お片付け時間を脳が育つ時間に!こだわりの強いパステルキッズの「譲る力」を伸ばす声かけ

おはようございます!
 
 
こだわりの強い子に多いトラブルとして
お友達におもちゃを貸せない
と言うことが1つあります。
 
 
もちろんおもちゃを貸すことだけが
正しいわけではありませんが
 
 
物の貸し借りができない背景には
「自分の物を取られてしまう不安」
が隠れている場合がほとんど。
 
 
その不安を取り除き
譲る力を伸ばす
お片付け時間での声かけについて
今日はお話しします。
 
 
物を貸せないお子さんは
自分の居場所や自分自身に自信がなく
何かに固執することで
安心感を得ようとしています。
 
 
そのため、
自分の手から離れることを
極端に怖がり「いや!」となる。
 
 
ここには見通しが持てない
つまり
「貸したら戻ってくるかがわからない」
という思考も関わっていきます。
 
 
そんな状態で
「貸してあげなさい!」
なんて言ってしまうと
「ママは僕の気持ちをわかってくれない」
となってしまうんですね。
 
 
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そのためには、
「不安」を減らし
「見通す力」をつけることが大切。
 
 
そしてお片付けのタイミングに
実はそのチャンスがあります。
 
 
例えば。
プラレールやレゴで遊んでいて
「片付けるよ」と言っても
「片付けたくない」
と言ったとき。
 
 
こだわりのある子にとって
それは作品だったりします。
 
 
「その場所」に飾っていることすら
自分の世界観を表現していることも。
 
 
そう言うときは
あえて「片付けない」選択肢を取るんです。
 
 
「〇〇くんの大事なものだもんね。
飾っておいたらかっこいいもんね。
 
 
じゃあ、
これだけは残して
他のものだけお片付けしようか」
 
 
いつも「片付けて」と言うママが
片付けなくていいよと言ってくれた。
 
 
自分の思いを叶えてくれた
と言う嬉しさから
 
 
相手の気持ちも叶えたい
と言う気持ちが育っていきます。
 
 
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また、
翌日もおもちゃがその場所にある
と言う見通しをもてる経験
積み重ねることで
 
 
「ママが言ったことなら大丈夫」
と未来への不安も
軽減できるようになります。
 
 
困りごとはその時に対応するのではなく
普段から子どもの気持ちを
満たしてあげる対応をすること。
 
 
これがトラブルを回避する
ポイントですよ^^
 
 
では、皆さま今日も行ってらっしゃい♪
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