この夏、子どもとのお出かけを企画しているけど、お出かけ先でのトラブルが心配!という方もいらっしゃると思います。楽しく過ごしたいのに子どもの行動にイライラしてしまう…そんなときにおすすめのトラブル予防のタイミングをご紹介します!
1.おやすみが憂鬱…子どもとお出かけすると必ず起こるトラブル
夏本番!
今年はコロナの規制が緩和されたので、お出かけの機会が増えているご家庭も多いのではないでしょうか?
今年はコロナの規制が緩和されたので、お出かけの機会が増えているご家庭も多いのではないでしょうか?
行きたかったあそこへ今年こそ行こう!なんて張り切って計画を立てている方もいらっしゃるでしょう♪
だけどそんなときに立ちはだかるのが、お出かけ先で子どもが起こすトラブル…。
我が家はパパが多忙なため、3人でお出かけすることも多いです。
そんなときに子どもが1人でも機嫌が悪くなったりすると大変!
とくに我が家の注意欠如・多動症(ADHD)グレーの息子はじっとしているのが苦手です。
一緒にお出かけしているきょうだいにちょっかいを出してケンカが勃発!
大騒ぎになってしまい周りの方から白い目で見られる…なんてことも一度や二度ではありませんでした。
出かける度にトラブルが起こるので、楽しむために遊びに行ったのに子どもたちを𠮟りつけてイライラしてしまう…。
子どもたちも叱られたことで機嫌が悪くなって雰囲気は最悪!
ガッカリな気分で帰宅するということも多くて、段々お出かけするのが嫌だなぁという気持ちになっていました。
2.ADHDグレーキッズがお出かけ先で叱られやすい理由
お出かけをしたときに、トラブルが起こることはどんなお子さんでもあり得ることだと思います。
出先でイライラしてしまうと残念な気持ちになりますよね。
その中でもADHDグレーキッズはいつもと違う場所・環境では、トラブルになることが多いです。
それは
・感情のコントロールが苦手
・気持ちの切り替えが苦手
・周りの刺激に影響を受けやすい
・見通しの立たないことが苦手
・楽しくなりすぎると話に意識が行かない
など、ADHD特有の特徴がトラブルを起こしやすくしているからです。
・感情のコントロールが苦手
・気持ちの切り替えが苦手
・周りの刺激に影響を受けやすい
・見通しの立たないことが苦手
・楽しくなりすぎると話に意識が行かない
など、ADHD特有の特徴がトラブルを起こしやすくしているからです。
とくに息子は気持ちの切り替えが苦手で、一度トラブルになって気分が落ち込んだり苛ついてしまうと、なかなか落ち着かずこちらも対応に疲れてしまう状態でした。
だけどこれは脳の発達に未熟なところがあることで起きているので、本人がわざとやっているとか、注意されても気にしていないというわけではないのです。
むしろ、内心ではまたやってしまった!とか、何回注意されてもやめられない自分はダメなやつだ…と自分を責めて苦しい想いをしていました。
私が対応を変えたことで今ではすっかり落ち着いた息子ですが、以前のことを思い出して「自分のことをわかってもらうって大変なんだ」と教えてくれました。
こんな風に、子どもは子どもで感じていることや思っていることがあるということを知っておいてほしいと感じます。
3.家族で楽しく遊ぶためにはお出かけトラブルが”起こる前”に予防する!
では、トラブルを起こしがちな子どもとお出かけをしても、家族みんなが楽しく過ごすためにはどうしたら良いでしょうか?
それは、トラブルが”起こる前”に予防する声かけをすることです!
これを意識していると、スムーズなお出かけができるようになっていきます。
前章でお話した通り、ADHDグレーキッズは『気持ちを切り替える』ということに苦手があることが多いです。
気分が落ち込んだり、苛ついてから元に戻そうとしても時間も労力もかかってしまい、親子共々疲れ切ってしまいます。
多くの親御さんは子どもが調子が悪くなってからどうしようかと対策を練りますが、実は大切なのは調子が悪くなってしまう前の状態なんです!
気を付けて見てみると、お子さんにはどんなに短くても必ず静かにしていたり、お行儀良く振舞っている瞬間があります。
そのときに、「静かにできているね!」「きちんと並べたね!」「仲良くできてるね」というような肯定的な声かけをしてあげてくださいね。
そうすると、子どもは「あ、今自分はできているんだ!」と気付き、その状態を保とうとします。
また、「自分はできる」という自信がつくので、段々と良い状態が長く続くようになっていくのです。
そうなってくるとお互いにイライラすることがなくなっていって、家族でのお出かけを楽しむことができるようになりますよ~!
ぜひ、子どもとお出かけする際には、トラブルが起こってからではなく、”起こる前に”予防する!これを意識してみてくださいね!
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お出かけ前に知ってほしい!子どもの行動が変わるシンプルな声かけ。
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
ADHDグレーキッズは人にわかってもらえない苦しみを抱えていることがあります。そんなとき味方になってあげられるのはお母さんです!トラブルが起きたときにどう対応すればいいのか、まずはお母さんが我が子の専門家になりましょう♪メール講座でも情報をお届けしていますので登録してみてくださいね!