忘れ物が激減する簡単1テク!発達障害の子の忘れやすさはこれで解決

発達障害ADHDやグレーゾーンのお子さんは、気をつけていてもつい忘れ物をしてしまう事に悩んでいませんか?不注意は大人になっても治りにくく、困っている大人も多いのです。そこで今からできる忘れ物対策の方法についてお伝えします!
 
 

1.忘れ物の多さに唖然!登校した娘に毎日忘れ物を届ける日々

 
 
どんなに前日にしっかり確認しながら準備をしても、玄関を出るときに置きっぱなしで忘れてしまう。
 
 
朝何度も何度も言い聞かせたのに、水筒を毎日学校に置き忘れて帰ってくる。
 
 
こんな困り事はありませんか?
 
 
発達障害の注意欠陥多動性障害(ADHD)や、発達障害グレーゾーンのお子さんは不注意や、衝動性などの特性がある為、忘れ物や無くし物の多いお子さんが多いのです。
 
 
忘れ物は、学校の先生からも注意されやすく、忘れるとお友達に迷惑がかかったり、あまりにも回数が多いとからかわれたりするので、今のうちになんとかしなくては!と思っているお母さんも多いと思います。
 
 
何度注意しても変わらない姿に、あまりの忘れっぽさにイライラを通り越して子どもの将来を不安に思うお母さんもいるのではないでしょうか。
 
 
 
 
我が家の娘は、ADHDと自閉症スペクトラム(ASD)の特性を持つ発達障害グレーゾーンの小学3年生です。
 
 
彼女が幼稚園生の頃から、実は忘れ物や無くし物の多さは気になっていました。
 
 
・持っていったハンカチを幼稚園に置いてくる
 
・お気に入りのぬぐるみを外出先で無くしてしまう
 
・おもちゃをいろいろな所に置くので細かな部品を無くす
 
 
こんな事が1度や2度ではなかったからです。
 
 
ですが、幼稚園までは先生のサポートも手厚く、私も家を出るまでの支度はほとんど私が手伝っていたので、少し気になる程度でした。
 
 
ところが、小学校に上がり少しずつ自分で学校の支度をするようになってから、どんどん忘れ物が目立つようになっていきました。
 
 
まだ持っていく持ち物の方は、私の目が届くので忘れても追いかけて持たせるなどして、なんとかなっていました。
 
 
ですが、学校から持ち帰るもの(水筒や体育着など)については本人に気づいてもらう必要があるため、なかなかハードルが高かったのです。
 
 
そこで、入学当時に私がしたことで効果のあった、忘れ物が激減したテクニックについてご紹介します!
 
 

2.なぜ忘れてしまうの?気をつけているのに忘れてしまう訳とは?

 
 
そもそも、なぜ忘れないように気をつけていても忘れ物をしてしまうのでしょうか?
 
 
それは、同時に複数の事をこなすのが苦手なワーキングメモリの弱さと、不注意の特性が関係しています。
 
 
ADHDタイプのお子さんは、興味のない事には集中力が長続きせず、ワーキングメモリが少ないため、注意すべき複数のことを頭にとどめながら、作業をするのが苦手です。
 
 
 
 
ですが、朝の準備も学校の帰りの支度も、ランドセルを背負って、帽子を被って、マスクをして、水筒を持って連絡帳をしまってなど同時進行で進めなくてはならないですよね?
 
 
そのため、一度何かをするために置いたものを、その場に置き忘れてしまったりという事が起こりやすくなります。
 
 
また、一度見渡せば気づけるような事のようにも思えますが、ADHD特有の不注意の傾向があるため、自分が忘れっぽいという事も、低学年では意識が難しいのです。
 
 
この忘れ物癖は、本人の意識だけで治すのはかなり難しく、初めは周囲のサポートが必要となります。
 
 
ですが、少しずつ意識付けを続けながら小さな成功体験を積み重ねる事で、次第に忘れ物の回数は減らしていく事ができます。
 
 
周囲の大人が叱らずに気長に変化を待ってあげることで、段々と本人に「自分は忘れやすいけれど、こうすれば対処できる」という自信を身に付けさせることがとても大切です。
 
 
グレーゾーンのお子さんにとっては、将来定型発達の人たちと同じ環境での仕事が要求されるため、特に必要な力になってきます。
 
 
そこで、我が家で効果のあった、忘れ物、無くし物が多い子どもに効果的な、簡単にできる物への意識付けの方法についてお伝えします!
 
 

3.忘れ物、無くし物が多い子どもに効果的な簡単1テクのご紹介!

 
 
それは、王道ではありますが、持ち物リストを書くことです。
 
 
1年生でまだ字が書けないお子さんの場合には、お母さんが書いてあげてもちろんOKなのですが、できれば自分の字で書いた方がより記憶に残りますので、お子さんに書かせることをオススメします。
 
 
 
 
もし学校へ持っていくものを準備しても、家を出る時に置き忘れてしまう事が多い場合は、明日の持ち物メモを玄関のドアに夜のうちに貼っておきます。
 
 
そうすれば、嫌でも家を出る時にはメモが目に入りますので、そこで手に持っていなければ、忘れ物に気づける可能性が高くなります。
 
 
学校から持ち帰るものを忘れないようにしたい場合には、筆箱の蓋の内側にメモを貼るようにしました。
 
 
すると、1日に何度も目に入るので、持ち帰る事を忘れなくなりました。
 
 
そしてこの持ち帰りの忘れ物対策として効果的な、プラスのワンポイントがあります。
 
 
それは、お子さんが嫌がらなければ、お子さんの手に油性ペンなどで、好きな形(キャラクター)のマークを書くというものです。
 
 
その際に、「これはママと〇〇くん・〇〇ちゃんだけの秘密の暗号だよ!」と言って、「このマークを見たら、体操着を持って帰るミッションを思い出してね!」というように、ワクワク要素をプラスします。
 
 
すると、ストーリーとして記憶に残るので、ただ持ち物を持ち帰るように伝えるよりも、子どもの脳に届きやすくなり、持ち帰る際の忘れ物がぐんと減りました。
 
 
いかがでしたか?
 
 
大前提として、忘れ物はお子さんがしたくてしている訳ではなく、脳の特性による苦手さが原因で、本人が1番困っているんだという事を理解してあげましょう。
 
 
その上で、大人になるまでに自分で対処できる力をつけておく事が、物の管理だけでなく、将来はお仕事の業務管理能力にまで繋がっているという事を今から意識して、お子さんをぜひサポートしてあげて下さいね。
 
 
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