音読が苦手で文字をスラスラ読めない子どもにオススメ!1年生でも簡単にできる2つのサポート

宿題の定番ともいえる音読。何でこんなに音読がスラスラ読めないの!?と悩んでいませんか?変なところで区切る、一文字ずつ区切って読むなど発達障害や学習障害の子によく見られる特徴ですが1年生でもスラスラ読めちゃう、おうちでのサポートをご紹介します。
 
 

1.音読が苦手で文字をスラスラ読めないと悩んでいませんか?

 
 
お子さんは、おしゃべりは何の問題もなく上手なのに、文章を声に出して読むとき句読点がついているのに変なところで区切ったり、一文字ずつ区切ってスラスラ読めないと悩んでいませんか?
 
 
変なところで区切る読み方というのは、例えば「ゆうえんちへいく」という文章があった場合、「ゆうえん ちへ いく」など単語の途中で切ってしまう読み方です。
 
 
これは、単語をひとつのまとまりとして読めていないという状態です。
 
 
また、一文字ずつ区切って読んでしまう(逐次読み)と言うのは、単語として捉えるのではなく文字をひとつひとつ拾って読む状態のことを言います。
 
 
 
 
どちらも発達障害や学習障害のお子さんによくみられる特徴ですが、今回は1年生で文字をスラスラ読めない子、それ以上の学年の子でも誰にでも応用できる対策方法をお伝えしたいと思います!
 
 
その前に、なぜこのような読み方になってしまうのでしょうか?
 
 

2.ひたすら音読しても文字をスラスラ読めない理由

 
 
音読が苦手な子は、ただひたすら音読するだけでは効果があまり期待できない場合があります。
 
 
ひらがなを読むとき、だいたい小学校3年生くらいまでには、単語として捉えながら読むことができるようになってきます。
 
 
ひとつひとつの文字は認識できているし、単語も知っているのに、文章になると読むのが難しくなる場合は、目の動きに苦手があることがあります。
 
 
発達障害や学習障害(LD)で音読が苦手で文字をスラスラ読めない子は、チラッチラッと眼球が横に動いてしまい、言葉のかたまりを認識するのが苦手な場合があるのです。
 
 
 
 
つまり、文章をパッと見て単語として捉えられないので、変なところで区切る読み方をしてしまったり、一文字ずつ区切って読んでしまう、逐次読みなどになってしまうのです。
 
 
ですから、読んでいても意味が理解できていないということもあります。
 
 
学年が上がってくると、学校は学習がメインの場所なので、学習が苦手なお子さんにとっては傷つき体験をすることも増えてくるかもしれません。
 
 
自信をなくしてしまったり、学習が嫌いになってしまったり、学校へ行くこと自体がイヤになってしまったりすることもあります。
 
 
また、音読の苦手さゆえに内容が入らず、学びの面白さを十分に感じられないかもしれません。
 
 
ですから支援をしてあげるとき、学校で発達障害や学習障害(LD)のお子さんがイヤな経験をしないような工夫を考えてあげることもとっても大切です!
 
 
では、お子さんの音読が苦手でスラスラ読めないと気づいたら、おうちでどんな工夫やサポートができるでしょうか?
 
 
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3.音読が苦手でも文字をスラスラ読めちゃう!おうちサポート2つ

 
 
今回は、簡単におうちできるサポートを2つご紹介しますね!
 
 

◆マーカーで単語にしるしを入れる

 
 
1つ目は、単語の部分をマーカーなどでマーキングしてあげる方法です。
 
 
こうすることで、パッと見ても単語が一括りとして分かるので、読みやすくなります。
 
 

◆文節を線で区切る

 
 
2つ目は、文や単語の区切るところが分からないお子さんには「/」を入れるなどして、休むところを分かるようにしてあげる方法です。
 
 
「/」で区切ると、グッと読みやすくなります。
 
 
音読が苦手なことがネックとなって内容が入らないということを防ぐため、教科書など授業でやるところを予習として一度読んでみることをオススメします。
 
 
読んでみて引っかかってしまうところには、マーキングや「/」区切りを入れておきましょう。
 
 
そうすることで、授業中みんなの前で読むときにも、間違えて恥ずかしい思いやイヤな思いをすることがなく過ごせますよね。
 
 
さらに、授業の内容も入りやすくなります。
 
 
このように、音読の苦手を知ることで、その子に合ったサポートをしていくと、発達障害や学習障害(LD)のお子さんがスムーズに学習に取り組みやすくなります。
 
 
 
 
しかし、そのような工夫をしていても、学校で傷ついてしまうお子さんもいらっしゃいます。
 
 
だからこそ、お母さん・お父さんがお子さんの一番の理解者となり、一番の応援者であって欲しいと思います!
 
 
「学校では嫌だったけど、やっぱり頑張ってみるか!」とお子さんの前向きな気持ちにさせるのは、やっぱりお母さん・お父さん関わり方次第なのです。
 
 
ご家庭で自信をつけてあげる関わり方や、音読の苦手を補うための親子の良いコミュニケーション!これが何より重要になります。
 
 
音読が苦手で文字をスラスラ読めなくても、学ぶ楽しさを味わう方法はたくさんあります。
 
 
発達障害や学習障害(LD)のお子さんの脳に合った学びのサポートを、見つけていきましょうね!
 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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