すぐにイライラしてしまう子育てをやめてママが変化できる自分の満たし方

よく聞くイライラの解消法は、一時的に満足できても結局またすぐにイライラしてしまうことがありませんか?そんな状態から抜け出すには、根本から自分を満たすことが大切です。正しく満たして、楽しい子育ての方法を手に入れましょう。
 
 

1.怒ってもよくならないと分かっているのに…すぐにイライラする自分から抜け出せない

 
 
私の息子はADHD、ASDグレーゾーンです。
好きなことであれば、思いついたらすぐ動いてしまう行動力はあるのに、宿題や朝の準備などちょっと面倒なこととなると全くやろうとしない、注意しても動いてくれない、そんな息子でした。
 
 
どうしたら息子は当たり前のことを普通にやってくれるようになるんだろうと悩んだ私は、ネット検索の末、発達科学コミュニケーションに辿り着き、子どもをよく観察して肯定を一生懸命やるようになりました。
 
 
子どもの良い行動に注目し、どんな小さなことでも褒める、これを繰り返していくうちに、子どもに素直さが戻り、少しずつ良い行動が増えてきたように感じていました。
 
 
ただ、脳の苦手な部分から起こる困りごとは見えにくくなったとはいえ、本来の特性が消えるわけではありません。
 
 
少し調子が悪くなると、何かの拍子に出てくる息子の困った行動に、つい怒ってしまったり、イライラする自分を徐々に抑えられなくなるのを感じていました。
 
 
 
 
当初の悩みは解決に向かっているのに、これではいけない、なんとしてもこの状況を抜け出したいと、私は発達や脳についてもう一度学び直しました。
 
 
けれど、学べば学ぶほど子どもに特性があるのは理解できても、どうして我が子が?どうしてこんなに私を困らせるの?私はこんなに頑張ってるのに、どうして言うことを聞いてくれないの?という気持ちが消えませんでした。
 
 

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2.ご褒美スイーツもランチも私の頑固なイライラには効果なし!

 
 
イライラするのはきっと自分が満たされていないからに違いない!
 
 
もしかしたら糖分が足りていないのかも?今好きなものを我慢してるからじゃない?と自分だけのご褒美に甘いスイーツを買ってみたり、友達とランチに行き、愚痴を聞いてもらったり、夫に一時子どもを預けて見てもらったりしてみました。
 
 
そうすると、少しスッキリしてやっぱり子どもはかわいいし、すぐにイライラするのはよくないよねと気持ちを切り替えられたような気がしていました。
 
 
 
 
しかし、そんな気持ちになったのも束の間、帰宅すればいつもと同じ状態の子どもが待っていて、そして家を空けた分だけの家事が残っている状態…。
 
 
自分を満たそうとしてやったはずが、結局イライラの種が増えただけということも多く、私のイライラがなくなったかというと、全くそんなことはありませんでした。
 
 

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3.子育て=自己否定?!根本から自分を変えないと意味がない!

 
 
こんなに苦しい子育ては嫌だ!その思いで、私は子育てのイライラを抑える方法について研究をすると同時に自分にも向き合い続けていきました。
 
 
そこで分かったことは、私が子育てしている自分を責め否定していたということです。
 
 
・子どもにうまく対応できない自分が悪い
 
・ママなのにすぐにイライラするからだめなんだ
 
・やっぱり私はうまく子育てできない
 
・子どもをかわいく思えない時があるなんてママ失格
 
・なんでうちの子が発達凸凹なんだろう…私が産んだせいなのかな
 
・こんな子育てをしているはずじゃなかった
 
と感じていたのです。
 
 
だから、子育てをすることが自分を否定し続けることになってしまっていました。
 
 
心のどこかでそんな自分がご褒美にスイーツを食べる価値なんてないし、ランチを楽しんでいい訳がない!と思っていたので、イライラが解消されるはずがなかったのです。
 
 
一般的によく言われる解消法だけでは、私のイライラは解消されない、もっと根本から自分と向き合わなければ、とやっと気づくことができました。
 
 
 
 
「自己否定しない」と口で言うのは簡単ですが、ママの考え方を変えるのはとても難しいものです。
 
 
私が、自己否定をやめようと本当に決断できたのは2つのキッカケがありました。
 
 

◆①子どもの発達に悩み、仲間と共に学び続けたこと

 
 
発達科学コミュニケーションを学び、いつまでも「頑張っていない」「できない」という私に、ただただ私を思って、先輩や仲間が「頑張っていますよ」と声をかけてくれる環境がありました。
 
 
そしてその言葉に押され、自己否定しても何も変わらない、むしろ自信とやる気を失っていくだけだということに気づき始めました。
 
 

◆②初めて子どもたち3人をつれて旅行した時の失敗と子どもからの学び

 
 
最終的な決定打は、子どもからもらった優しさでした。
 
 
初めての子どもと私だけの旅行中、なんと行きの新幹線に乗り遅れてしまい、現地で楽しみにしていたイベントに親子共々参加できませんでした。
 
 
子どもたちに申し訳ない気持ちと、ミスをした情けなさでいっぱいでした。
 
 
謝る私に、息子は「やりたかったな」とポツリと呟きましたが、「また今度きたら絶対やろうね」とスッと気持ちを切り替えてくれました。
 
 
こんな小さな息子が悲しい気持ちの中でも、責めずに許そうとしてくれている、その優しさに本当に救われました。
 
 
責めない、ということがいかに心を楽にさせるのかということに気づかせてもらったのです。
 
 

4.子どもからもらった優しさで気づいた、自分を満たす方法

 
 
その時に、今までの脳科学の学びがストンと私の中で腑に落ちました。
 
 
私は、子どもの特性を学んでも、なかなか受け入れられないことを責めていました。
 
 
そうやって自分を責め否定し続けることで、自分を嫌いになったり、子どもを可愛く思えなくなったりして苦しかったのです。
 
 
子どもを理解してあげたいけれど、まだ私は受け入れられずに理解できない。
だから肯定したいのに心からできなかったという気持ちを認めたら、自分を否定することがなくなり、心が満たされていきました。
 
 
これに気づいた私はまず自分を知り、認めるということから始めました。
 
 
 
 
・子どものために学び、必死に肯定をしてきたこと
 
・どうしても悪い方にばかり目がいってしまい、小さな成長を見逃していたこと
 
・できれば発達凸凹じゃなければよかったと少しでも思ってしまったこと
 
・まだすぐにイライラしてしまうこと
 
・経過を見ず、目に見える大きな結果を求めてしまうこと
 
・それでもなんとかこの状況を変えたいともがいていること
 
・毎日子どものために家事育児をしていること
 
・私だって早く寝たいと思っていること
 
・時には周りに頑張っているねと褒められたいこと
 
 
どんな思いがあったとしても否定はしないで、やってきた事実を認め、できていない自分を正直に書き出してみました。
 
 
そうしていくうちに、どんな自分であっても全て私、誰かにいいよと言ってもらわなくてもいい、当たり前のことであっても私は頑張っている、そんなことを認められるようになりました。
 
 
こうやって自分を認めてあげることで、自分自身が満たされていきました。
 
 

5.根本から自分を満たして楽しい子育てを手に入れよう

 
 
今私は、悩んでいたあの頃には考えられなかったほど、どんな自分も受け入れることができ、無理なく子どもを肯定することができています。
 
 
子育てがうまくいかないことがあってもそれが私!結果はどうあれ、子どもや自分のために頑張っているのだから、そこは否定しない。思っている以上のことを私はやっている!と思えるようになっています。
 
 
まずは自分を知り認めること、褒めること、
そうしたら、子どものことも受け入れられるようになり、きっと今までよりずっと楽しく子育てができるようになっていくと思います。
 
 
 
 
発達凸凹の子育てはそんなに簡単なものではありません。
けれど、ママの心を十分に満たしてあげれば、苦しい子育ても楽しいものに変わります。
 
 
すぐにイライラするママが悪いわけじゃない!
子どもと一緒に、ママも成長し、楽しく過ごしていきましょう。
 
 
 
 

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執筆者:佐伯ますみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

 
 
子育て中のイライラはつきものですが、育てにくさはADHDの特徴のせいということもあります。理解すること、ママの当たり前を変えること、改善にはこの2つが必須です!メルマガでは子どものことやママのメンタルのことを発信しています。 
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