学校が怖いという子に挑戦できる自信を育てる魔法の言葉かけ

チャレンジしてみれば

できるのに… 

 

そんなに大変なことじゃ

ないはずなのに…

 

日頃のお子さんの力が

出せれば 

 

何も難しいことは

ないはずのことを

 

「怖い」「ムリ」「できない」

と言って避けてしまう。

 

 

親から見ると

「もったいないな」

と感じることはありませんか?

 

 

今日はそんなお子さんの

自信を育てる 

魔法の言葉かけについて、

お伝えしますね。

 

実はこのようなお子さんには、

 「できなかったことを

苦手でも繰り返し練習させて

できるようにさせる」 

ような一般的な自信のつけ方は 

あまり向いていないんです。

えー!めちゃめちゃそれ

やってきたんですけど

っていう方多くないですか?

それ私です。

それが正しい自信の育て方だって思ってました。

じゃあなぜ逆効果

なんでしょう?

 

 

脳科学の研究によると、

発達凸凹のあるお子さんは 

不安や恐怖を感じやすい

だけじゃなく、

 

脳の感情を司る場所が

反応しすぎてしまうことで

 

考える脳の機能が

一時的に低下してしまう

ことがわかっています。

 

 

これは子どもだけじゃなくて

私たち大人も同じですが

 

緊張や不安を強く感じると、 

本来持っている力を

発揮できなくなるんです。

 

 

 

だからこそ、

 

「頑張ればできるよ!」

 

「みんなできてるから

あなたも大丈夫だよ!」

 

こんな励ましは、

余計にプレッシャーだよぉ。

 

 

 

と感じてしまうんです。

 

 

 

じゃあどんな声かけだったら

 

自信が育つ

ちょうどいいチャレンジ

 

になるんでしょう^^

 

 

それは

 

「小さな成功体験の積み重ね」です。

 

 

例えば

 

お子さんが「できそう」と感じる

小さなステップを一緒に考える!

 

 

教室まで行くのが怖ければ、

最初は校門まで

次は玄関まで

 

のように、ここまでできた!

体験させていきます。

 

 

あるいは、

 

チャレンジする前に

「リハーサル」をするのも

効果的です^^

 

休日に学校までお散歩して、

道のりを一緒に歩いてみたり

することで、

 

行けた!

あんがい大丈夫だった!

というポジティブな記憶を

作ることができます。

 

 

お子さんが自分で選べる

「逃げ道」を用意しておく

 

です!

 

どういうことか?と言うと

 

「しんどくなったら

保健室に行っていいよ」と

伝えてあげて、

 

先生と交渉しなくてもすぐに

保健室に行けるように

先生と事前に連携をとっておくという方法です^^

 

 

そして何より大切な、

自信を育てる魔法の言葉かけは

 

 

「できることを

少しずつでいいよ^^」

 

です!

 

 

生徒さんのお子さんの

小3のKくんは、 

給食の時間が特に苦手でした。

 

音や匂い、仲が良い子以外とも

机をつけてお話しする時間が

ユウウツでした

 

 

ママは最初

「みんなとの楽しい給食の時間でしょ?みんな食べてるんだから」と 

言っていました。

 

 

それを

「今日は牛乳だけでもOK

少しずつでいいんだよ

 

と言う声かけに変えてみたそうです。

 

 

 

すると何から食べたらいいのか?

残したらダメかもという

不安がなくなり

 

 

「牛乳だけでいい」と 

許可をもらったKくんは、

 

そこから少しずつ主食も

食べられるようになったんです^^

 

 

「できなきゃダメ」という

プレッシャーから解放されると、 

 

こどもは自分のペースで

挑戦できるようになります。

 

 

スタンフォード大学の

脳科学者の

キャロル・ドゥエック博士の本でも、

 「結果」より「過程」を認める

言葉かけをされた子どもは、 

 

より難しい課題に挑戦する

意欲が高まる!

 

と言うことが書かれています^^

 

 

お子さんが小さな一歩を

踏み出したとき、

 

 「すごい!学校の門まで行けたね!」

結果を褒めるより、

 

 怖かったのに、挑戦してみたね。

すごいチャレンジャーだね」と 

 

プロセスを認めてあげるのが

効果的なんです。

 

 

この

 

「できることを

少しずつでいいんだよ」という

 

 魔法の言葉かけを、

ぜひ覚えておいてくださいね^^

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