1.何をするにも「分かんない」「イヤだ」「ママやって!」だった息子
わが家の小学3年生の次男(通称:コウくん)は、小学1年生の3学期から学校への行き渋りが始まり、小学2年生の2学期には不登校となりました。
その後は、私が付き添って登校し、別室で過ごしていました。
学校へ行けても私から離れることは難しく、先生と話すときも後ろに隠れたり、しがみついたりしていました。
何を聞いても
「分かんない」
日常生活では
「ママやって!」
「イヤだ」
「できない」
と言っていました。
私は、困らないように、失敗しないようにと思い、
「こうしたらどう?」
「こうした方がいいよ」
と先回りして答えを出したり、準備したりしていました。

\ママが判断に迷わなくなる!/
行き渋りに逆効果な言葉があるって
知っていますか?
行き渋りをこじらせない関わりポイント
無料で読めます↓↓↓
2.寄り添い、見守っていた私が、小さな一歩を後押しすると決めるまで
コウくんが不登校になった頃、私はSNSや本に書いてあった、
「寄り添いましょう」
「見守りましょう」
という言葉を意識しました。
コウくんが、
「行きたくない」
と言うと、
「行きたくないんだね」
「辛いよね」
と寄り添っていました。
しかし、コウくんは元気にならず、感情を爆発させることも増えていました。
子供を守りたくて、寄り添っているのに教室に入れず、私からも離れられない。
何が正しいのか、どうしたらいいのか、わからない。
寄り添っても前に進まない日々に絶望と不安しかありませんでした。
悩みながらも、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学び(以下:発コミュ)でした。
学ぶ前に不安もありました。
「お金をかけて学んで、本当に私たち親子は変われるのだろうか?」
「お金を出したのに、変われなっかたらどうしょう。」
しかし、一日でも早く、この苦しい毎日から抜け出したい。
そんな迷いを抱えながら、2026年3月から発コミュの基礎講座で学び始めました。
すると、3週間ほどだった頃には、コウくんが感情を爆発させることが減っていきました。
日常でも、
「公園に行きたい」
「自分でご飯を作ってみたい」
と、小さな「やってみたい」が出てきました。
そんな変化を、驚く一方で、私の中でまだ、迷いがありました。
「本当にこのまま続けていていいのかな?」
「もっとほかに方法があるんじゃないかな?」
不安で、新しい情報を調べては、インプットばかりしていました。
そんな中、発コミュをさらに深く学びたいと思い、2026年6月、基礎講座からステップアップして、繊細な子の心と脳を強くする親子の関わり方を教える、むらかみりりかさんのもとで学び始めました。
りりかさんの講義や著書「HSC・繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング」から、 繊細な子の、ネガティブな気持ちに共感を重ねることが、かえって不安を強める場合があると知りました。
また、ただ待つのではなく、安心できるかかわりの中で小さな行動を促し、「できた」という記憶を残すことが大切だと学びました。
夏休みは、その経験を積み重ねるチャンス。
コウくんが自分で動き出すのを待ちながら、小さな一歩を後押ししょうときめました。

\集団生活がしんどい繊細な子のママへ/
わが子のタイプを知って
ラクに楽しく過ごすヒントをまとめました
無料ダウンロードはこちらから↓↓↓
3.お手伝いの「やる!」と、ラジオ体操への一歩が生まれた夏休み
私が意識したのは、笑顔と優しい声で名前を呼び、コウくんがしていることに興味を向けて、話を聞きやすい状態をつくることです。
そして、
「それならできそう」
と思える小さな行動を提案し。
できたことを言葉にして伝るようにしました。
①「もうイヤ!」で終わっていたお手伝いが、次の「やる!」につながった日
わが家には、お手伝い1つで10円というルールがあります。
以前の私は、「10円払うなら、ちゃんとやってもらわないと」と思い、
「タオルはこう畳んでね」
「床でたたんだら汚れちゃうから、上で畳んでね」
と、口を出していました。
すると、
「もうイヤ!」
「やらない!」
私は「そっかー」と諦め、勝手にお手伝いは好きじゃないんだなぁと思っていました。
ほんの少しだけのお手伝いでは、
「それじゃ甘いだろうー」
と思っていたのです。
しかし、発コミュで学ぶ中で、行動を小さく分け、「それならやってみよう!」と思える気持ちをつくることが大切だと気づきました。
それまでの「ちゃんとやってほしい」という考えから、まずは「やってみたい」と思えることを大切にして、声をかけてみようと思いました。
ある日、
「ねぇねぇ、コウくん」
「クイックルワイパーで床拭いてみる?」
と声をかけると、コウくんはすぐに
「やる!」
と答え、自分で始めました。
私は、
「きれいになってるね!ありがとう」
と伝えました。
その後、
「ちなみに、タオルたたむとかもあるけどどうする?」
と聞くと、コウくんは最初少し止まりました。
そこで、
「このタオルだけなんだけど」
と少ない量を見せると
「やる!」
と言いたたみ始たのです。
「2枚たたんだんだね!」
「もう、たたみ終わったね!」
と、できたことを言葉にして伝えました。
さらに、
「洗濯物干すけど、一緒に干す?」
と聞くと、
「うん!」
と答えました。
パパのシャツなど3枚だけ渡すと、コウくんは、自分で考えて干しました。
そして、うれしそうに、
「できた!」
と見せてくれたのです。
「パパのシャツ干すの難しかったけど、自分で考えてできたね。」
「今日はいっぱいお手伝いしてくれて助かったよ!ありがとう!ママすごくうれしいよ!」
と伝えました。
床拭きから始まったお手伝いは、タオルたたみ、洗濯物干しへと広がりました。

②「一回、通りまで出てみる」前日は「行かない」と言っていた息子の決断
もう一つ意識したのは、コウくんが自分で考えて動き出すのを待つことです。
以前の私は、コウくんが困らないように、先回りして声をかけていました。
また、コウくんの気持ちを聞く前に、私が勝手に判断して答えることもありました。
発コミュを学び、よかれと思って先に答えを出すことが、子ども自身が考え、選ぶ機会を減らしているのかもしれないと気づきました。
育てたいのは、ママに言われて動く力ではなく、コウくん自身が考え、選んで動く力。
つい口を出したくなることもありましたが、まずはコウくんが、自分で考えて、行動するのを待つ時間を大切にしようと思うようになりました。
夏休みのラジオ体操の初日、コウくんが選んだのは、
「行かない」
でした。
私は行かせる方向へ誘導せず、その選択をそのまま受け止めました。
その日の夜、コウくんが、
「明日は行きたい」
と、言ったのです。
翌朝は、
「行きたい」気持ちと、「一人では行けない」不安の気持ちの両方がありました。
私は答えを出さず、コウくんがどうするかを待ちました。
すると自分から
「一回、通りまで出てみる」
と言い、通りに出ると、
「知ってる人がいた!」
と安心して向かいました。
体操をし、お菓子をもらい、お友達と笑顔で帰ってきました。

4.ママにしがみついていた息子が「めっちゃ成長してるもん!」と言った2学期
小学3年生の1学期は、教室どころか職員室前の廊下と学習室しか行けませんでした。
生徒が多く通る廊下には出られず、
「教室、少し見てみる?」
と声をかけても、
「ヤダ、無理」
と話し、ちらっと見ることもありませんでした。
2学期に入り、3日目。
学校から帰ってくると、
「教室を5回くらいちら見してきた!」
と話してくれました。
さらに、2学期が始まって10日目。
「今日は教室をちょっと覗くんじゃなくて、めちゃくちゃ覗いてきた!」
と、とても自慢げに話しました。
そして、こう言ったのです。
「俺なんて今日、ちょい見じゃないよ!体を半分入るくらい教室に入って見てきたから!めっちゃ成長してるもん!」
私は、この言葉がとてもうれしかったです。
以前は、
「分かんない」
「イヤ」
「ママやって!」
と言い、自分から行動することが難しかったコウくん。
そんなコウくんが、自分で前の自分と今の自分を比べ、自分の成長を見つけていたのです。
今までは私がコウくんの小さな「できた」を見つけ、言葉にして伝えていました。
それが今では、コウくん自身が自分の「できた」を見つけ、うれしそうに話してくれるようになったのです。

5.今見えている姿だけが、わが子の未来のすべてではない
以前の私は、コウくんが困らないように先回りして答えを出し、「ちゃんとできること」を大切にしていました。
けれど、発コミュを学び、「それならできそう」と思える小さな一歩を後押しし、コウくん自身が考え、選ぶ時間を大切にするようになりました。
子育てに悩み、今のわが子の姿を見て、この先の未来まで不安に感じているママへ。
今見えている姿だけが、わが子の未来のすべてではありません。
子どもが今できていることに目を向け、小さな「やってみたい」を後押しすることから始められます。
私は、これからも、わが子の「やってみたい」や、夢を応援し、自分で選んだ一歩を全力で後押しできるママでいたいです。

\行き渋りが急増している本当の理由/
今日からお家でできる脳を育てる声かけ↓↓↓

\繊細さは強みにできる/ \Amazonで検索1位!/
繊細な子の子育てでまず知っておきたいこと↓↓↓
心と脳の現在地がわかるココロファインダー収録
親子の5つの感動ストーリーがマンガで読める!
よくある困りごとの理由と解決法も掲載↓↓↓
発達科学コミュニケーション
執筆者:たにぐちこはる





