宿題癇癪を起こす発達障害凸凹キッズの書き順・書きまちがい指摘しない直し方

宿題癇癪を起こす発達障害凸凹キッズに悩んでいませんか?書き順・書きまちがいがあるとママはつい指摘したくなりますが、原因はやる気ではなく発達特性にあります。そこで宿題癇癪を減らして、発達を伸ばす2つの方法をご紹介します!

宿題癇癪を起こす発達障害凸凹キッズとママあるある

 
宿題が好きという子どもはそんなにいないのかもしれませんが、特に発達障害凸凹キッズとなると宿題が嫌いで癇癪まで起こす子が多いですよね。
こんな宿題の困り事ありませんか?
 
 
・宿題そもそもやらない
・はじめてもすぐに気が散る
・ねり消しすぐ作る
・一向に進まない
・挙句の果てには癇癪
 
 
こんな風にお子さんがイヤイヤ文句を言いながら、書き順なんて無視!適当に投げやりに漢字を書いていたらどんな声をかけますか?
 
 
「ほら、お手本よく見て!」
 
「縦から書くんだよ!」
 
「あー、間違えてるからやり直しね。」
 
「はらう、止めるもできてないじゃん。」
 
「もう一回書いてごらん」
 
って言ってませんか?私は思いっきり言ってました。。。
 
 

書き順・書き間違いが起こる本当の理由

 
大人が思っている以上に漢字学習にはいろいろな要素が詰まっています。
 
 
・漢字ドリルをみる
・書きとる文章を覚える(記憶する)
書き順や文章を思い出しながら漢字ノートに書く
・余白に熟語を選んで書く
 
 
実は漢字が苦手な発達障害凸凹キッズにとって漢字の書き取りは発達特性による難しさがあります。特にワーキングメモリが弱い子は漢字の書き取りの宿題が苦手です。
 
 
ワーキングメモリとは見たり聞いたりしたものを記憶したものを整理して一時的に記憶し、目的に合わせて処理する能力のことです。
 
 
書きとる文章を覚えて、思い出しながら漢字ノートに書く。さらには書いてあるひらがなから漢字も、書き順も思い出して書くとなれば、思っている以上にワーキングメモリが弱い発達障害凸凹キッズの脳に負担がかかり、宿題癇癪に発展してしまうことが想像できますよね。
 
 
 
 
 

宿題癇癪が消える!2つの方法

 
ではどうしたらいいか?宿題癇癪が消えるとっておきの方法を2つお伝えしますね!
 
 

宿題では細かな指摘をいっさい封印!

おすすめは何度も書くドリル学習よりも楽しくお料理しながらレシピを読む、などで漢字に親しんでいくところからスタートすることなんですが、すぐにでも宿題の癇癪を何とかしたいですよね!
 
 
ではまず、宿題の癇癪を減らしたいなら細かな指摘はいっさい封印しましょう!!
 
・大きく書けてるね
・濃く書けたね
・よくこの字思い出せたね
・昨日より上手だね
 
 
こんな風にイヤイヤでも書いたこと、できたことだけに注目してください!これが発達障害凸凹キッズの宿題癇癪をなくす大きな第一歩になります。
 
 
 
 

お手伝いでワーキングメモリを鍛える!

2つ目はそもそもの原因である「ワーキングメモリ」を鍛えることです。これは子どもが嫌いな宿題でやろうとしてもうまくいきません。発達障害凸凹キッズが自発的にやりたがることで鍛えることをお勧めします。
 
 
私が特にお勧めするのはお手伝いを活用することです。例えば料理。先ほども書きましたが、何度も書くドリル学習よりも楽しくお料理しながらレシピを読む、など漢字に親しんでいくところからスタートできます。
 
 
 
 
さらに、
 
レシピを読む→覚えてやってみる
 
ママにキッチンツールの場所や使い方を聞く→覚えて取り出し、使ってみる。
 
レシピで調味料を確認→たくさん並んでいる調味料から選びだす
 
 
などなど。ワーキングメモリを鍛える要素満載です!楽しくお手伝いに取り組みながらワーキングメモリを鍛えちゃいましょう^^
 
▼お手伝いは将来のお仕事力を高めるキャリア教育にもなります!
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