは「頑張って褒めた方がいい!」と思ってしまいますが、そこまでする必要はありません。なぜならば、頑張っても続かないからです。
 
 
お母さんには頑張るやり方ではなくて、してやれる方法を考えてほしいです。
 
 
それが子どもにとっても楽になれる方法だからです。
 
 
「子育てが楽しくなって、子どもも変わってきました!!」というお母さんがドンドン増えていくと嬉しいです。
 
 
 
 
 


ママも子どももラクになるファーストステップ
▼小冊子のダウンロードはこちら▼
https://www.agentmail.jp/lp/r/4890/43670/?20220213

タイトルとURLをコピーしました