受講前、どんなお悩みがありましたか?
「ひとりで家の外に出るなんて考えられない」
当時の息子は、ひとりでは玄関の一歩先へも出ることができませんでした。
少しでもいいから、ひとりで外に出る挑戦をしてほしいという思いから、マンションの敷地内にあるポストに行くお願いをしました。
けれど、返ってきたのは「無理、何言ってんの」という言葉でした。
私がいつも一緒に行動していたことがよくなかったのかもしれない・・・。
もっと早くから、少しずつでも挑戦させておけばよかったなと、悩んでいました。
発コミュを学んで気づいたことはありますか?
脳は新しい行動を始めるときに、最も大きな負荷がかかるという性質があることを学びました。
「ひとりで外に出る」という行動は、息子にとってワクワクするものではなく、むしろ負担を感じる新しい挑戦でした。そのため、脳がうまく身体に指令を出せず、行動に移すことが難しかったのです。
私の関わり方ではうまく動けないことが分かり、息子が取り組みやすいように、やるべきことを小さく分解したり、「やってみたい」と思えるような仕掛けを作ることにしました。
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発コミュを学んでからのお子さんの変化を教えてください
ひとりでポストに行くことができました!そして、満面の笑みで戻ってきました。
自分でできたことが自信に繋がったようです。
最近では「ちょっとポスト見てくるねー!」とひとりで行くようになり、私もとても助かっています。
さらに、同じマンションのお友達の家にも遊びに行けるようになり、成長を感じています。
発コミュを学んで何を実践しましたか?
ポストに行くのがどうして嫌なのか探っていくと、いろいろ不安なことがあるようでした。
そんな息子の不安をひとつずつ解消しながら、最終的には息子の喜びそうなことを取り入れて、ポストに行けるように仕掛けていきました。
「ポストに行くと楽しいことがある!」と思わせるための仕掛けを考えていた時、息子が楽しみにしていたサッカーのユニフォームが届く日が近づいていることを思い出しました。
「これだ!」と思い、私はユニフォームを取りに行く役割を息子に任せることにしました。
そして、ユニフォームが届いた日、「もう届いたかな?」とワクワクしている様子を見て、「見てきたら?」と声をかけたところ、息子は「行ってきまーす!」と、自分からポストに向かうことができました。
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受講した感想を教えてください
受講するまでは、「なんで行けないの?」「大丈夫、すぐそこだよ」と私目線の対応しかできていませんでした。
息子がなぜ外に出られないのか、その気持ちを十分に理解せず、私自身の焦りや期待を押し付けてしまっていたように感じます。
ですが、私が声かけや対応を変えただけで、「ポストに行く」というひとつの目標をクリアでき、子どもに自信がついたことが嬉しかったです。
この自信が外出への不安だけでなく、他の不安を払拭する大きな力にもなり、息子の行動を加速させる大きな一歩となりました。
子どもに新しい挑戦をさせるときには、その挑戦の先にどんな「楽しいこと」が待っているのか、子どもがワクワクするような仕掛けを用意することが、成功のカギになると体感しました。
そして何より、「やらせなきゃ!」ではなく、私自身もその過程を楽しみながら関われるようになったことが、大きな変化でした。
これからも、息子が前向きに挑戦できるような“作戦”を、一緒に楽しみながら考えていきたいと思います。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
仲村まな