寄り添っても解決しなかった娘の母子分離不安
ママから離れられない母子分離不安の子どもの子育てに苦戦する日々。
「どうしてうちの子は、他の子みたいにできないんだろう…」
「頑張って寄り添っているのに、育てにくいのは私のせい…?」
と、自分を責めてはいませんか?
実は私もそんな子育てをしていた母親のひとりでした。
現在小学3年生になる娘は、小さい頃から母子分離不安が強く、とても手のかかる子でした。
・夜中に何度も起きて、なかなか一晩眠れない
・私から離れられずお友達と遊ぼうとしない
・パパと2人で過ごすことができない
・習いごとにも1人で参加できない
・学校に通えず授業に付き添いをしないといけない
不安が強く私から離れられない娘に寄り添い、ずっと一緒に過ごす生活に、正直疲れてしまった時期もありました。
思い切って周りに相談してみても、返ってくるのは決まってこんな言葉。
「大変なのは今だけよ」
「どこのおうちも大変なのはみんな同じ」
「ママが好きなんだよ、いいことじゃない」
「子どもと一緒にいる時間をもっと大切にしてください」
ママ友、保育園の先生、区役所、スクールカウンセラー、病院・・・
誰に相談しても気持ちは軽くならず、ますます孤独を感じました。
「お母さんが優しすぎるんだよ」
「甘やかし過ぎないんじゃない?」
時には、心ない言葉に深く傷つくことも・・・。
・私の育て方が悪いからだったんだ!
・ちゃんと普通の子に育てなきゃ!
そんな焦りから、「大丈夫!」「できる!」と突き放して無理やり離れさせようとしたり
「今できるようにならないと大人になってから困るよ!」と厳しくしました。
どうにかして自立して欲しい!という一心だったんです。
だけど、結局ひとりではできない娘。
どうしたらいいかわからないまま、大きくなるにつれて娘との関係がこじれていくのを感じていました。
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母子分離不安は本当に母親のせい?
「母子分離不安」を検索すると母親のせいであるということが書かれています。
母親の過保護、過干渉が原因であるということも。
これって本当なのでしょうか?
答えはNOです!母子分離不安は母親のせいではありません。
日々、誰よりも子どもと真剣に向き合っているのがお母さんですよね。
今この記事を読んでいるお母さん達は子どものことを思って一生懸命に子育てをし、悩んでここにたどり着いている方ばかりだと思います。
だからこそ母親のせいなわけがないんです!
母子分離不安の子に必要なのは『正しい過保護』だった!
実は、母子分離不安は子どもが持つ脳の特性によるものです。
・不安を感じやすい脳の特性
・物事をネガティブに捉えてしまうクセ
・完璧にしなくてはいけないという思考
などが主に関係していると言われています。
つまり、脳が不安を抱えてしまい行動の指令が出せない状態なんです。
このような母子分離不安の子を無理に突き放したり、厳しくしたりしても効果はありません。
むしろ、余計にママべったりになってしまうんです。
母子分離不安の子には、その子の特性に合った対応をすることが大切です。
とはいえ、そんなに難しいことをする必要はありません。
今までの対応をほんのちょっと変えればいいだけなんですよ。
実は、母子分離不安の子に合った対応とは、過保護にすることなんです!
過保護にしちゃっていいの?と驚いたかもしれませんが、心配する必要はありません。
ですが、過保護は過保護でも母子分離不安の子の自立をサポートするには『正しい過保護』にすることが大事なんです。
正しい過保護の仕方について、ここからご紹介していきますね。
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『正しい過保護』の対応方法とは?
正しい過保護の仕方とは、子どもの要求に対して褒め言葉をセットにしてOKを出していくことです。
例えば、「ママ〜、服とってきて!」と言われた時に、「着替えするんだね!」という声かけをしてからママが服を取りに行くということです。
この声かけが着替えをしようとしていることにママが気づいてくれているという肯定になり、着替えをスムーズに進めることができるようになるのです。
今までこんな態度をとってしまったことはありませんか?
・言われた通りにしないと機嫌が悪くなるので服をとる
・文句を言ったり、ため息をつきながらも服をとる
ついついやってしまいがちなこれらの態度は、ただの甘やかしです。
「こう言えばママはやってくれる」と子どもが学び、要求が減ることはありません。
母子分離不安の子は、正しく甘やかすことで不安があっても行動できる子に育ち、自立していくことができるんです。
ママべったりだった私の娘も、今では何でも自分で決めてひとりで動ける子になりました。
困った時には頼れるパートナーのような、心強い存在になっています。
娘のおかげで出会えた子育ての軸
たった数年前まで、育てにくい娘に悩み、夜な夜な検索し、眠れずに過ごしていた私が、辛くて孤独な子育てを卒業できたのはなぜでしょう?
それは我が子に合った子育てを学び、繰り返す不安に巻き込まれない子育ての軸を手に入れることができたからです。
学校の先生でもなく、医者やカウンセラーでもない。
私自身の声かけで娘の眠っていた行動力を引き出し、隠れた才能を開花させることができること。
正しい対応を知ることでこんなにも見る世界が変わるのかと驚きました。
もし娘が母子分離不安でなかったら?
子育てを学ぶことを選ばなかったら?
子育てが楽しいものだということに気づかず、間違った対応をし続けて苦しいままだったでしょう。
小学生というまだまだやり直すことができるこのタイミングで出会わせてくれた娘に感謝しています。
子育てができる時間は有限です。
正しい過保護で我が子を自立に導く子育ての軸を手にしたいと思うのであれば、一緒に学んでみませんか?
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
さいとうほのか