発達障害・グレーゾーン中学生女子が不登校から笑顔を取り戻した“お母さんの関わり方”とは?」

発達障害(ADHD)・グレーゾーン中学生が自己肯定感急下降で、不登校になった時… 子供が自信を回復させる方法は? ママにできる事は、子供の自己肯定感と自己効力感、 2つの自信を取り戻す事です。 自信を回復させた子は自分から前に進む挑戦ができるようになりますよ。
 
 

発達障害(ADHD)・グレーゾーン中学生が不登校になってしまう“本当の理由”とは?

 
「うちの子、最近学校に行きたがらない…」 「頑張れって応援してるのに、どんどん元気がなくなっていく…」 そんな風に、わが子の“やる気”が見えなくなってくると、親として不安になりますよね。
 
 
何が理由なのか?対策は?と解決の糸口も見いだせないと更に不安になってしまうもの。
 
 
不登校になる子供達の多くは、「勉強についていけないから」「人間関係が辛いから」など表面的な理由の奥には自分を認められない苦しさを抱えています。
 
 
特に発達障害:注意欠陥多動性障害・グレーゾーンの子は…
 
人と比べて出来ない事が多い
繊細で失敗が怖い
頑張っても結果が出にくい
 
そんな特性を持っている為自己肯定感が下がりやすく、自己効力感が育ちにくいという特徴があります。
 
 
そうすると
「どうせ無理」「できない自分が嫌」「学校へ行けない」
という負の連鎖に陥りやすいんです。
 
自己肯定感も、自己効力感も自信の一種。
 
つまり、やる気のなさが原因なのではなく、自信のなさが大きく関係しているんです。
 
 
 
 

私も経験しました…グレーゾーン中学生の娘に起こった不登校

 
 
私の娘は中学1年生の夏、そんな負の連鎖に陥りました。
 
 
部活の人間関係に悩み始めたのをきっかけに、次第に元気がなくなり、「学校へ戻りたくない」と涙ながらに話すようになり…
 
気付いた時には、声も小さくなり、聴覚過敏のような症状まで出て、完全な不登校状態になっていました。
 
 
この経験から学んだのは、「子供はやる気がないのではなく、自信を失って動けなくなっている」ということ。
 
 
特に思春期は、親が思っている以上に「存在そのままを認める」(=自己肯定感)と 「自分にもできる」という実感(=自己効力感)が欠かせない時期だったのです。
 
 
そして、お母さんの関わり1つで子供の脳に自信を届けることが出来るということです。  
 
 

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グレーゾーン中学生が「またやってみよう!」と思えるお母さんの声掛けとは?

 
 
 今日から出来る…たった1つの声掛け! まず最初に取り組んで欲しいのは、これだけです。
 
 
「できたことをそのまま言葉にする!」 例えば…
「おはよう。自分で起きられたね」
「ちゃんと食べられたね」
「静かにゲームしてたね」 など当たり前の事をできた事として伝える声掛けです。
 
 
なぜこれが大事なの? 人の脳は、「できたね」と言われることで、ドーパミンという“やる気スイッチ”が入るホルモンが分泌されます。
 
 
更にこの声掛けは… 自己肯定感→「できた自分」を認められる 自己効力感→「またできそう」と思える。
 
 
この2つの自信を同時に育てる力があります。 よくある声掛けとの違いは?
×「早く起きなさい」できない自分を責めるスイッチ
○「起きられたね」できた自分を認めるスイッチ 脳に届く言葉を選ぶだけで、子供の“動けるエネルギーが育ち始めるんです。
 
 
 
 
 

グレーゾーン中学生の娘に起きた4つの変化

 
 
私の娘も、毎日の「できたね」の積み重ねで
笑顔が戻り
②推し活で自分の「好き」を語れるようになり…
③ついには卒業式に「ありがとう」の手紙をくれるまでに変化しました。
④今では、通信制高校入学後アルバイトにも挑戦し、継続出来ています。
 
 
あの頃の「先が見えず不安しか無かった…」私に、今ならこう伝えたい。
 
 
“お母さんの一言が子供の脳の栄養になる” だから、今日から「できたね」を伝えてみてください。
 
 
その一言が明日の笑顔と、未来のチャレンジにつながっていきますよ。
 
 
 
 
 

 

執筆者:美空 あお

(発達科学コミュニケーション アンバサダー)

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