やるべき事が後回し!喋りすぎる子が時間を意識して行動できるようになるママの「OK対応NG対応」

喋りすぎる子に困っていませんか?「お喋りばかりで全然動かない」「何度言ってもやるべきことが後回し…」と、ついイライラしてしまうこと、ありますよね。そんなお子さんを叱らずに、自分で行動できる子に育てるママの声かけ術をご紹介します!
 
 

1.「もう喋りすぎ!」お喋りに夢中でやるべきことをやらない息子にイライラ

 
 
「ねぇママ聞いて聞いて!あのゲームのさ…!」 そう言いながら、帰宅後カバンも置かずに喋り続ける注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンのわが子。
 
 
「そっか〜そうなんだね。ママは今夕飯の準備で忙しいからあとで聞かせてね。〇〇君は宿題してね」
「うん!それでさ、ゲームのね・・・!」
 
 
いつまでも止まらないお喋り。
 
 
夕方は夜ご飯の支度や明日の準備などやることが山積み。
「早く終わらせたいのに、全然進まない…」とイライラが募っていく
 
 
 
 
そして、「もういい加減にして!今は聞けないって言ったでしょ!」と怒ってしまい、息子も「どうせ俺の話なんて聞きたくないんだろ!」と拗ねてしまう。
 
 
「どうしてこんなにワガママなの!」と息子を責めてしまうこともあり、そんなやり取りを繰り返す毎日が本当にしんどく感じていました。
 
 
そんな時に知ったのが「ADHDの子が喋りすぎるのには理由がある」ということでした。
 
 
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2.ADHDグレーゾーンの子が喋りすぎるのは脳の特性のせいだった!

 
 
実は、ADHDグレーゾーンのお子さんが喋りすぎるのは、脳の特性が関係しています。
 
 
・話すことで頭の中を整理している
 
 
ADHDグレーゾーンのお子さんは、頭の中で考えをまとめるのが苦手なことがあります。
 
 
そのため「内言(頭の中でつぶやくこと)」の代わりに、声に出して考えを整理しようとして、喋り続けてしまうのです。
 
 
一見ただのお喋りに見えても、実は一生懸命脳を働かせているんです。
 
 
・「ストップ」をかけるのが難しい
 
 
自分でも「そろそろ黙ろう」と思っていても、気づくと話し続けてしまう…。 これは脳の“ブレーキ”をかける部分がまだ育っている途中だからなんです。
そして子ども自身も「つい喋っちゃう」ことに困っていることがあります。
 
 
・ワーキングメモリが弱いから「話さないと忘れる」
 
 
ワーキングメモリとは「一時的に情報を頭にとどめておく」働きがあります。
 
 
思いついたことを頭の中に長くとどめておくのが苦手なので、「今すぐ言わなきゃ!」となってしまい、お喋りが止まらなくなるのです。
 
 
 
つまり、喋りすぎるのは「落ち着きがないから」でも「わざとやっている」のでもなく、自分ではコントロールすることが難しい脳の特性なのです。
 
 
特にADHDグレーゾーンのお子さんは、自分の世界に夢中になりやすいので、 ついやるべきことを忘れていつまでも喋り続けてしまうこともあります。
 
 
だからこそ「時間を意識した行動ができるようになるための練習」がとても大切です。
 
 
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3.喋りすぎから卒業!時間を意識して行動できるようになるママの声かけ3選

 
 
「喋りすぎてやることが全然進まない…」そんな子には、「自分で時間を意識して行動できる」練習がとても大切です。
 
 
ただ「喋ってばかりいないで宿題やって!」「早く動いて!」といった指示ばかりしてしまうと、自信を失ったり、「自分で考えて動く力」が育ちにくくなってしまいます。
 
 
だからこそママの声かけは、「動かす」よりも「自分で気づかせる」ことを意識していくのがポイントです。
 
 
では、どのような声かけをしてあげたらいいのか。ママの声かけ3選をお伝えします。
 
 
①「あと、◯分でお話し終わりだよ」と“見通し”を持たせる
 
 
NG例:「もういいかげん終わって!」
OK例:「あと5分でお話しは終わりだよ」
 
 
「今から10分話を聞くね」「あと5分で終わりだよ」など具体的な時間を伝えてあげると「あと5分だ」と自分で時間を意識するようになり、切り替える力が育ちます。
 
 
②「お話しのあと何はするんだった?」と“順番”を整理させる
 
 
NG例:「早く宿題しなさい!」
OK例:「お喋りのあとは、何する予定だった?」
 
 
ADHDグレーゾーンのお子さんは夢中になると時間も忘れて喋り続けることがあります。
 
 
「〇〇しなさい!」の指示ではなく、「どうするんだった?」など、気づかせる声かけと頭の中を整理する手助けをすることで、「あ、そうだった!」と自分で思い出して次の行動に移ることができます。
 
 
③「自分で終われたね!さすが〇〇君!」でやる気にさせる
 
 
NG例:「5分経ったよ!早く終わりなさい!」
OK例:「自分で終われたね!さすが〇〇君!」
 
 
ADHDグレーゾーンのお子さんのやる気を引き出すには、褒めることがとても重要です。
 
 
終わったらすぐ褒めるのはもちろんですが、特に時間通り終われなくても「自分で終われた」ことを褒めるとやる気がどんどん育ちます。
 
 
 
 
喋ってばかりでやるべきことが進まなかった息子も、今では自分から「ここまで話したらお風呂に入るね!」次にやることを考えながら行動できるようになりました。
 
 
私自身も、イライラすることが減り、息子とのお喋りタイムを楽しめるようになりました! 
 
 
「お喋り=話すことが得意!」という才能です。 喋りすぎることが問題なだけ。
 
 

ママがお子さんのやる気を引き出す声かけを続けていけば「話す時間」「行動する時間」を切り替えられるようになり、自分で考えて動ける力は育っていきますよ。

 
 
 
 
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執筆者:福地なつこ
(発達科学コミュニケーションSTELLA*Schoolアンバサダー)
 
 
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