学校で強いストレスを抱えた子どもが、家で物やきょうだいに当たることがあります。それは甘えではなく、学校のストレスを抱えきれなくなったサインです。板挟みになるママが家庭を立て直すための整え方をお伝えします。
1.学校のストレスが家で爆発する理由
学校では問題なく過ごしているのに、家に帰ると荒れる子ども。
ランドセルを投げる。
ドアを強く閉める。
きょうだいに強く当たる。
ドアを強く閉める。
きょうだいに強く当たる。
「外ではやらないのに、なぜ家では乱暴なの?」
そう戸惑うママは少なくありません。
そう戸惑うママは少なくありません。

ここで知っておきたいのが、学校のストレスの存在です。
学校は刺激が多い場所です。
・教室のざわざわした音
・急な予定変更
・暗黙のルール
・休み時間の人間関係
・急な予定変更
・暗黙のルール
・休み時間の人間関係
とくに発達特性のある子にとっては、これらすべてが緊張の連続で、一日中気を張る環境です。
例えば、気持ちの整理がうまくできないという特性を持つ子は、学校のストレスをその場でうまく外に出せません。
学校でイヤなことがあっても、気持ちを言葉にできずに飲み込んでしまう。
そして家に帰った瞬間、張りつめていた糸が切れてしまい、涙や怒りという形で爆発してあふれ出すのです。
この爆発は、子どもの甘えでも、ママの育て方が悪いわけでもありません。抑えていた気持ちがやっと外に出ただけ。学校でがんばっていた反動なのです。
2.きょうだいと荒れる子の間で揺れるママの葛藤
ここからがママの苦しさです。
夕方、疲れて帰ってきた長男が突然怒り出す。そばにいた下の子が叩かれて泣く。
学校のストレスで荒れているのかもしれない。
そう思って背景は理解したいけれど、長男が爆発したせいできょうだいが泣いている。
そう思って背景は理解したいけれど、長男が爆発したせいできょうだいが泣いている。
「また叩かれた」
その声を聞くたび、胸が締めつけられます。
その声を聞くたび、胸が締めつけられます。

どちらも大事なわが子。
叱れば荒れる子の心が傷つく。
止めなければきょうだいが傷つく。
叱れば荒れる子の心が傷つく。
止めなければきょうだいが傷つく。
どちらも守りたいのに、どちらも守りきれていない気がする。
夜になると自分を責めます。
「私の対応が悪いのではないか」
「母親として足りないのではないか」
「私の対応が悪いのではないか」
「母親として足りないのではないか」
同じように悩んでいるママは、少なくないのではないかと私は感じています。
実は、学校のストレスが家庭に持ち込まれると、子どもだけでなくママの自己否定も強まります。
家庭の空気が重くなると、きょうだいは遠慮を覚えます。荒れる子はさらに「自分は悪い」と感じます。
そして、誰も悪くないのに、全員が苦しくなる構図ができあがります。
3.学校のストレスを連鎖させない家庭の整え方
板挟みで苦しいと感じているママに、まず伝えたいのは、「全部を同時に解決しなくていいんだよ」ということです。
きょうだいを守りながら、荒れている子を止める。
泣いている子をなだめながら、理由を聞く。
その場で分からせようとする。
泣いている子をなだめながら、理由を聞く。
その場で分からせようとする。
多くのママがこんな風に精一杯がんばってしまうのですが、実は、荒れている子どもは「落ち着く前」に正しいことを言われると、さらに感情が強くなってしまいます。
ポイントは、「順番を守る」こと。
① まず、きょうだいの安全を確保する
② 次に、荒れている子を落ち着かせる
③ 落ち着いてから振り返る
② 次に、荒れている子を落ち着かせる
③ 落ち着いてから振り返る
学校のストレスで張りつめた心は、正論ではなく安心でゆるみます。
「今日もがんばってきたね」
この一言が、心の奥に隠れていた緊張をゆるめるスイッチになります。
この一言が、心の奥に隠れていた緊張をゆるめるスイッチになります。

外で必死にがんばっている子どもも、その間で揺れているママも、どちらも弱くありません。
学校のストレスを家庭の中で連鎖させないために、まずは順番を整えることが大切です。
この順番を意識することで、家庭の空気は少しずつ変わります。
執筆者:ひのまちこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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