【実録!】ほめる育児、してますか?発達障害・グレーゾーンの子どもに私が苦手だった”ほめる”を取り入れたら、息子が激変!

ほめるのが大の苦手だった私ですが、あることをきっかけに、ほめることの真の意味を知りました。発達障害・グレーゾーンの息子に対して「褒める育児」をすると、子どもが激変したんです!
 
 

1 発達障害・グレーゾーンの子どもにほめる育児、あなたはどう思いますか?

 
 
ほめる育児”あなたはどう思いますか?
 
 
ほめてばかりではつけあがるのではないか?
そもそもほめるところが見当たらない。
向上心が無くなるのではないか?
ほめられなければ何もしない子になるのでは?
 
 
このどれか、もしくは全てに当てはまるという方、多いのではないでしょうか。 これらの思い、とてもよく分かります。だって私がそうでしたから!
 
 
私たち日本人は我慢を美徳とします。あまりほめられることなく、足りないところやできないところを指摘されながら育ちました。日本の“しつけ”の文化です。
 
 
そのため、ほめられることにも、ほめることにも慣れていない人が多いですよね。
 
 
私自身も例外ではなく、ほめられて育った記憶があまりありません。なので、ほめる育児はとてもハードルが高かったです。
 
 
 
 
その上、発達障害・グレーゾーンの子どもにほめる育児って、「おだて育児」という感じがして抵抗がありました。ほめてばかりではろくな大人にならないんじゃないかと思っていたのです。
 
 
先日、息子にこんなことがありました。
 
 
息子は帰宅したとき靴を揃えて上がらず、カバンの中を見たらプリントはグチャグチャ。連絡帳の字もほとんどが読めないくらい汚かったんです。
 
 
ほめることができなかった頃の私だったら、どうしたでしょうか。
 
 
「靴揃えてないよ」
 
「またプリントグチャグチャ!ファイルに入れてって言ってるでしょ!」
 
「連絡帳、もう少し綺麗に書いたら?」
 
 
こんな風にできていないことに目を向け、注意していたと思います。
 
 
そして、注意された息子は、声かけを無視したり、イライラして物にあたったり。私はその息子の態度にまたイラッとして、そこから親子バトル勃発‼︎
 
 
これ、小学生男児のいる親子のあるあるですよね!(笑)
 
 
でも、この状態から脱することができたんです!
 
 

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2 苦手だったほめる育児のきっかけは、発コミュとの出会いから。

 
 
わが家の長男は、小学2年生の時の転校をきっかけにとても精神的に不安定になりました。
 
 
そこから、私は息子連れて専門機関の門をたたいたり、発達障害や注意欠陥多動性障害(ADHD)について勉強し始めました。
 
 
そんな中、私は発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会い、少し敬遠していたほめる育児と向き合うことになるのです。
 
 
きっかけは発コミュの創始者である吉野加容子先生から、「ほめるってことは、認めるってことなんだよ」と言われたことでした。
 
 
ほめるって「ママはちゃんとあなたが頑張ってるのを知ってるよ」とか「ここできてるね」って伝えてあげることなんだ!と気づいたんです。
 
 
 
 
そう思った途端、ス〜っと私の中にほめるということが浸透していきました。そして、今まで私が抱いていた子どもに対するほめることへの抵抗感が綺麗さっぱり消えていったんです。
 
 
そこから私は、子どもに対する声かけを変え始めました。
 
 

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3 子どもが激変!発コミュ理論に基づいた声かけポイント

 
 
発コミュを学び始めた私が、まず最初にやったこと、それは、次の2つのポイントに沿った声かけでした。
 
 

◆①息子の行動をよく見て、できていることを声に出して伝えること

 
 
『こんなことできるなんてすごーい!』なんて大げさに言ったり、演技したりする必要なんてありません。
 
 
学校から帰って来れば、
 
 
「毎日電車(息子は電車通学)で通って頑張ってるね」
 
「ちゃんと水筒持って帰ってきたんだね」
 
「もう手を洗い終わったの?(すごい!)」
 
「連絡帳ちゃんと書いてるね」
 
「この字綺麗にかけてるよ」
 
 
という具合にできていることを認めてあげるだけです。
 
 
これらの声かけの内容を見てお気づきですか?みなさんのお子さんも普段から当たり前のように毎日していることですよね。子どもって、案外教えられたことをたくさん守ってやっているんです。
 
 

◆②やって欲しくないこと・定着して欲しくないことはあえてスルーすること

 
 
発コミュでは、脳の特性上、発達凸凹のお子さんのできていないことや定着して欲しくないことはあえて触れないことで、脳に刷り込まないようにします。
 
 
ですから、上記の「靴を揃えていない」ことや「プリントがグチャグチャ」になっていることについては、何も言わずスルーするのです。
 
 
こうして「ほめる」と「スルー」を続けた結果、反抗的だった息子がびっくりするほど素直になりました。
 
 
そして、以前だったら大騒ぎしていた宿題などにも、渋々ながら、でも落ち着いて取り組むようになったんです!
 
 
さらに、声かけをしてもないのに、自分の脱いだものを自ら洗濯カゴ入れることもできるようになりました。
 
 
「わー!褒め効果、すごく出てる!なんか効いてる!」と思いながら、その後も続けること1ヶ月‥‥。
 
 
今ではほとんど反抗することはありません。自分が悪かったことはちゃんと受け入れ、反省の言葉を自主的に伝えにきてくれるようになりました。
 
 
 
 
 

4 ほめられる・認められると、人はこんなにも変わります!

 
 
今年度息子の担任が変わり、できているところを見つけて伝えくれる先生になりました。
 
 
すると、今までは絶対にやらなかった自主参加の暗唱大会やテストなども頑張るようになったそうです。先生のお手伝いも進んでやっているとの嬉しい報告が!
 
 
以前は「ほめる育児って本当にいいのかな?」となかなか踏み切れずにいた私。今の息子を見ていて、ほめられる・認められると人はこんなにも変わるのだと実感しました。
 
 
みなさんもこんな経験ありませんか?
 
 
毎日頑張っている家事や育児について、旦那さんからは「当たり前のこと」と何も言われず、できないところのダメ出しばかりされたこと。
 
 
こうなると、やる気もでないし、旦那さんの言うことを聞きたくなくなりますよね。子どもだって同じです!
 
 
今まで、怒っても注意しても変わらなかったということは、この先続けていても何も変わらないことにもうお気づきですね。
 
 
私たち親は、我が子を愛してるからこそ我が子の幸せを願い、子どもが困らないようにと怒ったり注意したりして改善を求めてしまいがち。
 
 
でも、これからはぜひ、ほめるという方法で幸せに導いてあげてほしいと思います。
 
 
 
 
お子さんは絶対変わります。そしてお母さん、あなたの子どもへの想いも変わってきます。私が実証済みです!
 
 
“ほめる育児”でみなさんのご家族が毎日笑顔で過ごせることを切に願っています。
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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発達障害ADHD(注意欠陥多動性障害)
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