授業のノートを取らない、連絡帳を書かない、何度言っても書いてこない!というお悩みはありませんか?こんな発達障害グレーゾーンの小学生には早めに適切なサポートをしてあげたいですね。すぐに実践できるサポート法をお伝えします。
発達障害グレーゾーンの子はノートを取ることが苦手
書くことが嫌いなお子さんはノートを取らないことも多いですよね。結果、忘れ物をする、何が宿題か分からない、テストで点が取れない、などと失敗体験をしてしまうので「ちゃんと書いてきて!」「ノートを書いてこないと復習できないよ!」なんて叱ってしまうママもいらっしゃるかもしれませんね。
実は、以前の私がそうでした。
このようなお悩みを持つ発達障害グレーゾーンの子は意外に多いです。
私の息子も、何度言ってもノートを取らなくてイライラしていました。
みなさんは、授業参観などで、お子さんが板書を写している様子を観察されたことありますか?
私が息子の授業の様子を観察したところ、黒板とノートの間を視線が行ったり来たりで忙しいことがわかりました。
これではノートを取るのに精一杯で授業についていけない、時間内に書けないことで自信を失う、「やる気がない」と評価されてしまう、など、どんどん困りごとが大きくなりやすいということがよくわかったのです。
こんな子には、できるだけ早く適切なサポートをしてあげることが大事です。
ノートを取らない子のサポート方法としては
・黒板が見やすいように席を前の方にしてもらう
・プリントを用意してもらい、手元の見本を見ながら書く
などがありますよね。もしかしたら、ICTを活用したサポートもあるかもしれませんね。
色々な方法がありますが、これはあくまでもサポートでしかありません。
もっと根本的に困りごとを解決していく方法をお伝えしますね。
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ノートを取らない理由とは?
実は、これらの困りごとには
・不器用
・読み書きが苦手
・不注意傾向があるために、マルチタスクができない
・視線を素早く動かすことが苦手(跳躍性眼球運動)
など発達障害グレーゾーンの様々な特性が大きく関係しています。
黒板に書いてあることを写すには多くのプロセスがあります。
1.黒板の文字を音声で覚える
2.音声を頭の中で再生して文字にする
3.ノートに視線を移す
4.筆記用具を構える
5.漢字やカタカナを思い起こして書く
私たちはふだん意識していませんが、なかなか大変ですよね?
無事に漢字を思い出せて、書けた時には授業は先に進んでいて取り残される…。
こんなふうに板書に苦労されているお子さんの気持ちを想像すると切なくなってきますよね。
これでは 読み書きが嫌いになってしまうのも無理がありません。
ノートを取らない原因とも言えるのが、「ワーキングメモリの弱さ」です。
ワーキングメモリとは一時的に情報を記憶し、その情報を使って作業をする働きのことです。
黒板を写すときは
①黒板を見て書いてあることを一時的に覚える
②視線をノートに移して記憶したことを書く
③再び黒板に視線を戻して、新しい部分を覚える
と言う作業の繰り返しですよね。
ワーキングメモリが弱いと、単語や文をまとまりで覚えるのが苦手だったり、黒板からノートに視線を動かした瞬間に、覚えた情報を忘れてしまうなどの問題が出てきてしまいます。そうすると、一文字ずつ書き写すことになり、ノートを書くのに時間がかかってしまうのです。
ワーキングメモリを鍛えて一度に記憶できる情報量を増やしてあげると、この困りごとが減っていくので、具体的な方法をお伝えしますね。
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毎日ノートが取れるようになるママのサポート方法
ノートを取らない本当の理由を理解し、苦手に合わせたスモールステップの声かけとサポートをしていきましょう。
例えば連絡帳でしたら、書くページに子どもが好きなキャラクターの付箋を貼って、すぐに開けるようにします。
そして書く項目を、時間割りの時、宿題の宿、持ち物の持、連絡事項の連、と事前にママが書き込むことで、お子さんに黒板⇔連絡帳の着目する場所をわかりやすくします。
そうすると短期的に見た情報を記憶し処理する力(視空間的短期記憶)が伸びて板書を写すことができるようになります。
こうした工夫をすることで、私の息子はノートを取れるようになっていきました。
このようなサポートをしながら、少しでも書いてきたら
「よく書けているね!」
「書いてこられてすごいね!」
「読みやすい字で分かりやすいな」
など、たくさん褒めてあげることで、脳が「できているんだ」と認識して、自信を持てるようになりますよ。
ママの声かけでできているよということを伝えていくのです。
書き忘れた日があったとしても「忘れたの?」ではなく「先生、宿題どれって言ってた?」と、書くだけが方法ではないことを気づかせて、困った時の対処方法も教えてあげると良いですね。
大事なのは、困った時に何とかしようとすること。できなくても、できることをやろうとすること。
発達障害グレーゾーンの子は、ここを褒めていくと苦手なことも「できるようになろう!」とチャレンジする力が育ちます。
そして、チャレンジを繰り返すうちにチャレンジ学習として定着していくのです。
ママのサポートで板書を写すことが楽になったら嬉しいですよね。
ぜひ参考にしてみてください。
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執筆者:徳長真維
(発達科学コミュニケーショントレーナー)