子どもの「好き!」まで症状に思えてしまった

今日は前回のお話の続き。

 

子どもが診断を受けたことによる
デメリットについてです。

 

ここまでの記事を読んでいない方は
こちらからどうぞ

↓↓

第1話 世界一優しい発達診断をお届けします♪
https://desc-lab.com/morinakahiroko/633/

 

第2話 なんで「診断」が大事なの?
https://desc-lab.com/morinakahiroko/636/

 

 

5歳を過ぎた頃
わが家の息子に
ADHDの診断がつきました。

 

 

小学校に入る前に
診断をつけていた方が
きっと正しい支援を受けられるに
違いない!

 

 

そう思った私は
知り合いの精神科の先生のところで
検査を受けさせてもらいました。

 

 

息子は心理士さんから
発達検査を受け、

私と園の先生に聞き取りをし、

 

そして、先生は
「うん、ADHDでいいと思います」
とおっしゃいました。

 

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「ADHD、でいい、って
どういうこと?」

頭の中にはその質問がぐるぐる。

 

 

だけど、やっと診断がついたんだ。
これからはADHDの息子を
私がちゃんと育てていくんだ。

 

そんな気持ちに
切り替えたつもりでした。

 

 

ですが、実際にADHDと
診断がついてしまったことで

私が息子を見る目が
がらりと変わってしまったことに
気がつきました。

 

 

それまでは
息子らしくてかわいいなって
思っていたやんちゃさや元気さ

 

お散歩に行くと必ず棒を拾って
見えない敵と戦う

 

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高いところが好き
登って飛び降りたがる。

 

本が大好きで、
その世界を頭の中で
どんどん広げていく空想力

 

思いついたことをポンポン
話してくれるときの
ワクワクした目

 

 

そんな、
「息子らしくてかわいいなあ」
と思ってきた言動が、

「この子は ADHDなんだ」

と思ったとたん、

 

ああ、これは全部
ADHDの症状なんだ。

 

ADHDだから
こんな風に振る舞うんだ
と思えてしまい、

 

 

「症状ならば
修正しなきゃいけない」

に変わってしまったんです。

 

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子どもの好きなもの、得意なこと
息子の興味関心すらも
症状に感じてしまい、

 

「息子にぴったりだから
こういう対応をした方がいい」

というよりも

 

「ADHDだからこういう対応を
しなきゃいけないんだ」

と考えてしまうように
なりました。

 

 

息子のことを

「森中長男くん」

ではなく

「ADHDの長男くん」

という視点で見るように
なってしまったんです。

 

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その頃の息子に尋ねたら、
きっと

「ADHDの長男くんじゃない!
僕は僕だよ!」

と腹を立てたと思います。

 

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でも、ママカルテを活用し、
世界でたった一人の息子
まっすぐ見られるようになった今では

 

長男のことを

「ADHDの長男くん」

と思うことはなくなりました。

 

 

それどころか、

「ああ、そういえばうちの子
発達障害だったっけ」

 

と思う場面が増えています。

 

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人と違う「息子らしさ」を
楽しめるようになった私。

 

 

そんな思いを、あなたにも
感じて欲しい。

 

 

「あ、そういえばうちの子
発達凸凹だったっけ?」

って思い出し、
そんな自分の変化にクスッと笑って欲しい。

 

そんな想いで私は

「ママカルテ」を作り、広めています。

 

 

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