今日は子どもの困った行動を
解消するために一番大事なのは、
叱り方ではないですよ、というお話をしますね!
私が普段お伝えしている、
発達科学コミュニケーション講座では最初に、
「肯定的な関わり方」
をテーマに学んでいくのですが、
生徒さんからよく出る質問にお答えします。
それは
「じゃあ困った行動はどう叱ればいいんですか?」
という質問です。
その答えは…
今の段階ではたとえ正しい叱り方をしても
効果はあまり期待できない、ということです。
叱ったり諭したりが効くのは、
子どもの脳の受け入れ体制が出来上がっている
ことが前提。
だからこの段階で
叱り方にフォーカスするのは
順番が違うんですよね。
じゃあどうすればいいのか?
というと、今はとにかく
「叱らなくてもいい状態を
キープすること」
が必要なんです。
たとえば
弟を叩くのをやめてほしい
→普段、仲良く遊んでいることを
見逃さずに褒める
家の中を走り回る
→座って遊んでいる時に
しっかり褒めておく
という感じで
良い状態を長く保てるような
声かけをしっかりして
あげることが
まずは大事なんです。
他にも環境を整えるなど
どんな行動で
困っているのかによって
いろんな対策があります。
ですから、まずは
「叱らなくてもいい状態」
にするためには
どんなタイミングで
どんな風に声をかけると
いいかな?
そこをしっかり考えることから
はじめてみてくださいね!
だんだん
「叱らないといけない場面」
が減っていきますよ^ ^