昨日は、
グレーゾーンの子の受験では、
「合格できるかどうか」
だけではなく、
その目標に向かって
自分で考え、動いていく
経験そのものが
子どもの力になる、
というお話をしました。
ここから読めます▼
https://www.agentmail.jp/archive/mail/2662/9444/869466/
今日は、その続きです。
「受験したい!」
そう言っているのに、
朝からゲーム。
塾の時間になっても動かない。
宿題もやらない。
声をかければ、
「わかってる!」
と怒る。
これを見ていると、
正直、
「本当にその学校に行きたいの?」
と思いますよね。

だけど、
ここで知っておいて
ほしいことがあります。
「やりたい」と
「できる」は、別
なんです。
グレーゾーンの子の中には、
目標はちゃんとある。
やった方がいいことも
頭ではわかっている。
それなのに、
今やっていることを止める。
次に何をするか考える。
時間を見積もる。
面倒なことに取りかかる。
失敗しても立て直す。
こうした力に
負荷がかかりやすい子が
います。
だから、
「受験したいなら
ゲームやめなよ」
と大人には当然に
見えることが、
本人にとっては
そう簡単ではないことが
あります。
うちの息子もそうでした。
A高校を目指すと
決めたからといって、
翌日から突然、
早寝早起きして、
毎日机に向かって、
計画通り勉強する子に
なったわけではありません。
やると言って、
やらない日もある。
始めるまでに
ものすごく時間が
かかる日もある。
ゲームから
切り替えられない日もある。
そんな姿を見るたびに、
親の方が焦ります。
「そんなことで間に合うの?」
「本当に受験する気あるの?」
と言いたくなりました。
だけど、
ここでその子の
「やりたい」まで
否定してしまうと、
せっかく芽生えた
自分から動こうとする力まで
しぼんでしまうことがあります。
必要なのは、
やる気を疑うことではなく、
「この子は、
どこで止まっているんだろう?」
と見ること。
始めるところ?
切り替えるところ?
何からやればいいか
整理するところ?
失敗した時に
立て直すところ?
ここがわかると、
声のかけ方は
まったく変わってきます。
「早くやりなさい」
ではなく、
この子が自分で
動けるようになるために、
今どんな助けが必要なのか。
そこを見る。
これが、
発達グレーゾーンの子の
受験を支える時に、
私がとても大事に
していることです。
そして実は、
ここでもう一つ
大きなポイントがあります。
子どもが動かない時、
一番揺さぶられるのは、
子どもではなく
ママの方だったりします。
「このままで大丈夫?」
「間に合わないよ」
「また今日も何もしなかった」
この焦りが、
知らないうちに
子どもへの声かけを
変えていきます。
だから私は、
グレーゾーンの子の受験は
ママの感情が9割
だと思っています。
次回は、
子どもを動かそうとするほど
なぜ動けなくなるのか。
そして、
ママはどんなふうに
受け止めればいいのか。
そこまでお話しして、
このシリーズを一旦完結します。
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