学習前に必ず「足が痛い」という子の発達ポイントはココ!

日常の困り事

勉強時に身体の
不調を訴える子に、

「じゃあ、今日はもう
Youtubeもゲームもナシで
いいのね?」と、

脅してしまうことは
ありませんか?

(はい、かつての私は
いつも言ってました・・。)

実はそれ、逆効果なんです。

身体の不調は、
脳からの「危険!」のサイン
だとお伝えしたように、

ストレスでいっぱいになった
脳には
大好きなことをして
リラックスさせてあげることが
大切だからです。

今日は、
塾にやってくると必ず
「足が痛い」と訴えていた
当時小学2年生のTくんに
私がしたことをお話ししますね。

Tくんの脳の発達ポイント
を見つけながら
読みすすめてください^^

「足が痛い」
そう訴えるTくんの本心
「もうこれ以上
勉強するのはイヤだ!!」
です。

好奇心旺盛で興味があることには
全力で突っ走るタイプのTくんは
毎日学校でパワーを
使い果たしていたのです。

そこで私は、

「そっか、そっかぁ・・。
調子悪いんだね、
それなら
できる分だけでいいから、
 
サッサとやってしまおう!
そして、
早く家に帰って
ゲームしよう!」

そう言って、
その日の身体の調子に
あわせた勉強量を自分で
決めてもらっていました。

「プリント1枚?
たったこれだけ?」
という量であっても
OKとしました。

ほんの5分ほどで
終えたとしても

「しんどいのに
よく頑張ったね!」

ハナマルをあげて、
ご褒美シールを渡します。

もうこの時には、
「足の痛み」は消えています^^

「家に帰ったら
何のゲームするの?」
と聞くと、
意気揚々とお喋りしてくれます。

ともすれば、
プリント学習している時間よりも
私とのお喋りタイムの方が
長いくらいです^^;

ひと通りしゃべり終えると、
来た時とは見違えるような
元気な顔で「さようなら!」
帰っていきます。

さて、ここまで読んで、
Tくんの脳の発達ポイント
いくつ見つかりましたか?

~Tくんの発達ポイント~
・体調に合わせた勉強量を自分で
判断して決定した。

・決めたことを最後までやりきった。

・ご褒美の声かけとシールで得た達成感

・得意なゲームの話しでアウトプット!

・イヤだなーと思って来た塾だったけど、
最後は楽しい気分で成功体験に!!

このように、
この日、何を勉強したか?は、
Tくんの脳の発達には
あまり重要ではないのです。

家で嫌がる宿題も同じです。
「イヤだ―」「やりたくないー」と
なっているとき、

その勉強は子どもにとっては
意味がありません。

それなら、その宿題時間を
どうやって脳を育てる時間にするか?

そう考える方が得策です^^

このかかわりを
続けているうちに、

Tくんは苦手だった算数が
だんだん
得意になっていきましたよ^^

ぜひ参考にしてみてくださいね。
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