宿題も学校も嫌いな発達障害グレーゾーンの娘が選んだ”まさか”の進路選択で得られたもの

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宿題も学校も嫌いな娘が選んだ

”まさか”の選択で得られたもの

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昨日はわが家の娘が

中学受験当日の朝

 

 

いざ試験会場へ!

となった瞬間に

 

不安からトイレに閉じこもり

出てこられなくなってしまった

エピソードについて

お伝えしました。

 

 

とうとう家を出なければ

ならない時間を過ぎても

全く出てこない娘。

 

 

緊張・不安・吐き気

一人で戦っていました。

 

 

そこで

共感の言葉はかけながら

私の次の作戦としては

 

 

今目の前のことで

パニック状態の娘の視点を

どうやって切り替えさせるか?

です。

 

 

そうだよね。初めてだもんね。

だけど大丈夫だよ。

 

 

この言葉では

その場の感情から

離れることができません。

 

 

だからといって

トイレから無理やり

引きずり出して

会場に連れて行っても

 

試験を受けるのは娘なので

それは感情が消化できず

全くの逆効果。

 

 

 

そこで、

今考えている思考から

もう少し遠くに目線が向くように

 

あえて試験とは関係のない話を

するようにしました。

 

 

それが

虫の目線、鳥の目線作戦です。

 

 

例えば目線が

蟻(アリ)だったら。

 

目の前の大きな大きな壁が

道を塞いでいた時

 

必死にその壁を

登るしかない

と答えを出すかもしれません。

 

 

けれど鳥の目線で見てみれば

左右に進めばその壁は

あっという間に

横をすり抜けられる

壁だということに

気づくことができます。

 

 

そんな、自分には絶対に無理

と感じている問題も

 

視点を変えて見てみれば

案外思っているよりも

簡単に越えられる壁だと

なんとか本人に気付かせる。

 

 

ということが

切り替えが苦手で

こだわりが強く

不安が高まりやすい

 

こんなタイプのお子さんには

 

 

思考がこり固まってしまい

動けなくなっている時こそ

 

行動を起こさせるために

とっても大事な

コミュニケーションの方法です。

頭を抱える男の子イラスト.png

↓↓↓

ひらめいた男の子のイラスト.png

考え方はわかるけど

テコでも動かなくなった子

どんな言葉をかけたらいいのか?

 

 

ここが難しいところですよね^^

 

昨日のヒントは

「私は試験の話しを全くしないようにした」

 

とお伝えしましたが、

具体的にはこんな話をしました。

 

 

 

あの学校って制服のリボンは

何種類あるんだっけ?

 

 

なんか部活だけじゃなくて

サークルが楽しそうだったけど

なんてサークルだったかな?^^

 

 

なんか化粧品会社と

コラボする研究とかあったよね?

 

 

 

そんな風に

今日の試験の先に

どんなことを楽しみにしていたのか?

 

何のために頑張ってきたのか?

 

そんなことを

思い出せるような質問

 

 

娘の様子をうかがいながら

少し落ち着いてきたところで

投げかけました。

 

 

そのうちに

ムリ!という言葉がなくなり

 

自分で決めたらいいよ^^

今日受けなくても明日もある!

 

と伝えて3分後

自分からトイレを出て

車に乗り込みました。

 

 

✅楽しいことで誘う

✅自分で選ばせる

✅信じて待つ

 

 

基礎講座の中でも

生徒さんにもお伝えすることですが

 

基本に沿って対応することが

やっぱり大事だと感じた

瞬間でもありました。

 

 

そして、

今日も試験2日目を受けた

娘ですが。

 

 

今日はトイレにこもる事なく

 

 

不安だな

緊張するな

行きたくないな

 

 

そう言いながらも

サクサク支度をして

家を出ることができました。

 

 

 

昨日葛藤の末到着した

第一志望の学校に

合格通知をいただけた娘に

受験の感想を聞いてみました。

 

 

すると、

 

「私努力って苦手だったけど

今回初めて努力したって思えた。

 

すぐに飽きちゃうし

努力が続かない私だったけど

チャレンジしてよかった!

 

と緊張しても乗り越えられた

ことが自信になっていました。

 

 

 

学校が嫌いで合わない娘が

学校に行くために

努力をするなんて

 

 

最初に言い出した時は正直

 

本気?!

 

と思いました。

 

 

けれどやってみるとは言うものの

それほど受験生らしい勉強は

しなかった娘に

 

 

私はずっと

「勉強しなさい」ではなく

 

「将来どうなりたい?」

 

と会話を続けてきました^^

 

 

勉強と未来の自分をつなげて

考えることが

 

おうちキャリア教育の

原点だからです。

 

 

子どもだって

本気で叶えたいことのためには

頑張れる。

 

その力を実は

誰よりも持っているのが

凸凹キッズたち。

 

 

 

それを感じたのは

娘になぜ受験したいのか?

を聞いた時

 

「学校は好きじゃないけど

なりたいものが見つかったから

なりたいものになれるために

必要な場所に行く。

 

そんな感じ!」

 

 

こんな言葉で

「あなたにとっての受験とは?」

を答えてくれた時でした。

 

 

私がやってきたことは今日まで

 

勉強を教えること

 

ではなく

 

未来を描かせること

 

 

だけでした!

 

 

 

勉強したの?

これいつまでにやるの?

学校どうするの?

 

 

と聞いてもやる気が出ない

お子さんこそ

 

 

未来を先に描かせる!

 

 

 

こんなおうちキャリアスクールで

お待ちしています!

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