ADHDグレーゾーンキッズは要注意!イライラ育児をやめられるようになるママの理解

子どもを怒ることがよくない理由を知っていますか?ADHDキッズには特に、ママがイライラしたり怒るのをやめて欲しい理由があります。理由を知ることでママの行動も変えられるかもしれません。
 
 

1.怒る育児から抜け出したい!なんだかんだで怒ってしまうママ

 
 
子どもの前でイライラしたり、怒ることがよくない理由を知っていますか?
 
 
いまいちその理由もわからず、なんだかんだで怒ってしまってることってありませんか?
 
 
世の中の風潮的にも、なんとなく怒るのは良くないこと、と感じている方も多いかと思います。
 
 
そして子どもと一緒に過ごす時間は、できる限り笑顔で穏やかに過ごしたいと願うママも多いでしょう。
 
 
その反面、朝から晩まで子どもたちと一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、イライラしたり、怒りを抑えることが難しい場面も増えてしまいがちですよね。
 
 
 
 
実は私自身がそう感じていました。
 
 
育った時代もありますが、やはりしつけ育児や怒る育児が自分の中で根強くあり、いまいち怒ってはいけない明確な理由まではわからなかったのです。
 
 
一体、怒ることにはどんなデメリットがあるのでしょうか。
 
 
実は、脳の中に、子どもの発達を促す上で怒ってはいけない明確な理由があるのです!
 
 
とくに、注意欠陥多動性障害(ADHD)のお子さんにイライラしてしまう…と感じている方には知っておいてほしい内容です。
 
 
大事な3つを説明していきますね。
 
 

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関わり方を3ステップでわかりやすく解説👇

 
 

2.ママがイライラしたり怒ることで引き起こされるデメリット

 
 
子どもの成長には脳の発達と体の発達の両方が不可欠となりますが、その中でもママのイライラや怒りは子どもの脳の発達に大きく影響を与えます。
 
 
1つ目
人間の脳の中でも、言葉などを理解し、発達していく場所は脳の奥の方にあります
 
 
ここが発達することで脳全体が発達していくのですが、怒られることでネガティブな感情を持ってしまうと、その感情が邪魔して脳の奥にある理解の分野まで届かなくなってしまうのです。
 
 
そうなってくるとたとえどんなに子どもへ丁寧に、一生懸命指示をしてもうまく通りませんし、脳も発達していかないのです。
 
 
 
 
2つ目
脳の発達には自信が不可欠なのですが、ママがイライラして、肯定的な関わりができなくなると、子どもはどんどん不安を感じ、自信をなくしてしまいます。
 
 
自分の行動を否定された子どもは自信だけではなくやる気も失うため、「自分はダメな人間だ」と感じてしまうのです。
 
 
その結果、自分から行動することができなくなってしまいます。
 
 
自信が持てない子は脳の発達が進みにくくなり、自立を促してもうまくいかないことが多くなるのです。
 
 
3つ目
これは、ADHDの子育てをしている方には本当に気をつけてほしい理由です。
 
 
ADHDの子どもは周りの大人の影響をダイレクトに受けるので、子どもの一番近くにいる存在であるママは特に注意が必要です。
 
 
その影響の中でも、「怒り」の感情は特にうつりやすいと言われています。
 
 
お母さんがイライラしていると、その雰囲気を子どもが感じ取り、落ち着きを失ったり、攻撃的な行動をしてしまうこともあります。
 
 
この他にももっと様々な理由がありますが、この3つだけでも、イライラしてお子さんに関わると、お子さんの脳の発達に影響を及ぼすだけでなく、心の面でも安心して育つのを妨げてしまうことがわかります。
 
 

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3.ママが知ることで行動が変わるADHDキッズの未来

 
 
ADHDグレーゾーンの子どもと向き合う上で大切なのは、子どもが「なぜ怒るのか」を知ったうえで、ママ自身が「怒るのをやめよう!」と意識することです。
 
 
ここまでお話ししたことで、ADHDキッズにとってママがイライラしながら接することは良い結果を生まない、と気付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
「なぜそうなるのか」という理由を知るだけでも、物事の捉え方が変わり、心にも余裕が生まれます。
 
 
そして、「意識しよう」と思うことで、自然と行動にも変化が現れるのです。
 
 
「意識するだけで変わるの?」と思われるかもしれませんが、「怒ることがなぜよくないのか」を知ることこそが、行動を変える最初の一歩となるのです。
 
 
 
 
人は、理由がわかると感情が落ち着くものですよね。
 
 
「ただ怒っていた」と感じていた場面でも、別の視点で見られるようになるかもしれません。
 
 
すぐに完璧にできなくても大丈夫です。
 
 
大切なのは、「なぜ怒ってしまうのか」「なぜ怒らないほうがいいのか」を知ること。
 
 

それによって、少しでもママ自身のイライラや怒りの感情を落ち着けるヒントになれば嬉しいです。

 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー
 
 

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