不注意が招くADHDグレーゾーンキッズのケアレスミスを激減させる”見る力”の育て方

ADHDグレーゾーンのお子さんのケアレスミスが気になっていませんか?もったいない間違いで点数が低くなってしまうとやる気もなくなってしまいがちです。そんなときは楽しく見る力を育てるのがオススメです!
 
 

1.ADHDグレーゾーンの子どものケアレスミスが気になっていませんか?

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)のお子さんが、テストやプリントでケアレスミスが多くて気になっていませんか?
 
 
途中までは合っているのに、数字がウッカリとか、漢字の読み間違いとか、そのせいでバツや三角を付けられてしまっていて、点数がいつも悪い…。
 
 
 
 
今はまだいいけど、もっと大きくなって大事な試験のときにケアレスミスが多いと致命的じゃない⁈なんて心配になってしまいますよね。
 
 
高校や大学の試験では、その学校の傾向次第では考えている経過を書くと多少は点数をもらえたり、考える力を見てもらえるらしい…?という話も聞きますが、基本は間違いとされますよね。
 
 
もったいない間違いで試験の点数が伸びないのは本人もガッカリしてしまうし、やる気も保ちにくくなってしまいます。
 
 
そうなる前に今のうちになんとかしたい、と感じている方もいるのではないでしょうか?
 
 
ではADHDグレーゾーンの子どもがケアレスミスが多い傾向にあるのはなぜでしょうか。
 
 

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2.ケアレスミスの原因はADHDグレーゾーンの特性「不注意」

 
 
ADHDグレーゾーンの子どもの特性に「不注意」というものがあります。
わりと有名なので、聞いたことがあるという方も多いと思います。
 
 
この「不注意」の特性がある場合、人の話を聞いていなかったり、気が散りやすいということがありますが、実はケアレスミスにも関係してきます。
 
 
不注意の傾向があるお子さんは、注意を向ける対象がコロコロ変わりやすかったり、注意を持続できないということがあります。
 
 
そのため、プリントやテストの文字を集中して見ることが出来ていないかもしれないのです。
 
 
文字を最後まで見ていなかったり、集中していないので見間違えてしまったり、何となく見た感覚で覚えてしまっていたりします。
 
 
そんな状態で取り組んでいたら、ケアレスミスが多くなるのも納得ですよね。
 
 

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3.惜しい間違いが多くて〇がもらえない息子

 
 
我が家のADHDグレーゾーンの息子もケアレスミスが多いです。
 
 
算数なら最後の答えを見るとバツだけど、その前を見ると、ここの数字が違うじゃん!という箇所があります。
 
 
つまり解き方がわかっていないのではなく、数字の見間違いが多いのです。
 
 
漢字の書き取りだと、点が少ない・多いとか、はらう向きが違うとか、なんか惜しい!といった間違いが多いです。
 
 
 
 
算数の問題の解き方や考え方は合ってるけど答えは違う、漢字も使い方は合ってるけど形が少し違う…これだと〇にはならないですよね。
 
 
せっかく途中までは合っているのに惜しい間違いが多くて〇がもらえません。もちろん点数も低くなってしまいます。
 
 
結果、息子はやる気がなくなってしまいがちでした。
 
 
出来ないわけじゃないのに、このまま自信を失くして勉強嫌いになってしまうのはもったいない…!
 
 
そこでこんな方法を試してみました!
 
 

4.子どもの好きなことで注意深く見る力は鍛えられる!

 
 
息子は絵を描くことが好きです。自作の絵も描きますが、よくマネをして描いたりもします。
 
 
そこで、子どもの好きなキャラクターの描き方を細かく説明しているYouTubeを使って、家族で模写大会をしました。
 
 
進み具合に合わせて少しずつ停止して、私がよく観察しながら描く姿を見せました。
 
 
わざと、「うーん、ここはどうなっているのかなぁ?」と子どもたちに質問したりして、細かく見るように促しました。
 
 
一回目は、自分でも「なんか違うんだよなぁー」と言いながらもなんとか仕上げました。
二回目は自分で納得がいかなかったようで、途中で怒ってやめてしまいました。
三回目は「やだ!」と断られました…。
 
 
失敗だったかなぁ…と思っていたら、なんとこっそり自分で模写の練習をしていたんです!
 
 
学校で描いたり、私が側にいないときだったり、「一人でやりたい!」と描き続けていました。
 
 
「自分の体も観察してごらん?描くときにイメージしやすくなるよ!」とアドバイスすると、自分の体を色々な角度から観察するようにもなりました。
 
 
その結果、今では私もビックリするほどの上達具合です。学校のクラスのみんなに一目置かれるほど上手に描けるようになりました。
 
 
息子が模写をしている様子です。
 
 
この模写作戦は、見る力にかなり効きました!描きたいものを注意深く観察することを繰り返したことで、日常生活の中でも注意して見たり、意識を向けることができるようになったと感じています。
 
 
当初の目的だった、ケアレスミスがかなり減って、〇がたくさんつくようになりました。
 
 
〇が増えたので息子もやる気が出て、次は100点取りたいから漢字の練習すると言ったりするようになりました!
 
 
このように、息子には絵を描くことでしたが、レゴとか、工作とか、あるいは外遊びでも良いと思います。
 
 
お子さんが好きなことで、見てマネして自分でやれる、というもので注意深く見るという意識をつけてあげてください。
 
 
自分で意識してものを見ることが、注意を向けることや注意深く見る力に繋がっていきますので、お子さんの好きなもので試してみてくださいね!
 
 
もしやってみたらこんな方法でやってみたよ!とWebページのメールに教えてくださったらうれしいです♪
 
 
 
 

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執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
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