おはようございます!
我が家の息子はASDと
ADHD両面持っています。
目からの情報処理が極端に強い子のため
一度見たものや道は覚えているといった
記憶力を持ち合わせていたものの
反面、
気になったものが一瞬でも目に入ると
何がなんでも触ろうとしました。
外で買い物に行けば
魚やお肉のラップに穴を開けようとしたり
突然走り出してしまったり
買い物をするのも一苦労。
それ以上に
私が悲しかったのが
大好きだったインテリアを
飾れなかったことです。
壁のタペストリーは
椅子を持っていってまで
取り外そうとし、
棚に装飾品や家族写真を置けば
毎日のように投げ落とす。
引き出しにしまった筆記用具も出し放題
カラーテープを家中に貼り付けたり

最初は好奇心旺盛なのかなと
思っていたものの
毎日のように荒らされる家を
夜な夜な片付けながら
次第にインテリアを飾るのを
諦めていったんです。
子どもの散らかった
おもちゃや服を片付けるので精一杯。
壊れたインテリアを見るくらいなら
いっそ飾らない方がいい。
段々壊れていいもの
自分が愛着を持たずに済むもの
買うものもワクワクするものではなく
生活として必要なものしか
買わなくなっていきました。
そうするとね。
家自体も大事にできなくなっていくんです。
最初息子と住んでいた家は
リノベーションして作った家でした。
壁紙や、扉や床の色。
家具も自分好み。
ワクワクして作ったそんな家が
ただの生活空間の場になっていきました。
この子はちょっと変わった子
だから仕方ない。
とにかく「ちゃんと」育てないと
穏やかで好きなものに囲まれて
なんて描いていた理想とは真逆の生活。
正直、
なんで周りは楽しそうに生活してるのに
うちだけこんな苦労してるんだろう。
そんな比較している自分に
嫌気もさしていました。
もし今の私が
当時の自分に声をかけるとしたら
「諦めなくて大丈夫。
子どもの脳が成長したら
好きな空間はいくらでも作れるよ。
そのためにも、
まずは子どもが育ちやすい
環境になっているか
見直してみない?」
そんな風に言っていると思います。
では、皆さま今日も行ってらっしゃい♪