小学生の「友達の輪に入れない!」その根底にある不安と人見知りの対処法

うちの子、小学校でうまくやれているのかな?友達の輪に入れないんじゃない?親としてはつい気になってしまいますよね。この記事では、人見知りが激しい小学生におうちでできるサポート方法についてお伝えしています。

新生活、お子さんの人見知りに悩んでいませんか?

 

新しいクラス、新しい先生、新しいお友達。
親としては「すぐに馴染めるかな」「ちゃんとやっていけるかな」と気が気じゃない日々ですよね。

 

特に、人見知りが激しかったり、お友達を作るのがちょっと苦手なタイプだと、なおさら不安になってしまうものですよね。

 

我が家の小学生の娘もとても慎重で人見知りが激しい子です。

新しい環境に入ると、なかなか自分から話しかけることができず、モジモジしてしまい友達の輪に入れないタイプでした。

 

「〇〇ちゃんに話しかけてみたかったんだけど今日もできなかった」

「誰も遊んでくれないから休み時間に1人で折り紙をしていた」

 

と毎日しょんぼりした様子で学校から帰ってくるのです。

 

娘から聞く話に心配になってしまった私は、帰宅後すぐに

 

「今日はどうだったの?話しかけられた?」

「お友達できた?大丈夫だから話しかけてみてごらん」

 

と問いただしてしまっていました。

 

それに対しての娘の返事はネガティブなものばかり。

 

この子は学校でちゃんとやっていけるんだろうか・・・と将来が不安でたまりませんでした。

 

 

 

 

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人見知りの激しい小学生が友達の輪に入れない理由と脳の特性

 

なぜ、人見知りが激しい子は友達の輪に入れないのでしょうか?

 

いくつかの原因についてご紹介しますね。

 

不安を感じやすい脳の特性

 

脳には扁桃体と呼ばれる危険を察知するアラームのような働きをする部分があります。

 

恐怖不安といったネガティブな感情に深く関わり、感情や行動をコントロールする

上で重要な役割を果たしています。

 

人見知りが激しい子はこの扁桃体が敏感であることによって、ちょっとした相手の表情や声のトーンなどにも強い不安を感じてしまうのです。

 

そのため、お友達になってみたいけど怖そうと感じてしまいなかなか声をかけることができないのです。

 

ことばの力が弱い

 

お友達と話をするにはコミュニケーション力が必要とされますが、人見知りが激しい子はことばの力が弱く、自分の考えていることや言いたいことを伝えることに苦手さを抱えています。

 

何して遊ぶ?と聞かれても、自分は何をしたいのか伝えることができないとそこから関係が発展していきませんよね。

 

そのため、お友達に話しかけることをためらってしまうため、なかなか友達の輪に入れないのです。

 

 

 

 

では、お友達に話しかける時に感じる不安を解消し、人見知りを克服するためにはどうしたらいいでしょうか?

 

 

 

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おうちでできる2つの人見知り克服法

 

実は、集団生活で自分から行動を起こすために必要な力はおうちで育てることができるんです!

 

先ほど説明してきたように、人見知りが激しく友達の輪に入れないのは脳の特性からきているもの。

 

気合いや根性で解決できるものではないですし、お子さんの心の弱さや甘えでもありません。

 

大丈夫!話しかけたらお友達になってもらえるよ!と無理に話しかけさせようとしたところでできるようにはならないのです。

 

大事なことはおうちで自信をつける会話を重ねることで、自分ならきっとできる!と思えるようになることです。

 

ここから、我が家で実践している方法についてご紹介しますね。

 

できていることに注目する

 

・1人で起きてきたんだ〜

・飲み物を自分で入れようとしているんだね

・お菓子のゴミ捨ててくれるの?!

 

などなど、子どもが当たり前にしていることを見つけてそのまま伝えています。

 

もう小学生なんだから、このくらいできて当たり前!と思わないでくださいね。

 

ママがして欲しいこと、できたらすごいことではなく、日常生活で普通にできていることを見つけていくことがポイントです。

 

自分はこんなにできていることがあるんだ!と思えることで自信につながります

 

子どもに心配なことがあると、ついついできていないことに目が向いてしまいがちですが、当たり前になっているできていることが日常にはたくさんあるハズです。

 

いくつ見つけられるかな?とゲーム感覚で見つけてみましょう。

 

ことばの力を伸ばす

 

おうちで会話をするときに、「〇〇はどうする?」と聞いてみます。

 

例えば、朝ご飯どうする?と言ったように、何を食べるのかをママが決めるのではなく、子どもに質問して決めてもらうのです。

 

この時に大事なのは、意見を言うまで待つこと

 

そして、子どもの意見を肯定することです。

 

私娘はことばの力が弱く、聞いても返事が来るまでにすごく時間がかかります。

 

ですが、根気よく続けていったことで、すぐに返事が返ってくるようになりました。

 

自分の発言が認められて肯定されるという成功体験をおうちで積み重ねることで、集団生活の中でも自分の気持ちを言うことができるようになるのです。

 

今日もお友達と話せなかった・・・と毎日落ち込んでいた小学生の娘ですが、今では自分から積極的にお友達に話しかけてたくさんのお友達と過ごしているようです。

 

 

人見知りしやすい性格や不安を感じやすい特性をなくすことはできません。

 

ですが、おうちでできる日々の声かけやコミュニケーションの積み重ねによって、子どもの行動力をあげていくことで、その子らしく過ごすことができるようになっていきます。

 

ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

 

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

さいとうほのか

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