「空気が読めない」を徹底解説しちゃいます!

前回の記事では発達凹凸キッズの
「空気が読めないタイプ」には
2つあり、
 
 
それぞれに適した対応が
異なりますよ、
ということをお話しました。
 
 
「おうちdeソーシャルスキルトレーニング誕生秘話」より

 

今日は1つ目のタイプ、
「そもそもルールがわからない」
タイプについて解説しますね!

 
 
これは自閉症スペクトラム(ASD)
傾向が強い子に多いです。
 
 
見極め方としては、
 
 
・冗談や比喩が通じないなど
 普段からミスコミュニケーションが多い
 
 
自分の気持ち
 言葉を使って説明することが苦手
 
 
場違いな発言をすることが多い
 
 
・初めてのことや場所に強い不安を感じやすい
 
 
・想定外のことが起きるとパニックになりやすい
 
 
などの行動が見られる子は
「そもそもルールがわからない」
タイプのことが多いです。
 
 
このタイプは
 
 
・目に見えないものを想像したりすることが苦手
 
 
・抽象的な表現を理解することができない
 
 
などコミュニケーションに
躓きやすい特性を持っています。
 
 
だから
「どうすればいいのか本人がわかっていない」
というところがポイントになるんですね。
 
ポイント3.jpg
 
 
このタイプの友達トラブルの
メカニズムを解説すると、
 
 
・思ったことを口に出してしまう
 
→「こういうことを言うと
 相手は嫌な気持ちになる」
 と言うことが分かっていない
 
 
・一方的に話してしまう
 
→自分が話していい状況か
 どうかの判断ができない
 
 
・お友達が嫌がっているのに抱きつく
 
→相手の表情から気持ちを読み取れない
 
 抱きつく以外の
  コミュニケーション方法が分からない
 
 
と言うメカニズムで
「空気が読めない」ように
見えてしまうのです。
 
 
対応としては、
ソーシャルスキルトレーニングなどを活用して
「こう言うときはこうする」
とルールを教えることが有効になります。
 
 
まとめると、
「空気が読めない」の1つ目のタイプは
 
 
・「そもそもルールがわからない」タイプ
 
 
・自閉症スペクトラム傾向の子に多い
 
 
・普段からミスコミュニケーションが
 起こりやすい
 
 
・「こういうときはこうする」
とルールを教えることが有
 
 
です^ ^
 
 
では次回は、
皆さんが苦労しているであろう、2つ目のタイプ
について解説していきますね!
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