【3話】「受験したい」って言ったの、誰だっけ?

これまで
「受験したい」と言っているのに、

朝からゲーム。

宿題はやらない。

塾の時間になっても動かない。

そんな子を見た時に、

「本当に行きたいの?」

と、
やる気を疑う前に、

この子は、
どこで止まっているんだろう?

と見てみてください、
というお話をしてきました。

 

【1話】グレーゾーンの子の受験は、ママの感情が9割 
https://www.agentmail.jp/archive/mail/2662/9444/869466/

 

【2話】 「受験したいのにゲームばかり」の矛盾には理由があってね・・
https://www.agentmail.jp/archive/mail/2662/9444/869632/

今日は、
このシリーズの最後です。

受験期って、

子どもより先に、
ママの心が受験モードに入る
ことがあります。

「あと何日しかない」

「今日もやってない」

「このままで間に合うの?」

気づくと、

子どもよりママの方が
時計を見ている。

そして、

「もうゲームやめたら?」

「宿題は?」

「塾の時間だよ」

「受験したいって言ったよね?」

と、

声をかける回数が
増えていく。

だけど、

ここが少し怖いところです。

ママがアクセルを踏むほど、
子どもはブレーキを
踏むことがあります。

なぜなら、

もともと

・切り替える
・取りかかる
・順番を考える
・時間を見積もる

こういうことに
負荷がかかりやすい子に、

さらに

「怒られないようにしなきゃ」
「また言われる」
が乗るから。

すると、

頭の中は
勉強どころじゃなくなるんです。

「わかってる!」

「今やろうと思ってた!」

「うるさい!」

になって、
気づけばまたゲーム。

 

ママは、
動いてほしくて言っている。

 

なのに、
言えば言うほど、動けなくなる。

これ、
受験期には本当によく起こります。

だから私は、
グレーゾーンの子の受験は
ママの感情が9割

だと思っています。

と言っても、

ママはイライラしちゃダメ。
いつも笑顔でいましょう。

なんて話ではありません。

そんなの無理です。

私だって、

息子がゲームしていたら、
「え、今日それで終わり?」

って
何度も思いました。

だけど、

そこで一つだけ、
変えたことがあります。


やる気がないと決めつけない。

今日できなかったなら、
「この子、どこで止まった?」と見る。

ゲームをやめられなかったなら、
「意志が弱い」
ではなく、


切り替えるところで
止まったのかもしれない。

宿題に手をつけなかったなら、

「怠けてる」
ではなく、

何から始めればいいかで
止まったのかもしれない。

計画通りにできなかったなら、

「だから言ったでしょ」

ではなく、

計画を立てる力そのものに
まだサポートが必要なのかもしれない。

そう見られるようになると、

ママの役割が変わります。

子どもを動かす人から、

子どもが自分で
動けるようになるまで

伴走する人へ。

これ、
ものすごく大きいです。

うちの息子も、

A高校を目指すと
決めた翌日から、

急に受験生らしくなった
わけではありません。

やる日もあれば、

やらない日もある。

始めるまでに
ものすごく時間がかかる日もある。

ゲームから
切り替えられない日もある。

だけど私は、

合格だけをゴールに
しませんでした。

自分で決める。

うまくいかない。

考え直す。

またやってみる。

この繰り返しこそ、
受験が終わったあとも残る
「自分の人生を自分で動かす力」
になるからです。

受験って、

親が子どもを
志望校まで引っぱる
イベントじゃない。

子どもが、
自分で決めた未来に向かって
自分の足で進む練習。

私は、
そう思っています。

だからもし今、

「受験したいって言ったのに、
なんでやらないの?」

と思っているなら、

一度だけ、

こう見てみてください。

やりたくないんじゃなくて、
やりたいのに
動けないのかもしれない。

ここが見えると、

声かけは
かなり変わります。

そしてこれは、

受験だけではありません。

ゲーム。

宿題。

お風呂。

朝の支度。

学校。

毎日の中で、
「わかってるのに動けない」
子には、
同じことが起きています。

だから私は、
「どうしたら言うことを聞かせられるか」
ではなく、

どうしたらこの子が
自分で切り替えて、
自分で次に進めるようになるか。

ここを見ています。

 

最後に育てたいのは、

「言われたから動く子」ではなく、
「自分で次に進める子」。

そこを、
一緒に育てていきましょう。

▼グレーゾーン困った時の声かけ図鑑

無料でダウンロードする

 

この記事を書いた人
松下かよ

私は小学校2年生の男女の双子を育てています、
息子はダウン症を伴う知的障害があり、
最初は彼のサポートに全力を注いでいました。

ですが、長女が小学校入学2週間で不登校になったとき、
「本当に助けが必要だったのはグレーゾーンの彼女だった」
と気づいたんです。

普通級で頑張る彼女の「できない」が
続く毎日を変えるために、
私は【やらせずにできる】
おうち教育メソッドを作りました。

このメソッドはママの声かけを変えるだけ。
子どもが自分から動き出し、「できる」を増やしています。

お母さんの声かけが変われば
知的グレーゾーンの子どもは劇的に変化します。

お子さんの今も未来も諦めなくていい、
一緒に進んでいきましょう!

松下かよをフォローする
グレーゾーン
シェアする
タイトルとURLをコピーしました