新学期までにやらせなきゃ!はいらない!進級・進学への不安を払拭するお母さんの気の持ち方

新学期目前…進級するまでにあれができるようにしておかなきゃ、これぐらいできないとマズイよね…と「ねば」思考に陥っていませんか?ADHDキッズはほかの子と違うことをしたりするので、心配な気持ちはよくわかります!そんな不安を払拭する方法をお話します!
 
 

1.新学期への不安から毎年調子が悪くなって荒れる子ども

 
 
注意欠如・多動症(ADHD)タイプの息子は、小さいころから要所要所での困りごとはあるものの、「目に見えて荒れている」という感じはない子でした。
 
 
それが逆に周りに困り感が伝わらなくてわかってもらえない…という悩みでもあったのですが、そんな息子は3学期のこの時期になると目に見えて登校しぶりの日が増えます。
 
 
小学生の頃は、ほとんどはお友達とのトラブルが原因でした。
 
 
なぜ3学期のこの時期なのかというと、進級や新学期への不安があること、一方で楽しみにしているところもあり、ソワソワした気持ちから落ち着けなくなっていていつもに増してパッと動いてしまったり、自分勝手に見える行動が増えてしまっていたからでした。
 
 
 
 
今では、私が発達科学コミュニケーションで学び会話を変えたことと、それによって息子の脳の発達が進んだこともあってトラブルはほとんど起こらなくなりました。
 
 
それでもやはりこの時期になると、行動に落ち着きがなくなって注意されるようなことをしたり、学校へ行きしぶる日が増えるというのは変わりません。
 
 
中学生になると、高校受験のことを考えて学校を休むこと自体に抵抗が出て来ますよね。
 
 
息子の発達の特性を知っている私としては、不登校にさせたなくないと心配するより「脳の発達」を伸ばした方が良いということがわかっているので、無理に登校させなきゃ!という考えにはならないのですが、毎年のことなので進級前のこの時期は苦手だと感じていました。
 
 

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2.ADHDタイプの子のママが抱える入学・進級に向けた不安

 
 
もうすぐ子どもの入学や進級を控えるお母さんは、わが子のことが心配になるのは当たり前だと思います。
 
 
「新学期の集団生活、大丈夫かな。」「ついていけるかな。」と不安な気持ちと、「なんとかなるよね⁉」「どんな成長があるかな。」などの期待と、色々な気持ちが入り混じって子どもだけでなく親も落ち着かない時期ですよね。
 
 
それがADHDタイプの子はさらに、特性からみんなと同じ行動が難しかったり、注意を向けるのが苦手なので先生の話を聞けなかったりと、心配要素が盛りだくさんです。
 
 
保育園、幼稚園のときは先生がしっかりサポートしてくれる体制が整っているところも多いですが、小学校は担任の先生は1人、良くて副担任や加配の先生が1人いる程度です。
 
 
それに対しての子どもの人数の多さから、幼児期のように配慮してもらえるとは限らないですよね。
 
 
自分のことは自分でやらせなきゃ、できないと困るのは子ども…と追い詰められるような感覚にもなります。
 
 
 
 
小学生になるまでにはこれができていた方が良いらしいという色々な情報が入って来たりもして、不安になって焦ってしまうこともあると思います。
 
 
私も字を書けた方が良い、色をちゃんと覚えていた方が良いなどと周りから言われて、そうなの…⁉と無理矢理やらせていた過去がありました。
 
 

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3.子どもは自分のことをわかっている!必要なのは「ねば」思考の手放し方

 
 
子どものことが心配で、進級・進学前はお母さん自身も落ち着きがなくなっているというときに覚えておいてほしいことがあります。
 
 
それは、案外、子どもは自分のことを自分でわかっているよ!ということです。
 
 
つまり、子どものペースに合わせることが大切なんです。
 
 
つい、大人の当たり前で「この年ならこれくらいできてないと…」などの基準をつけてしまいがちですが、子どもがやる気にならなければ、いくら教えても、教え方が上手でもできるようにはなりません。
 
 
例えば、トイレトレーニング。
 
 
ADHDタイプに関しては、人と違う感覚や集中しすぎるなどの問題があることもありますが、本人がトイレでした方が良いと感じたり、オムツは嫌だなという感情にならないと成功しにくいのではないかと感じます。
 
 
息子の場合は色や文字を教えたときにも同じようなことを感じました。
 
 
「これはみどり、これはあお。」(1つ戻って)「じゃあこれは?」と聞いても「わかんない。」と答える息子に、たった1つ前のこともわからないなんて…どうしたらいいの⁈と本気で心配でした。
 
 
本人が興味を持ったり、やった方が良いと感じると自然と必要なことにチャレンジしたり覚えていくようになっていきます。
 
 
お母さんは「やらねばいけない」の「ねば」思考は捨てて、本人がやりたい!と思うような仕掛けを作った方がよっぽどいい!ということです。
 
 
子どもに強要するのではなく、「いつならやれそう?」「どのくらいやる?」と選択してもらうのも手だと思います。
 
 
 
 
いかがでしたか?
新学期を前に、子どもだけでなく、大人も不安で落ち着きがなくなっている…というお母さんは、まずは子どもに任せてみよう~と肩の力を抜いてみませんか。
 
 
「できていなければいけないこと」「やらねばいけないこと」はないと思います!
 
 
子ども自身のペースで、どうやったらやりたい気持ちになるか、また、やるなら子どもにとってどうやると楽にやれるか、という風に考えてみてくださいね!
 
 
 
 

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執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
 ADHDキッズの対応を考えるときに一番大事なのは、大人がどこまで「当たり前」に捕らわれずに目の前の子どものことを受け入れられるかではないかなと感じます。「当たり前」の見方を変えてみませんか?まずはメール講座から始めましょう!
 
 
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