子どもの暴言に困っていませんか？この記事では、YouTubeをやめると荒れる理由を脳と感情の仕組みから解説し、暴言を減らすために親ができる「スルー」と「〇〇してくれてありがとう」の具体的な関わり方を紹介します。
１．YouTubeを止めると子どもの暴言がひどい…苦しかった日々
YouTubeを止めたときの子どもの暴言や叩くなどの暴力が出て困っている…そんな経験はありませんか？
この記事では、止めるだけで荒れる理由と、暴言や叩くなどの困った行動を減らすための具体的な声かけを紹介します。
「YouTubeはつけたままやる！」「リモコン取って！」そう叫びながら私を叩く。子どもが暴言を吐き、ノートを投げつける。
宿題の時間はいつもこんな状態で荒れていました。
YouTubeを止めるたびに叩かれ、強い言葉を浴び、どう声をかけても状況は変わらず、「どうしたら良いの？」と立ち尽くす日々でした。
当時の私は、息子がここまで荒れるのは”宿題が嫌だから”だと思っていました。だから、なんとか励まそうとして声をかけていたのですが、そのたびにイライラが強くなってしまう…。
そんな中で発達科学コミュニケーション（発コミュ）を学び、息子が荒れる理由が、宿題ではなく「YouTubeを止めることそのもの」にあるとわかり始めました。
病院・療育・薬でも変わらなかった子も
ママの声かけで少しずつ落ち着いていけます！
３ヶ月で、親子の時間がラクになる方法を
今すぐ無料で読んでみてください↓↓
２．なぜ「やめるだけ」であそこまで荒れるのか？3つの理由
では、なぜ「YouTubeをやめる」というだけで、子どもはあそこまで荒れてしまうのでしょうか？
息子の場合、発コミュを学んで見えてきた理由は3つありました。
① 高刺激のYouTubeを急に切ると脳が追いつかない
YouTubeは、音・映像・展開スピードなど、子どもの脳にとって 刺激が強く、快感の出るコンテンツ です。
そこから突然「はい終わり」と切られると、脳はまだ続きを求めている状態。このため、強いストレスやイライラが生まれ、暴言や叩く行動につながりやすくなります。
② 感情のブレーキが弱く止められない
特にADHDや発達凸凹の子は、感情を生み出す「扁桃体」が反応しやすく、その興奮を抑える「前頭前野」がまだ未熟なことがあります。
YouTubeを止めると「もっと見たい！」という欲求が一気に押し寄せてきて、暴言や叩く行動に変わってしまうのです。
③ 叩く・怒ると親が反応するという誤学習が積み重なっていた
過去に、息子は「怒ればYouTubeが続けられた」「叩くとお母さんが動く」という体験を繰り返していました。
そのため、「嫌な時は怒ればいい」と学んでしまっていたのです。強い言葉が飛び出すのは、性格ではなく誤学習の結果でした。
宿題も支度も進まず、怒ってしまう日々でも
焦らなくて大丈夫。
会話のルーティーンで
子育ての質が変わっていきます！
無料で読んでみる↓↓
３．親の「スルー＋〇〇してくれてありがとう」が息子を変えた
では、どうしたら子どもの暴言や叩く行動を止められるのでしょうか？
私が実践してとても効果があったのは、たった2つの行動です。
① よくない行動はスルー
反応すればするほど誤学習が強まるため、叩かれても、押されても、暴言を吐かれても、反応せず静かに待つことです。
大事なのは、”やっても意味がない”という学習をさせていくことです。
最初の数日は、むしろ悪化したように見えることもあります。
我が家もそうでした。
「え、本当にこれでいいの？」と心が折れそうになる日もあるかもしれませんが、あきらめずスルーを続けると、子どもは「怒っても意味がないんだ」と気づいていきます。
② 落ち着いたら「ありがとう」を伝える
怒りが落ち着いたタイミングで、「叩くのやめてくれてありがとう」「自分でYouTube止められたね」と、実際にやった行動を具体的に言いながら感謝の気持ちを伝えます。
これにより、「やめたらいいことがある」という学習が積み重なります。
数日後には、息子は自分でYouTubeを止めて、落ち着いて宿題に取り組めるようになりました。
私がスルーして、できていることに「〇〇してくれてありがとう」と伝えることで、「自分はできる」「怒らなくても大丈夫」という気持ちが少しずつ戻ってきたのです。
子どもの暴言に困っているときこそ、「スルー」と「ありがとう」を試してみてください。
少しずつですが、「暴言が減っていく」という変化が見えてきますよ。
＼冬休み・イベントが多くなる12月／
「約束だったよね⁉︎」と怒鳴ってしまう...子どもが約束の時間に動けるママの声かけの方法が載っています！今すぐクリック👇
YouTube人気動画！ADHDタイプの子の脳を育てる基本の会話がわかる！
執筆者：長谷川アン
（発達科学コミュニケーション STELLA＊School アンバサダー）
（発達科学コミュニケーション STELLA＊School アンバサダー）
暴言の裏には、子どもの「ストレス」と「自信のなさ」があります。“スルーの力”で少しずつ心を立て直す力が戻ってきます。普段の子育てで関わり方のコツを知りたい方は、ぜひメルマガに登録してくださいね。1日1分で読めますよ。
