言うことを聞かない発達障害グレーゾーンの子どもに「早く!」って言ってませんか?

 
時間がない朝や夕方、
どうしても「早く!」
お子さんに声をかけてしまうこと
ありますよね。
 
 
 
先日まで、探究力について
お話して来ましたが、
その中でも、お子さんが
集中している時や、
一点をジーっと見つめていて、
何か考えているような時は、
 
 
 
途中で打ち切らずに
待ってあげるという事を
お伝えしました^^
 
 
 
 
普段は、そうなんだ!
それなら待ってあげよう
と思えても、
忙しい朝や夕方の時間になると
そうは言ってられないというのも
正直なところですよね。
 
 
DBAE9D7A-BCDB-47D5-B5A0-1F83AA5BC04D.png
 
 
ですが、
子どもが音を聞いた時、
脳で聞こえた認識するまでに
大人の2倍時間がかかる
と聞いたらどうでしょうか。
 
 
 
単純な音の処理に2倍時間がかかる
ということは、言われた事の
内容を理解するのには、
もっと時間がかかるはずですよね。
 
 
 
私も、以前は特に時間のない
毎朝、毎夕に、
「早くして!」と言っていた
過去があります。
 
 
 
じゃあ、「早くして」と声をかけたら、
子どもの行動はスピードアップしたか?
というと、
 
 
 
全くスピードアップしないばかりか、
むしろやらされる気持ちになる分、
イヤイヤやるので、
余計に時間がかかってしまって
いました。
 
 
 
実はこの「早くして!」って
現代病なのかな
と思うところもあります。
 
 
 
なぜなら、昔って
色々な事に時間がかかるのが
当たり前だったんですよね。
 
 
 
私が高校生だった頃、
インターネットはWEBページに
つながる度に、
「ピーヒョロロロロー」という
音と共に、じーっと表示されるのを
何十秒も待つのが当たり前でした。
(世代がバレバレですね^^;)
 
 
B9C5D179-610E-424D-8827-223E07F269BE.png
 
 
ですが、今は
たとえ電車の中であっても、
検索すればすぐにパッ
ページが検索されますし、
 
 
 
以前は2時間は待たされた
病院の受付も、Webの事前受付が
当たり前になり、15分もあれば
待たずに診察が受けられる所が
増えましたよね。
 
 
 
待たないことが当たり前になりすぎて、
全てがスピーディーに解決する
時代だからこそ、
 
 
 
子どもの対応スピードも
「早く!」を
求めすぎて
しまっている
可能性も
あるのかなと思います。
 
 
 
ですが、急かすのは
子どもの脳にとっては
もったいない!という事を
知っているだけでも、
ちょっとだけ見守る意識も
変わりますよね^^
 
 
 
どんなに時間がかかっても、
途中でママが手を出したり、
こうなんだよね?と答えを
出してしまうよりも、
 
 
 
最後まで自分で行動したり、
答えを出せたりすることの方が
断然脳は成長しますので、
 
 
 
「早く!」と言ってしまいそうに
なったら、
今脳が育ってる真っ最中!なんだ
「ピーヒョロロロロ〜」と
繋がっている時間なんだ!と
待ってあげてみて下さいね^^
 
タイトルとURLをコピーしました