雨の日・暑い日、外に出られないイライラ時間を脳の発達時間に変えるおうちでの過ごし方特集

1.特集の背景

【特集の背景】

今年は『記録的に梅雨入りの時期が遅れている』というニュースがあった通り、6月に入っても雨の降らない日が多いうえ、6月なのにすでに200地点以上で30度超えの真夏日を記録したというニュースもありました。
 
 
雨が降ったかと思えば豪雨に見舞われることもあったりと、安定しない天気が続いています。
 
 
そして今年の梅雨から夏は猛暑になるという予想もされています。
 
 
発達障害のある子どもは感覚過敏を持ち合わせていることが多く、気温や気圧の変化にも敏感で、ストレスを感じてしまうことも少なくありません。
 
 
また注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプは行動面での困りごとが多いため、じっとしていることが苦手ということから家の中での活動にストレスを感じたり、Youtubeやゲームなどをやっている際には切り替えができずママがちょっと声をかけただけではやめられないなど、一緒に過ごすママもストレスを感じることが多いのです。
 
 
そこで、ママたちからの夏のおうち時間がイライラするという声を受けて、ADHDタイプのお子さんをお持ちのママが集うSTELLA*Schoolの会員、メルマガ読者を対象に『おうちでの過ごし方』に関するアンケート調査を行い100名の方から回答をいただきました。
 
 
〇調査期間:2024年6月20日から6月22日 (3日間)
〇調査方法:インターネット調査
〇回答者数:100名
 
 

2.アンケート結果

 

 

 

 
ママ・子ども、もしくはママも子どももイライラするという回答を合わせると78%となり、7割以上の親子が何らかの原因でおうちでの過ごす時間にイライラを抱えています。
 
 
特にADHDタイプの子どもはストレスがかかると
 
・癇癪が増える
・指示が通りにくくなる
・攻撃的になる
・無気力になる
 
などの困りごとが表面化してきます。
 
 
 
 
ではママはどのようなことにイライラを抱えているかという回答は、ゲームやYouTubeの時間が長くなることが51%と約半数を占めています。
 
 
ゲームやYoutubeは「もっとやりたい・もっと見たい」というような構造になっている上、ADHDタイプの子どもは過集中や切り替えの苦手を持ち合わせているということもあり、おうちでの遊びとしては手軽に始められるものの、時間の問題に悩まされるママが多くいらっしゃいます。
 
 
次いできょうだい喧嘩や親子バトルが増えるほか、何日も外に出られないと何をして遊んでいいかわからないという声も上がっています。
 
 
 
 
1位 脳が発達する遊びを取り入れたいー57%、2位親子で一緒にできる遊びをしたい、勉強時間を作りたい、4位子どもがやりたいように自由に過ごさせたい、5位運動神経をアップさせたいという回答でした。
 
 
半数以上の57%のママが『脳が発達する遊びを取り入れたい』と回答しており、全体的に「遊び」や運動など楽しく体を動かすことに注目していることがわかり、お子さんの特性を理解されている様子が伺えます。
 
 
その他の回答には、
・どう過ごすのが良いかわからない
・メディア、勉強、家の事、リラックスなど、ストレスフリーに過ごさせたい
・親が関わらなくても過ごせる遊び
という意見もありました。
 
 
そこでこの度、梅雨から夏に向け外に出られずおうち時間にイライラしてしまうADHDタイプのお子さんやママに向けて『雨の日・暑い日、外に出られないイライラ時間を脳の発達時間に変えるおうちでの過ごし方特集』を組みました。
 
 
これから本格的に突入する梅雨から猛暑の夏にかけて、外に出られないおうち時間を、ADHDタイプのお子さんの『脳が発達する時間』に変えて、ストレスを感じることなく過ごせるおうち時間のお役に立てれば幸いです。
 
 

3.特集記事一覧

 
 
【特集内容】
雨の日・暑い日、外に出られないイライラ時間を脳の発達時間に変えるおうちでの過ごし方

◉脳が発達する遊びのアイディア

雨の時期のストレスを解決!室内遊びで子どもの発達を促すママのアイディア

 

ダンスや球技が苦手なADHDグレーキッズの運動神経アップを目指すお家トレーニング

 
 
 
 

◉ママのストレス解消

ママも本当は怒りたくない!イライラを手放して楽に育児ができる方法

 
 
 
タイトルとURLをコピーしました