ひとりが不安な小学生。高学年でもお母さんから離れられない状態とは?
高学年になったのに「お母さん、ついてきて」
ひとりで行動する事が出来ない子はいませんか?
もう高学年なのに大丈夫かな、と親である私たちが不安になることも
あると思います。
結論からお伝えすると、これは決して甘えではありません。
母子分離不安の気質がある小学生の高学年の子は、脳が不安を抱えて行動が止まってしまっているだけです。
無理に離すことでは解決しません。
安心を積み重ねる関わりが、自立の土台になります。
寄り添うべきか、無理にでも離れさせた方がいいのかと迷う中で、
どう対応すればいいのかわからなくなることもありますよね。
私も、同じことで悩んでいました。

当時、小学6年生の娘は、
4年生の頃から習い事に行き渋るようになり、付き添いが必要になりました。
そのうち学校にも行き渋り始め、
最初は門までだった付き添いが、
下駄箱、教室前へと少しずつ増えていき・・・
やがて授業中も廊下で待つようになり、
ついには教室に入れず、
お昼まで2人で廊下で過ごす日も出てきました。
それと同時に、
仕事に行こうとすると
「寂しい」「不安」と泣かれ、
ひとりで留守番もできなくなっていきました。
家の中でも常に後をついて回り、
一緒に遊ぼうと求められ、
まるで幼児期に戻ったかのような状態に。
私がひとりになれるのは、
お風呂の中と、近所のスーパーに行くわずかな時間だけ。
在宅で仕事をしていても手につかず、
イライラはどんどん大きくなっていきました。
そして私は、
「なんで学校に行かないの?」
「理由は何?」
「甘えてるだけじゃないの?」
と問い詰めるようになり、
「いい加減にして!」
「仕事の邪魔までしないで!」
と感情をぶつける日々になっていきました。
気づけば、
親子の関係はピリピリしたものに変わっていったのです。
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どんな様子が見られる?母子分離不安のサイン
母子分離不安とは、
親と離れることへの不安が強くなり、日常生活に影響が出ている状態です。
例えば、
・登校時に強い不安が出る
・親と離れる場面で涙や不安が止まらない
・留守番ができない
・常に親のそばにいようとする
このような様子が続くときは、
母子分離不安の状態が考えられます。
母子分離不安は低学年に見られるものと思われがちですが、
小学生高学年でも起こります。
高学年になって母子分離不安が強まる理由
母子分離不安は、
脳の中で不安を感じるセンサーである扁桃体が強く働くことで起こります。
特に、小学生の高学年になると、
考える力は育ってきていますが、
感情や不安をコントロールする力はまだ十分ではありません。
そのため、
・他人からどう見られているかを気にする
・正解を出さなければと考える
・未来を予測して不安になる
といった力が育つことで、
周囲との比較やプレッシャーが増え、不安を感じやすくなります。
不安を感じたとき、脳は身を守るために
・失敗しないように完璧でいようとする
・友達に嫌われないよう周りに合わせる
・先生から怒られないように気を付ける
といった行動を取るようになります。
その結果、一見普通に過ごしているように見えても、
頭の中ではずっと緊張を抱えたまま過ごしている状態になります。

家の外で気を張って過ごしている子ほど、
安心できる家では不安が一気に表に出て、
ママから離れられなくなってしまったり、
逆に反抗的な態度として現れることがあります。
さらにそれが積み重なると、ある日突然——
・行き渋りが強くなる
・動けなくなる
・無気力になる
といった形で表に出ることがあります。
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ママべったりを悪化させてしまうNG対応
母子分離不安が強いときに正論で動かそうとすると、
かえって不安が強まり、行動が止まりやすくなります。
不安が強いときは、
考える力を担う前頭前野が働きにくくなるため、
正しいことを伝えても行動につながらないからです。

例えば、
・「もう高学年なんだから」と突き放す
・理由を問い詰める
・無理に離れさせる
・感情的に叱る
こうした関わりは、
不安をさらに強めてしまうことがあります。
その結果、
・親から離れられなくなる
・不安が強くなる
・動けなくなる
といった状態が悪化しやすくなります。
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母子分離不安がある高学年の子どもが自立していく関わり方
母子分離不安がある小学生の高学年の子には、安心を先に満たす関わりが必要です。
まず一つ目は、同意する関わりです。
子どもの気持ちに対して「そうだよね」「不安になるよね」と言葉をかけることで、安心感が生まれます。
気持ちが受け止められると、不安は少しずつ落ち着いていきます。
二つ目は、興味や関心を示す関わりです。
どんなゲームをしているのか、どこが面白いのかと問いかけることで、評価ではなく関心を向ける関わりになります。
自分に興味を持ってもらえることで、安心感と自己肯定感が育っていきます。
三つ目は、見たままを言葉にする関わりです。
宿題を始めたことや着替えている様子などをそのまま伝えることで、存在が認められていると感じられます。
評価されずに認められる経験が、安心につながります。

こうした関わりを続けていくことで、子どもは少しずつ自信を取り戻していきます。
そして、自分で動こうとする力が育ち、親から離れる力へとつながっていきます。
私の娘もこの関わり方を続けたことで徐々にママべったりが落ち着いていき、
私に予定があっても1日中ひとりで留守番を楽しむようになりました。
そして学校へ戻りたいと言うようになり、今では毎日楽しく学校へ通っています。
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ここで、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいのです。
子どもが変わっていくとき、
きっかけになるのは、特別な方法ではありません。
日々の関わりの中で、
少しずつ安心が積み重なっていくことです。
同じ声かけでも、
「なんとかしなきゃ」と思って関わるのか、
「大丈夫」と思って関わるのかで、
子どもの受け取り方は変わっていきます。
だからこそ大切なのは、
やり方を増やすことではなく、
関わるときの土台を整えることです。
もし今、
「この関わりでいいのかな」と迷うことがあるなら、
それはうまくできていないのではなく、
より良い関わりを探しているサインかもしれません。
少しずつで大丈夫です。
まずは、できるところから関わりを変えていくことが、
子どもの安心につながっていきます。

これからご紹介する小冊子では、
母子分離不安がある子に
今の関わりが合っているのかを見極めるためのサインや、
知らずにやってしまうと子どもが止まってしまう声かけ、
安心から行動につながるまでの流れをまとめています。
さらに、
お子さんの状態をその場で確認できる
母子分離不安進行度チェックシートもついています。
今の関わりが合っているのか、
なんとなく不安を感じている方は、
一度整理してみてください。
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母子分離不安の小学生高学年に関するよくある質問(FAQ)
A:珍しくありません。
高学年でも不安が強まることで起こる自然な状態です。
A:甘えではありません。
不安が強くなっているサインです。
A:安心できる関わりを増やすことが重要です。
肯定的な関わりが自立につながります。
<執筆者>
発達科学コミュニケーショントレーナー
春元まどか




