母子分離不安とは?原因とおうちで出来るママの基本対応

ママと一緒がいい!なかなかママから離れられないお子さんにお悩みではありませんか?母子分離かもしれません。この記事では、母子分離不安の原因とおうちでママができる基本的な対応方法についてご紹介しています。

 

ママから離れられないお子さんに困っていませんか?

 

何をするにもママと一緒がいい、ママがいないと寂しい・・・

 

ママから離れられないお子さんはいませんか?

 

小学生になってもママから離れることができなかったり、ママがいないことに不安を感じて学校へ行き渋ったりするのをみていると心配になってしまいますよね。

 

「周りの子はもう大丈夫なのに、何でうちの子だけ…?」

このまま大きくなって大丈夫かな?」

 

という不安にかられることもあるのではないでしょうか。

 

また、

 

「ひとりっ子だからって甘やかしすぎたのかも・・・」

「小さい頃から保育園に行かせてあまり一緒にいてあげられなかったから?」

 

と自分自身を責めてしまっているママもいるかもしれません。

 

 

もしも、自分の子育てを責めているママがいるならば、それは間違いです。

 

お子さんがママから離れられない「母子分離不安」なのは、お子さんの持っている脳の特性だからです。

 

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母子分離不安とは?

 

母子分離不安とは、子どもがママと離れることに対して強い不安を感じることです。

 

2歳頃までの子どもがママから離れることに対して不安がったり泣いたりすることは、正常な発達過程で起きることであり、心配する必要はありません。

 

​​このような不安は一般的に、ママと一度離れてもしばらくすればまた会えるということを子どもが学習すると治まっていきます。

 

ですが、小学生になっても続くようであれば注意が必要です。

 

なぜなら、母子分離不安は進行するからです。

 

 

・学校へ行くことが難しくなってきた

・お友達と遊びに行きたがらない

・部屋に一人でいられない

・家の中でもママのあとをついてくる

・一人では眠れない

・頭痛や胃痛など、身体症状が現れる

 

お子さんにこのような症状はありませんか?

 

このような症状が1カ月以上続き日常生活にも支障をきたしている場合、分離不安症という診断がつくこともあります。

 

症状が進んでしまう前に早めに対応していくことをオススメします。

 

母子分離不安の原因

 

母子分離不安になる原因は、生まれ持った特性環境によるストレス、また親子関係が複雑に絡み合っていることが多いと言われています。

 

また、母子分離不安は発達障害と関係していると書かれている記事もたくさん見かけます。

 

このようなことを知れば知るほど、ママの不安は大きくなってしまうのではないでしょうか。

 

ですが、実は母子分離不安の原因は、脳が不安を感じて自分に動く指令を出せないだけなんです!

 

母子分離不安の子が持つ不安を抱えやすい脳の特性を理解し、不安を予防する対策をすることができればひとりでも動き出すことができるようになっていくのです。

 

 

母子分離不安の対応が難しいのは、周りに気づいてもらえないことにあります。

 

なぜなら、母子分離不安の子は我慢強い子が多く、不安を抱えたまま頑張りすぎてしまうことがあるからです。

 

大人たちの目に留まらないため見過ごされてしまい、気がついた時には、酷い行き渋りに繋がったり、身体症状として現れてしまったり、ママべったりになってしまうということにもなりかねません。

 

大切なのは、おうちでママがお子さんの抱えている不安の強さに気づき、安心できるママの声かけで「こうやって動いてごらん」と脳に教えてあげることです。

 

 

うちの子は母子分離不安?チェック診断

 

母子分離不安の子が抱えている不安の強さはどのように見極めたらいいでしょうか?

 

それは、子どもの言動です。

チェックリストを使って、お子さんの不安の強さを確認してみましょう!

 

チェックリスト

 

⬜︎ 人見知り、場所見知りがある

 

⬜︎ 園や学校に行き渋りがある

 

⬜︎ 「ママやって」が口ぐせ

 

⬜︎ 自分で決められない

 

⬜︎ 思い通りにいかないと癇癪を起こす

 

⬜︎ 家の中でもママの場所を確認する

 

⬜︎ ひとりで眠れない

 

お子さんはいくつ当てはまりましたか?

 

これらの予兆が見られたら、要注意です。

 

今すぐに対応していくことをオススメします。

 

 

 

母子分離不安の基本対応

 

では、不安を抱えやすいお子さんの分離不安を解消していくにはどのように対応をしたらいいでしょうか?

 

それは、不安があっても動ける行動力を育てていくことです!

 

生きている以上、不安はいくらでも出てくるもの。

どんな人も、抱えている不安をゼロにするということはできません。

 

だからこそ、不安を抱えていても乗り越えて動くことができる行動力を育ててあげることが、母子分離不安解消の近道になるのです。

 

 

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それでは、ここから行動力を育てるためのポイントをご紹介しますね。

 

それは、ことばの力を伸ばすことです。

 

母子分離不安の子は、自分の気持ちや意見をことばにして人に伝えることが苦手です。

 

そのため、困ったことや嫌だったことを伝えることができずにネガティブな感情を抱え込んでしまうことで、さらに不安を強くしてしまいます。

 

ことばの力を伸ばしていくことで、自分の気持ちを人に伝え行動できる子に育っていくのです。

 

ことばの力はママが質問をすることで育てることができます。

 

朝ごはん、おにぎりとパンどっちがいい?

 

というような簡単に選べる内容で構いません。

 

大切なのは、自分で選んで言葉にして、人に伝えることです。

 

この時大事なのが、発言したことをママが肯定すること。

 

自分が言ったことに対してママが肯定してくれたという成功体験が自信となって積み重なり、ことばの力が育っていきますよ。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

母子分離不安の症状や原因、不安の強さの見極め方、そして基本となる対応方法についてご紹介してきました。

 

こちらの無料書籍では「母子分離不安度」と、「母子分離不安の進行ステージ」をより詳しく調べることができるチェックシートがついています。

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

さいとうほのか

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