【群馬県おでかけ情報】犬と触れ合える&脳が発達する!発達障害グレーゾーンの子どもにオススメ「世界の名犬牧場」

発達障害グレーゾーンの子は「空気が読めない」ことで、トラブルを起こしてしまうことがありませんか?犬との触れ合いで、非言語コミュニケーションを発達させることができます!今回は、たくさんの犬と触れ合える「世界の名犬牧場」についてご紹介します。

犬と触れ合える&脳が発達する!「世界の名犬牧場」

 

発達障害グレーゾーンの子どもは「空気が読めない」ことで、友だちとトラブルを起こしたり、人を怒らせたりすることがよくありますよね。

 

「空気が読めない」というのは、非言語コミュニケーションの発達が未熟なことが原因ですが、発達させるためには体験を通して言葉で補ってあげることが大切になります。

 

犬と触れ合うことは、犬の要求を考えないといけません。犬の行動を見て、「この犬はどうしてほしいんだろう?」と考えることで、非言語コミュニケーションのトレーニングになります。

 

また子どもが犬をなでたり、散歩したりすると、犬は必ず答えてくれます。この体験がコミュニケーションが成立する成功体験につながるのです。

 

動物と触れ合える施設はたくさんありますが、動物と触れ合える施設の多くは、犬猫を始めモルモットやハムスターなどの小動物、爬虫類など、多くの種類の動物がいます。犬だけという施設はあまり多くはありません。

 

 

そこで、今回ご紹介するのは、犬好きな発達障害グレーゾーンの子どもにオススメの群馬県前橋市にある「世界の名犬牧場」です。

 

ここは赤城山麓の大自然の中にある、日本最大級のプール付きドッグランのある施設です。そう聞くと、犬を飼っている人が犬を連れて行って楽しむ施設のように感じますが、犬を飼っていない人も楽しめる施設になっています。

 

世界の名犬牧場には、世界各国のたくさんの種類のワンちゃんが暮らしています。小型犬から大型犬まで、普段なかなか出会うことのできない犬種にも出会うことができます。

 

人懐っこくて優しいワンちゃんばかりなので、発達障害グレーゾーンの子どもでも安心して楽しむことができます。ドッグカフェやギフトショップ、ペットショップもありますよ。

 

ふれあいコーナーではお気に入りのワンちゃんと触れ合ったり、ワンちゃんと一緒に敷地内をお散歩することができます。

 

ここからは、犬との触れ合い体験で気を付けてほしい対応と、発達障害グレーゾーンの子どもと「世界の名犬牧場」を楽しみながら脳を発達させるコツをご紹介します。

 

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犬との触れ合い体験で気を付けてほしい対応

 

発達障害グレーゾーンの子どもは衝動性が強い、不注意傾向があるなどの特性があるため、「ふれあいコーナー」に入る時やお散歩体験のときには、

 

「犬がびっくりしちゃうから、ドアは静かに閉めようね」

「犬がいるところではゆっくり歩いてね。」

「リードは無理に引っ張らないでね」

 

と、声をかけ対応してあげてくださいね。さらに

 

「ドアを静かに閉められたね」

「ゆっくり歩いているね」

「リードをゆるめているね」

 

と、こまめにできているところを褒めてあげることで、子どもの自信につながり、自分で考えて行動できるようになります。

 

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「世界の名犬牧場」で子どもの脳を発達させるポイント

たくさんの犬と触れ合える「ふれあいコーナー」で「思いやりの心」が育つ!

 

「ふれあいコーナー」には、「ふれあいルーム」と「ふれあい広場」があります。

 

「ふれあいルーム」はさまざまな種類のワンちゃんと触れ合えるお部屋がたくさん並んでいるエリアです。初級~上級に分かれているので、発達障害グレーゾーンの子どもでも安心。ベンチに座って犬を膝に乗せるなど、ゆっくりと触れ合うことができます。

 

「ふれあい広場」は、青空の下に広がるベンチがたくさんある広場で、小型犬から大型犬まで一緒に触れ合いを楽しめるエリアです。

 

さらに気に入ったワンちゃんと名犬牧場の広場を散歩することができます。

 

我が家の息子は注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの小学4年生です。空気が読めず、相手の気持ちや意図を読み取るのが苦手という特性があります。

 

犬との触れ合い体験で「思いやりの心」を育てるためには、お母さんの声掛けが重要になります。犬は気持ちを言葉にして伝えることはできません。犬をよく見て、犬の気持ちを考えて触れ合うことが重要になります。

 

我が家の息子は小型犬のいる「ふれあいルーム」に入り、

 

「ゆっくり近づこうね」

「そーっとなでてあげようね」

 

と声かけすると、走らずに犬に近づき、そーっと犬をなでたり、ベンチに座って抱っこしたりできました。いつもは落ち着きがなくじっとしていられない息子が、静かにじっと座って犬を抱っこしていました。

 

 

犬と触れ合っている時には、

 

「抱っこすると温かいね、ふわふわしているね」

「眠そうにしているね、安心しているんだね」

 

と、犬の様子を見ながら、息子の感じていることや犬の気持ちを私が代弁してあげました。

 

すると気に入った犬とのお散歩体験で息子は、散歩中にリードが犬に絡まないように注意したり、

 

「こっちに行きたいのかも」

「のどが渇いているのかも。お水をあげてみる」

 

と、犬の気持ちを考えながら行動することができるようになりました。

 

犬との触れ合っている時は

 

「犬のペースに合わせて歩いてあげているね」

「美味しそうにお水を飲んでいるね」

 

とできていることを褒めたり、お母さんが子どもと犬の気持ちを代弁してあげてください。

 

犬の気持ちを察するという経験を通して、「あの子は何も言わないけれど、こんな思いをしているのかも」と、人の心を推し量る「思いやりの心」を育てることができるのです。

 

 

大好きな犬との触れ合いを通して「知的好奇心」が育つ!

 

犬と触れ合うことで、犬に興味を持ち、体の仕組みや生体を知ろうという気持ちが生まれることで、知的好奇心が育っていきます。

 

我が家の息子が中型犬の「ふれあいルーム」に入ったときには、

 

「この犬の毛は思ったより硬いね」

「しっぽが長いのと短いのがいるね」

「ここの犬は甘噛みしないね」

「ウンチがべちょべちょだよ」

 

と、犬をよく観察し、犬の違いや体の仕組み、生体についての疑問を持っていました。それに対して私は

 

「犬によって毛の色や長さとか硬さが違うんだね」

「しっぽはいろいろな長さがあるけど、牧羊犬は生まれてすぐ人が切ってしまうんだよ」

「ここの犬たちは小さい頃に甘噛みをしないようにしっかりしつけがされているんだね」

「ウンチが柔らかいのは、おなかを壊しているのかも。お兄さんに聞いてみよう」

 

と、息子の疑問に答えていきました。

 

ウンチが柔らかい原因が私にはわからなかったのですが、夏の暑さのストレスで、ウンチが柔らかくなってしまう犬がいると、施設の職員さんが教えてくれました。

 

子どもの「なぜ?どうして?」に、お母さんが答える、自分で調べることで答えを見つけることが「学ぶ喜び」つまり自学力を育てることにもつながります。

 

いかがでしたか?「世界の名犬牧場」で犬との触れ合いを楽しみながら、お母さんが声かけを工夫することで、発達障害グレーゾーンの子どもの脳をぐんぐん発達させることができるんです!

 

お近くにお住いの皆さま、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

――施設詳細――

【施設名】世界の名犬牧場

【住所】群馬県前橋市富士見町石井2252-1

【営業時間】10:00~18:00

【休館日】年末年始(12/31~1/2)のみ休園

※荒天等により急遽、休園の場合あり

【公式サイト】https://www.meiken-bokujou.com/

※ここに記載されている情報は2024年1月現在のものです。おでかけの際は公式サイトで最新の情報をご確認ください。

 

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執筆者:原ちず

(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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