【ひろこ先生の本棚】学校での時間が子どもにとって「地獄の時間」にならないように

 

今日は日曜日。

「ひろこ先生の本棚!」

の日です!

 

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毎日頑張ってるママたちに

少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてほしい!

 

 

そんな思いで書いています^^

 

 

初めて読む方のために説明しておくと、

「ひろこ先生の本棚」コーナーは

私が、小児科医の視点から、
凸凹キッズの母親の視点から、

そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から

 

選りすぐりの1冊をお届けする企画です。

 

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さて、いきなり衝撃的なタイトルから
始めてしまいましたが、

 

皆さんは、子どもの頃、
学校が好きでしたか?

 

大好きだった!と言う方もいれば
いやいや行ってたよ、と言う方も
いらっしゃるでしょう。

 

だけど、大人の対応しだいで

 

発達凸凹の子どもたちにとっての学校は
「地獄」のような場所
なりかねないのです。

 

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「ママカルテ」のご相談でとっても多いのが

「学校トラブル」

 

学校で立ち歩く
注意した先生に反抗する
お友達に手が出てしまう

 

そんな、いわゆる「問題行動」に対して

 

・毎日先生に叱られる

・悪いことをしたら「クールダウン」
と言いながら、授業に出させてもらえない

・宿泊行事をやんわりと断られる

・帰りの会で吊るし上げにあう

・クラスの友達にまでできていないことを
指摘される

 

 

これらは、私がご相談で聞いてきた
学校で、子どもたちのやる気が
どんどん削がれていくエピソードの一部です。

 

 

うちの子にも当てはまる!
と言う方もいらっしゃるかもしれません。

 

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確かに、学校からしてみれば
他の生徒たちもいるので、
一人だけに特別対応していたら
とてもじゃないけど回らない。

 

他の子に危害を加えたり
自分にも暴力的になってくる子もいるから
それを避けなければいけない。

 

そう言う気持ちもわかります。

 

 

だからこそ、先生たちには知って欲しい。

 

その場限り、思いつきでやる行動が
お子さんにどれだけ大きな影響を
与えるのかと言うこと。

 

失った「信頼感」を
取り戻すのには時間がかかると言うこと。

 

だけど、しっかり「準備」して対応すれば
子どもたちはきちんと反応してくれること。

 

 

その「準備」に最適解をくれるのが

今日ご紹介するこちらの本です。

 

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発達障害・グレーゾーンの子が
ぐーんと伸びた

声かけ・接し方大全

小嶋悠紀 著

 

 

著者の小嶋先生は
元小学校の先生。

 

これまで出会ってきたたくさんの
発達凸凹キッズたちに対して

 

子どもとの信頼関係を築き
子どもたちを伸ばすために

 

と言う視点でいろんな工夫をされてきました。

 

 

その中で、これは子どもたちに効果があった!
というノウハウを
まとめてある1冊です。

 

 

小嶋先生が書かれていたこちらのニュースを
先日見つけて、

 

イラつく、友達をたたく…
発達障害の子の「問題行動」の原因は
「環境」にあった

 

 

まさに

「問題行動は本人のせいじゃない。
環境のせいなんだ!」

 

と私が日頃から伝えていることを
すごくわかりやすく伝えてくださっていたので、

 

これは現場の先生たちにも、
そしてお母さんたちにも知って欲しい!

 

と思い、こちらの書籍をご紹介する
ことにしました。

 

 

いろんなスキルは載っていますが、
私が一番大事だと思うのは

 

「子どもたちと信頼関係を築くには
どうしたらいいのか」

 

という視点で子どもたちと向き合うこと。

 

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どんなにいいスキルを使っていても

 

・また〜したらどうしよう
・どうせ言ってもわかってくれないし
・言い聞かせたって意味がない

 

そんな風に、お子さんに対する
ネガティブな感情を持って接すれば

当然お子さんは反発してきます。

 

 

私のメルマガ読者様の中には
学校関係者も多数いらっしゃるので、

 

先生方にはぜひ日々の教育活動で
この本を活用して欲しいのですが、

 

ママたちにもできることがあります!

 

 

それは、この本を読んで、
中に書いてあることを、
お家で置き換えて実践してみること。

 

ママがやるのも効果的ですが、
私は「パパにも参考にやってもらう」
ことをおすすめしています。

 

 

もうすぐ夏休み。
お子さんは、学校に行かなくていいことで
少し落ち着きやすい時期に入ります。

だから実験するのに最適な時期!

 

 

そして、夏休みにやってみて
うまくいったところに付箋をつけて

夏休みが終わる少し前に
先生に渡してみましょう。

 

 

何もやらずに、先生に対応してくれることを
求めるのではなく、

 

お母さんがお家でやってみたら
うまくいった!

 

だから学校でもやってみて欲しい。

 

 

そんな風に伝えることで、
先生も「それならば」と言うことで
協力してくれやすくなりますよ。

 

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今日の1冊は、
子どもたちの味方を増やすための本。

 

そして、子どもたちが毎日過ごす学校を
「天国」に近づけるための1冊です。

 

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とってもわかりやすい本ですので、
ぜひ、この夏チャレンジしてみてくださいね。

 

 

最近、「ママカルテ」では
親御さんと一緒に学校とも連携したい!
という方が増えてきています。

 

実際に先生方から、
学校でどんな対応をしているのか、
学校での課題はどんなものか
についての情報を直接伺い、

 

私が学校での対応の仕方も含めて
具体的にアドバイスをさせていただいています。

 

 

もし、「ママカルテ」を受けて
学校側とも連携したい!と言う方は

 

このメールに返信くださいね^^

具体的なお話をさせていただきます。

 

 

学校に、連携について相談したい場合は、
今お届けしているこちらの電子書籍を
印刷して先生にわたしてみてくださいね^^

 

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