不安が強い偏食の多い子の夏休みのお昼ご飯、毎日どうする?
長い夏休み。給食がない分、お昼ご飯づくりが毎日の悩みになっていませんか?
不安が強い偏食が強い子は、同じメニューばかりを好みがちですよね。
「何を作ればいいか分からない…」
「せっかく作っても食べてくれない」
「つい手軽なレトルトや麺類ばかりになってしまう…」
実際にうちの娘も偏食が強く困っていました。
栄養面を考えて工夫して出したお昼ご飯に、
「食べたくない…」
「またこれ?」
「カップラーメンがいい」と言われてがっかり…
結局、いつもと同じメニューになってしまっていました。
そもそもなぜ、不安が強い子は偏食が多くなるのでしょうか?
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なぜ不安が強い子は偏食が多いのか?
実は、食事が「親にやらされていること」になってしまうと、子どもの意欲は下がってしまいます。
その背景には、「脳の感覚の特性」と「安心感を求める心の動き」があります。
不安が強い子は、感覚過敏を持つことが多いと言われています。
これは、脳の感覚処理エリアの発達が未熟なことが原因です。
味、におい、舌触り、温度、硬さなど、ちょっとした刺激を強く感じてしまうため、食事に苦手意識が生まれやすいのです。
また、不安が強い子は「自分で選ぶ」ことが苦手だったり、「いつも通り」を強く好む傾向もあります。
だから、同じメニューを繰り返し選ぶのは、「安心したい」という気持ちの表れでもあるのです。
食事の時間を「楽しい!」に変えるポイントは子どもの“主体性”
子どもが食事にもっと関心を持ち、楽しく食べるためのポイントは「主体性」です。
子どもと一緒にスーパーへ行って、食材を一緒に選んでみてはどうでしょうか?
・「今日は〇〇と〇〇、どっちが食べたい?」
・「〇〇と〇〇、どっちのパンがいいかな?」
このように「AとBどっちがいい?」と選ばせると良いでしょう。
どちらを選んでも「いいね!」と肯定してあげましょう。
肯定することで、子どもは嬉しい気持ちになり、「選んでよかった!」という体験が、ワクワク感につながります。
また、自分で選んだ食材で料理を作ることで食べることに興味を持つことができるようになります。
ここから我が家で実践している、子どもと一緒にご飯作りを楽しめる方法についてご紹介していきますね!
料理がもっと楽しくなる!ママと子どもで作る3ステップ
簡単でOK!子どもにできる工程を任せる
包丁や火を使わなくても、子どものできる作業はたくさんあります。
・野菜をちぎる
・ハムを並べる
・お皿に盛り付けをする
ほんの少しの役割でも「自分がやった!」という達成感が生まれます。
多少の失敗もOK!大切なのは達成感
形が崩れたり、味が少し薄くなっても大丈夫!
「これ、私が作ったんだよね!」と誇らしげに食べてくれる姿が見られるかもしれません。
ママはあえて手を出しすぎず、見守る、任せるがポイント。
失敗を恐れず挑戦させてあげてくださいね。
作った後は、しっかり褒める!
完成したら、しっかりと褒めましょう。
「作ってくれて、ありがとう!」
「上手にできたね!」
「〇〇が作ってくれたから、美味しい!」
感謝の気持ちを言葉に出して伝えましょう。
子どもの大きな自信とやる気につながります。
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夏休みのお昼ご飯、娘の偏食のおかげで余計に疲れていた私でしたが、この方法でお昼ご飯に悩まされることも減りました。
そして、お昼ご飯を娘と一緒に作ることで親子のコミュニケーションも増え、楽しく会話をしながら食事をしています。
夏休みのお昼ご飯は、ついママの悩みの種になりがちですが、
子どもを巻き込んで「一緒に考えて、一緒に作る」だけで、
毎日の食事が“楽しい学びの時間”になります。
次のお昼ご飯は、ぜひ「一緒にスーパーに行く」ところから始めてみてくださいね!
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
川澄みさ