授業中ふざけてばかりのADHDグレーキッズが集中するようになる2つの方法

授業中にふざけてしまうお子さんに困っていませんか?なんでちゃんと授業受けないの⁈ときつく言い聞かせても全然改善されない…!そんなADHDグレーキッズが授業に集中するためにママができる2つの方法をお試しください。
 
 

1.「ふざけるのやめなさい!」は逆効果?注意してもやり続けるADHDグレーキッズ

 
 
もし、子どもの担任の先生から「お子さんが授業中にふざけてしまって困ります!」なんて言われてしまったら、どうしますか?
 
 
これは、過去に私が実際に注意欠如・多動症(ADHD)グレーの息子の担任の先生から何度も言われたことのあるフレーズです…。
 
 
その度に申し訳ない気持ちになって、「うちの子が、ご迷惑をおかけしてすみません…。」と謝る日々。
 
 
息子は問題ばかり起こすやっかいな存在なんだ、そんな認識が私を辛い気持ちにさせました。
 
 
なぜなら、私自身はもともと優等生タイプ。先生から褒められることはあっても注意されるようなことはあってはならない!という考えだったからです。
 
 
「なんでちゃんと授業を聞かないでふざけるんだろう?集中してよ!」と理解できない行動に何度も苛立ちを覚えました。
 
 
もちろん本人にも「ちゃんと授業受けなさい!」とか、「ふざけるのやめなさい!」ときつく言い聞かせていました。
 
 
先生からの言葉に私の気持ちが荒れてしまい、「いい加減にしてよ!」と怒って伝えてしまうこともありました。
 
 
 
 
だけど、どうして授業中にふざけてしまうのか、そのおふざけを自分の力でやめられるのか?見方を変えたとき、怒っても仕方ないということに気付いたんです…!
 
 

2.おふざけがやめられないのはわざとじゃない!知っておいてほしい理由

 
 
ADHDグレーキッズが、授業中などの集中しなければいけない場面でふざけた行動をしてしまう理由はたくさんあります。
 
 

・先生に怒られてモヤモヤした気持ちを、ふざけることで紛らわしているためやめられない
・学習に苦手があって、苦手なことを悟られないようにごまかしている
・急な予定変更があって、いつもと違うことに不安でそわそわした気持ちからふざけてしまう
など、その時その時でお子さんの特徴や原因によって理由は違うのです。

 
 
だから、いくらお家でママがふざけるのをやめなさい!と注意したところでやめられません。
 
 
その子によっては一時期やめられることもあるかもしれませんが、”元”は変わっていないのでまたぶり返します。
 
 
ママが気にしてほしいのは、この”元”の部分なんです!
 
 
 
 
毎日ふざけてしまって注意を受ける我が子が、実は心の中では…
 
 

「毎日言われてわかってるけど、やめられないんだよな。どうすればいいんだろう?」

 

「先生にも怒られるし、友達も嫌がってるからやめたいんだけどな…やめられないことをなんて言ったらいいんだろう?」

 

「なんで自分ばっかり怒られちゃうことするのかな?変なのかな?」

 
 
なんて考えているかもしれません。
 
 
それでも「ちゃんとしなさい!」と言いますか?
 
 
なんとかしてあげたいし、子どもにも「どうしたらいいか考えようね」と言ってあげたいですよね。
 
 
そんな気持ちになった方!それを解決していくためにママに身につけてほしい方法があります!
 
 

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3.授業中に注意ばかり受けている子が集中するようになる2つの方法

 
 
では、ADHDグレーキッズが授業中のおふざけをやめて集中するために必要な2つの方法をご紹介しますね!
 
 

①原因を聞いて解決してあげること

 
 
どうしてそうなってしまうのか、それを子どもがどう捉えているか、どう思っているかを聞いてみましょう。
 
 
これには子どもの気持ちを聞き出す力が必要です。
 
 
気持ちを聞き出す力を持っていれば、子どもがなにに困っていて、どんな問題があるのかがクリアになります。
 
 
そうなれば、あとはそれを解決していくだけなので、困りごとが大きくなる前に阻止できてママも怒らずにすみます。
 
 

②お家でメンタルの調子を整えること

 
 
ふざけてしまう子どもの原因を聞けたら、今度は調子を整えてあげる関わりをしていきます。
 
 
これには、子どもを安心させて落ち着かせる力が必要です。
 
 
安心させて落ち着かせる力を持っていると、学校で先生に怒られたりお友達と嫌なことがあっても、家でリセットさせることができます。
 
 
そうなると心の状態が悪くなりにくくなるので、穏やかなメンタルを持てます。
 
 
ADHDグレーキッズはおしゃべりが上手に感じても自分の気持ちを相手に正しく伝えることは上手に出来ないことがあります。
 
 
だから私たちは、子どもの本当の気持ちを知らないことも多いです。
 
 
 
 
我が子は唯一無二の大事な存在…辛さを一緒に解決してあげたいですよね!
 
 
授業中にお子さんがふざけて困っている!集中するようになってほしい!というママは、まずはこの方法を身に付けられるように意識してみてくださいね。
 
 
 
 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
 
この2つの方法、やってみたい!だけどやり方に自信がない…とか、よくわからないという方は個別相談にお話を聞きにきてくださいね!ママとお子さんに合う方法をお伝えします。
 
 
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