先日から
小学生に身につけたい力として
小学生に身につけたい力として
よく話題に出る、
読解力についてお話ししています。
今日は
読解力とは何か?を
詳しくお話ししていきますね。
読解力とは簡単にいうと
意味を理解する力のことです。
文章だけでなく
相手の状況や感情、伝えたいことを
読み取って理解する力でもあります。
読解力は5つの要素で
構成されているのですが、
今日はそのうち3つについて
解説をしていきますね^ ^
①読み取る力
(基本読解)
文字通りに読むだけでなく、
本質を読み取る力のことです。
文章だけでなく、
会話や芸術など
広く役に立つ力だと
言われています。
ここの力が弱いと
・早とちりで
ミスコミュニケーションが増える
・フェイクニュースや
人の嘘が見抜けずに
トラブルに巻き込まれやすくなる
などの困りごとが出てきます。
②言葉の対応を掴む力
(指示読解)
言葉の対応関係を
適切に捉えていく力です。
文章の中には「それ」など
指示語が明記されていないにも
関わらず、
何かを示していることも
よくありますよね。
ここが弱いと
・会話についていけない
・言われたことを理解するのに
時間がかかる
・指示がなかなか通らない
などの困りごとが出てきます。
③情報を抜き出す力
(図表読解)
文字以外の図や表から
正しく情報を掴む力です。
ここが弱いと
・相手の表情から
感情が汲み取れない
・その場の状況に合わせて
適切な行動が取れない
・悪気がないのに
人に嫌な思いをさせてしまう
などの困りごとが出てきます。
いかがでしたか?
こんな風に読解力というのは
「空気を読むこと」
と密接な関係があるんですよ。
次の記事では残り2つの力について
お話をしていきますね。