文句ばかり言う子どもの言動はストレスサイン?穏やかになる発散法

子どもが文句ばかり言ったりネガティブな話ばかりでしんどい…そんな悩みはありませんか?実はその状態、発達の凸凹によるストレスサインかもしれません。親の視点を変えて子どもに合うストレス発散法を見つけるヒントをお伝えします。
 
 

1.嫌だったこと、文句ばかりを言ってくる娘の話を聞くのがしんどい

 
 
夜、寝る前になると「明日学校行きたくない」と荒れる。
物に当たったり、ちょっとしたことで文句ばかり言って、「うるさい!」と怒鳴る。
 
 
突然人が変わったように豹変する娘に、なんでこんな行動するんだろう?と不思議でした。
 
 
自分が子どもの頃は、嫌なことがあるからといって物に当たるような行動や、親に向かって文句を言うなんてことがあれば、こっぴどく叱られたものです。
 
 
その経験があるので、こんな行動や態度を取る娘に
「学校が嫌なのはみんな同じだよ」
「嫌だからって物にあたらないでほしい」
という気持ちが湧いてきて、イライラしてしまっていました。
 
 
 
 
朝になると不機嫌ながらも登校はします。ところが、今度は帰って来た瞬間からカバンを投げ飛ばし文句ばかりが口から出てくる…。
 
 
「友達がこう言った」「先生がこうだった」といった嫌だったことをひたすら話し続ける娘に、正直聞くのがしんどい…」と感じていました。
 
 
そんな気持ちをグッと堪えてよくよく話を聞いていくと、楽しかったことやできたことなど、良かったこともあるんです。
 
 
それなのに、話すのはネガティブなことばかり。
 
 
「どうして楽しかったことは出てこないんだろう」
「良かったことはなかったの?」
 
 
そう思わずにはいられず、どう関わればいいのかわかりませんでした。
 
 
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2.発達凸凹の子どもが感じがちなストレスの原因『過剰適応』

 
 
娘のように、嫌なことばかりを話したり、文句を言うなどの様子が見られる子に、イライラしたりため息をつきたくなる気持ち、すごくわかります。
 
 
そこで「わがまま」だと思ったり、性格や考え方の問題だと判断するのはちょっと待ってください。
 
 
この状態、子どもはストレスを抱えすぎてパニックになっていたり、疲弊し過ぎて気持ちの整理がつかない状態かもしれないからです。
 
 
とくに、発達に凸凹のある子は周りに合わせようと頑張る中で、自分の感じている気持ちや疲れが自分でわからないということも多く、外ではその気持ちや感情を抱え込んだり、抑え込んでしまっていることがあります。
 
 
これを『過剰適応』といい、外では頑張れているように見えても、内側にはストレスがたまっていっている状態を起こしていることが多いです。
 
 
 
 
また、こんな風に外で頑張ってしまう過剰適応が見られる子は、感覚の受け取り方が独特だったり、人より過敏だったり、感情の調整がうまくいきにくいなどの特徴があることも報告されています。
 
 
そのため、集団で生活する場は本人にとってはしんどい場所になっていることが多いです。
 
 
だからこそ、そのストレスを本人の無意識のところで発散させようとする脳の防御システムがはたらいて、怒りっぽくなったり、文句を言ったりして、自分の意に沿わないことを遠ざけようとしているのです。
 
 
つまり、不機嫌になったり、文句を言うといった反応は子どものストレスサインの可能性大!だったんです。
 
 
本人も気づかないうちにストレスが積み重なったとき、寝る前や家に帰った瞬間にその感情が行動になってあふれ出てしまいます。
 
 
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3.お母さんが手放したい方がいい正論の押し付け

 
 
ここで、実は気を付けたいことがあります!
 
 
それは多くのお母さんが注目して見てしまうのは
・文句を言うこと
・言い方
・ネガティブな発言
などの「表に出ている行動・言動」だということ。
 
 
そして、しつけや当たり前の観点から
「そんな言い方しないで」
「怒っても仕方ないでしょ」
「楽しいこともあったはずだよ」
正論で正そうとしてしまうのではないかと思います。
 
 
ところが、そこに注目している限り状態は変わらないし、むしろこの方法では逆効果になることが多いんです。
 
 
過剰適応のような状態からのストレスが脳にかかり続けると、発達に影響を与えることがわかっているからです。
 
 
 
 
だからこそ、子どもには“行動の修正”をさせようとするのではなく『ストレスを抜くこと』から始めることが大事です。
 
 

4.文句ばかり言う子どもに見つけたいその子に合ったストレス発散法

 
 
ではそんな風に外でのストレスをため込んでいる子どもにはどうすればいいかというと、まずは「止めない・正さない・コントロールしようとしない」こと。
 
 
子どもの言い方が気になっても、そこには触れない、大人の当たり前や物差しで子どもに対応しない、ということです。
 
 
その上で、子どもが
「この子のストレス発散に有効なことはなにか?」
見るところを「観察する視点」に変えてみてください。
 
 
ストレスを発散する方法は、大人が知っている方法を無理に教える必要はありません。
 
 
むしろ、大人の発想で教えようとするほど、本人にマッチするものが見つからないことも多いです。
 
 
わが家の場合、子どもが自分で見つけたストレス発散の方法は、料理やものづくり。
 
 
娘を観察していて、Youtubeなどの動画を見ているときに「これやってみたいな」と呟いているのに気付いたことがキッカケでした。
 
 
私がやったことは、それを拾い上げ挑戦させてみること。
 
 
気を付けたのは、「こうした方がいいよ。」など大人の物差しで口出しするのではなく、娘のやりたいようにやらせて見守ることです。
 
 
最初はうまく作れないことで、料理をすること自体がストレスになることもありましたが、やり続けるうちに「考えて作ることが楽しい」「考えたものをつくることでストレスが抜ける」という感覚を自分で見つけていきました。
 
 
今では、自分で「イライラしているかも…」と感じたら「料理していい?」と聞いて来るようになっています。
 
 
自分で「つくる」ことが良いのかもと思ったらしく、工作でものを作ったり、自分のキャラクターを描いて開発したりもするようになりました。
 
 
発達凸凹の子どもに必要なのは「自分で納得できるストレスを発散させる方法」を見つけることだったのだと感じています。
 
 
 
 
その状態をつくるためには「親の視点の見直し」が必要です。
 
 
視点が変わると、ネガティブな発言に目を向けるのではなく、子どもの本当の姿を見ようと意識するようになっていきます。
 
 
すると自然と関わり方が変わり、脳の発達が加速するので、子どもは自分で考え整える力を持ち始めます。
 
 
子どもがすぐ怒る、暴れる、文句を言うなどのネガティブさが気になっているお母さん、少しだけ立ち止まって、今の自分の視点を見直してみませんか?
 
 
子どもが自分に合ったストレス発散法を見つけられるように導いてあげられると、自分の力で解決できるようになっていきますよ!
 
 
 
 
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