発達障害グレーゾーンの子にゲームや動画の時間を制限して守らせることが難しい理由はこれ!

さて、生徒さんからのお悩みでも
TOP3に入ってくるのが
ゲームや動画がやめられない問題。

 
そんなお困りごとがあるママは、
子どもがどうして動画にハマるのか?

ゲームにハマるのか?って
考えたことがきっとあると思います。

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その理由はいくつもあって、
ゲーム会社が莫大な金額を
投じてハマるように作っているのが
ゲームなので、
 
言うなれば
ハマって当たり前だから。
という考え方もあります。
学校で嫌なことがあって、
その心を癒すためにゲームに
没頭する子もいるでしょう。
 

電車が大好きで、
とにかく好きな電車の情報は
全て知りたい!という探求心
動画に没頭するお子さんもいます。
 

だからこそ、
ただ単にゲームや動画を見る時間を
制限して守らせることには
根本的な無理がある
 
という事を
わが家の凸凹長女を見ていても
生徒さんのお子さんを見ていても
感じます。

 
わが家の長女も
動画もゲームもやめられない
切り替えが超絶苦手な子でした。
 

なので、今でも気を抜くと
没頭モードに入ったり
そろそろやめようかと声をかけると
キッと睨まれたりすることは
あります。

 
そんな時ってどういう時か?
と言うと、
脳が暇をしているとき、
やりたくない事をする必要がある時
この二つが圧倒的に多いです。

 
つまり切り替えられないのは、
次の行動が「やりたい!」
思えるものになっていないから。

 
と言う事が多いです。
 

人は、楽しいことで行動します!
そして、
行動すると脳が成長するんです。
 

この大原則に則って考えていけば、
子どもが好きなことをしている時、
次の行動に誘うためには、
 
いきなりつまらないお誘いをしても
乗ってこないのは当たり前だよね!
と思うんです。

 
と言うことは、
こどもがゲームや動画に
没頭してから何か別の
楽しそうなことを作ろうと
思っても、
 
 
「それでは遅い」
ということ。

 
なぜなら、
楽しいことをやっている状態から
新しいことに誘っても、
大抵今やっていることの方が
魅力的に感じるからです。

 
だからこそ、
日常的にちょっとワクワクしたり
ちょっと楽しいと感じられる
ゲームや動画以外のものを
いかにたくさん作っておくことが
できるか?
 
 
ここに、ゲーム三昧、
動画三昧から抜け出すための
ヒントがあります。

 
ですので、まず今の段階では
ゲームや動画の時間が長すぎて、
他のことは何もやりたがらない。

 
その状態だったら、
いきなりお手伝いはハードルが
高すぎます^^
 

まず最初のステップは、
「ママとの会話が楽しい!」
この時間を作ってあげることです。
 

「そのゲームどうやってやるの?
 
ママにもできるかな?

えっ?無理?できるかもしれないよ!

あぁ。ほんとだ結構難しいんだね

どうしたらこれクリアできるの?

 
そんな会話から、
お子さんがママと話す時間が楽しい。
 
 
もっとママに自分の世界を
知ってほしい。
 
 
そこから、ママの世界も知りたい。
お料理、ママが教えてくれるなら
やってみたいな。

 
そんな風に段々と
動画やゲームの世界から
こっちを向いてくれるように
なっていきます。
 

お子さんにこうなって欲しい。
と言うゴールがあったら、
 
一足飛びではなく、
どんなステップで登っていけば
そこにたどり着けるんだろう?
と言うところを細かめに
設定していくと
 
案外遠回りでも確実に
ゴールに近づいていくことが
できますよ^^
 
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