小学生の宿題やらない問題に悩んでいませんか?
小学生の子どもを持つママたちにとって、避けて通れない毎日の難題・・・それが宿題です。
プリントに音読、そして丸つけまで。親も一緒に関わる場面が多く、毎日が戦いですよね。
我が家の母子分離不安の娘も、「帰ってすぐに宿題終わらせちゃえばあとがラクになるよ」と伝えているのに、「おやつ食べてからやる」「ちょっとゲームしてからね」と言って、なかなか宿題に取りかかりません。
「まぁ、すぐにはやりたくないのかも」と思い見守っていても、夕方になっても手をつけず、夜ごはんの時間を過ぎても終わっていない…。
「えっ、まだやってないの!?もう寝る時間なのに!」
つい感情的になって、怒りながらバタバタと済ませる・・・
そんな日々が、いつの間にか我が家のルーティンになっていました。
1日学校で頑張って過ごし、帰宅してから行う宿題。なかなか気が進まないことは大人でも想像できますよね。
ですが、毎日宿題をやらずに学校へ行くわけにもいきません。
大人がガミガミ怒ることなく、自分から宿題を始めてくれるといいのにな・・・と思っていました。
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母子分離不安の子が宿題を後回しにするのはなぜ?
母子分離不安の子がいつまでも宿題をやらないのは、行動を起こすために脳が体に指令を出すことが苦手という脳の特性が関係しています。
子どもが指示を受けて行動を起こすのには大人からの指示を受けて、どうするかの段取りを立てる、段取りに従って動くという2つのプロセスがあります。
この、段取りを立てて脳が体に指令を出すことが苦手なため、どう始めたらいいのか分からない、どこから手をつければいいのか分からないのです。
宿題をするという行動にも、実はたくさんの工程があります。
・ランドセルからプリントを取り出す
・プリントを机に出す
・筆箱を用意して鉛筆を取り出す
というように、プリント1枚の宿題をやるという大人にとってはたった5分で終わると思えるような宿題でも、たくさんの工程があり、母子分離不安の子どもにとってはハードルが高いものなのです。
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毎日の宿題バトルから卒業!子どものやる気スイッチを押すママの声かけ
では、母子分離不安の小学生が宿題をスムーズに始めるためにはどうしたらいいでしょうか?
我が家で実践した方法についてお伝えしますね。
指示を細かく分解する
「宿題しなさい」ではなく、
・プリント出してみようか!
・筆箱持ってきてみようか!
というように、ひとつずつ具体的に伝えることで、子どもは「それだけならできる」と思えて動きやすくなります。
子どもに選ばせる
元々人はやりたくないことや、やれそうにないことにはあまり行動を起こすことができません。
これならやれそう!やってみたい!と思えるような声かけをしていくことで行動することができるようになっていきます。
例えば、
プリント1問だけやる?
それとも音読するページを開いてみる?
というように、どちらがいいかを選ばせてあげることで、行動しやすくなります。
ポイントはどちらを選んでも行動するような選択肢を用意することです。
我が家では、
今ママと一緒にプリントやる?
それともママが料理している間に音読する?
という質問をすると、今プリントやる〜と言って動き出してくれることがありました。
こうして、ママと一緒に宿題をやる、細かく指示を出して動きのパターンを身につけていくということを繰り返して行ったことで、しばらくすると私が何も言わなくても「宿題やらないと!」と動き出すことができるようになりました。
毎日繰り返される宿題バトルにお悩みでしたら、ぜひ今日から試してみてくださいね。
私たち親子の経験が少しでも参考になると嬉しいです。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
さいとうほのか