学校に行きたいけど行けない子ども 今、いちばん大切な視点と関わり方

新学期、学校に行きたいけど行けない…。揺れる子どもに、どう関わればいいのかわからないというママへ。焦りが強くなるこの時期だからこそ見直したい視点の持ち方と関わり方を解説します。
 
 

1.学校に行きたいけど行けない…新学期に起きやすい子どもの状態

 
 
「学校に行きたいけど、行けない…。」
そんな状態になっている子どもに、どう声をかけてあげるべきか、どう対応すればいいのか…。悩みが深くなる頃だと思います。
 
 
新しい年度が始まるタイミングだからこそ、子どもに合った対応を知りたいと思っているママへ、自分で関わり方を選べるようになる大事な視点の話をします。
 
 
新しい学年、新しいクラスや先生。
 
 
この時期は、環境が大きく変わることで子どもも不安定になりやすいです。
 
 
元々学校に抵抗がある子どもの場合、新しい環境は「今度こそ行けるかもしれない」と期待が高まるタイミングでもあります。
 
 
 
 
それでも「行けない」という気持ちが同時に湧き上がってくるのは、今までのうまくいかなかった経験や、注意や指摘を受けた記憶などが蘇るからです。
 
 
将来を考えると焦りが強くなって
「また今年も行けないのかな…。」
「このままで大丈夫なの?」
と思ってしまいますよね。
 
 
そんなときは、大事な視点を見落としやすくなるので注意が必要です。
 
 
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2.子どもが学校を行き渋るときに親がやりがちなNGの考え方

 
 
子どもの、行きたい気持ちはあるのに行けない姿を見ると、「どうにかして行かせなきゃ」と思ってしまいますよね。
 
 
実はこの思考は不登校や行き渋りの子には避けたい考え方です。
 
 
なぜかというと、親の“焦り”が強くなると、関わりの選択肢が絞られてしまうから。
 
 
本当なら「待つ」「関わる」「任せる」などいくつもの関わり方があるのに、「行かせるか、行かせないか」の二択で考えてしまうようになるからです。
 
 
気づかないうちに、“行けるようにすること”だけが正解になっていませんか?
 
 
親がその状態で関わると、子どもは「行きたいのに行けない自分」をより強く感じてさらに動けなくなることもあるんです。
 
 
 
 
つまり問題は、「行けないこと」ではなく関わりを選ぶための親の判断が揺れてしまっていることです。
 
 
私が関わってきたご家庭でも、最初は「どうにか行かせなきゃ」と考えてしまい、関わりに迷っている方がほとんどです。
 
 
そこには発達障害や注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンからくる特性も関係しているため、親が子どもに合わせた選択ができるかどうかということが、これからに大きく影響していきます。
 
 
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3.不登校を経験した子どもが自分で学費を稼ぎながら通うように…!変化の実例

 
 
ここで以前関わらせていただいたお子さんのお話しをしたいと思います。
 
 
そのお子さんは、小学5年生から五月雨登校が始まり、中学3年生の大事な時期に不登校になってしまいました。
 
 
なにかあるとお母さんにだけ暴言を吐く。「今日は行きたい」と言うけど、いざとなると動けない。お母さんにもなにに困っているのかわからないという状態が続いていました。
 
 
お母さんは、発達科学コミュニケーションを学び、目の前の形よりも子どもの回復と発達を優先するという選択をしました。
 
 
そんな関わりの中で、子どもに合った形での卒業式をすることを選びました。
 
 
お子さんは、式の日の午後、校長室で卒業証書を受け取りたくさんの先生方に校門まで花道を作ってもらって、はにかみながら卒業していったそうです。
 
 
「みんなと同じ形にこだわらなかった」からこそ、本人も卒業をポジティブに受け取れたのだと思います。
 
 
 
 
高校2年生になった今、学校に行きながらアルバイトをして、自分の学費を稼ぐまで行動的になっています。
 
 
もうあの頃のように「学校に行きたいのに行けない」と言う彼の姿はありません。
 
 
この変化の裏にあったのは、親が子どもに合った対応を選んだ、ということです。
 
 

4.学校に行きたいけど行けないと言う子どもへの視点と関わり方

 
 
子どもが学校に行きたいけど行けないときに必要なのは、まずは今何が起きているかを整理することです。
 
 
・子どもの状態
・親の感情
・関係性の距離
を切り分けて見ていきます。
 
 
その上で、今この子は「挑戦できる段階なのか」もしくは「回復を優先する段階なのか」を判断します。
 
 
待つのか、関わるのか、任せるのか。その関わりを子どもに合わせて親自身が選び直していくこと。
 
 
この視点を持つことで、親が関わりを自分で選び直せる状態がつくられていきます。
 
 
 
 
そして、この積み重ねによって、子どもは安心して自分で動き出す力を使えるようになります。
 
 
子どもに必要なのは、みんなと同じ形にすることではありません。
 
 
その子に合った順番を親が選べるか?という視点を持って関わってみてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:山本みつき
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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