学校が合わない子に「頑張れ」が響かないのはなぜ?
「頑張ってね」
「ちょっと頑張ればできるよ!」
その一言が、なぜか我が子に届かない。
むしろ…
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無視される
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怒り出す
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「もういい!」と投げ出す
そんなこと、ありませんか?
応援したいだけなのに、どうしてこんなにすれ違ってしまうの?
実はそれ、“頑張りたいけど動けない子ども”が見せるごく自然な反応かもしれません。
発達に特性のある子の中には、脳のブレーキが強く働くことがあります。
特に「学校が嫌い」「外の世界に不安を感じる」といったお子さんは、“知らないこと”や“失敗すること”がとても怖いのです。
そんなとき、「頑張れ」という言葉は、応援ではなくプレッシャーとして伝わってしまうこともあります。

学校嫌いな子に多い”完璧主義”のゆるめかた
「また失敗したらどうしよう」
「期待に応えられなかったらどうしよう」
そんな不安を抱えている子に「頑張れ」と伝えると、脳は“これ以上の負荷”を想像してしまい、ますます動けなくなってしまうのです。
発達障害グレーゾーンの私の娘もそうでした。
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字が少し汚いだけでプリントを破ってしまう
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小さなミスで癇癪を起こし「もうやらない」と言い出す
最初は「どうしてそんなことで怒るの?」「繊細すぎるのでは?」と思っていた私。
けれど脳科学を学んでわかったのは娘は怒っていたのではなく、できない自分を責めていた
という事実でした。
それから私は、「頑張れ」の代わりにこんな言葉を使うようになりました。
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「そのままで大丈夫だよ」
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「今の〇〇も素敵だね」
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「これ、ちょっとやってみたら楽しそうじゃない?」
正しさより、楽しさ・安心感を優先した声かけに変えたのです。

学校が合わない子に必要なのは安心スイッチ
実はこうした子どもの反応も
「できないのではなく、“今の環境に合っていないだけ”」という視点で見ていくと、学校嫌いな子の姿が、まったく違って見えてきます。
最近では、
「うちの子には、今の学校というシステムが合わないのかも」
「フリースクールやオルタナティブスクールを検討しています」
「“学びの多様化”ってどうやって選べばいいの?」
と、“違う環境”を求めるママたちからもご相談も増えてきました。
けれど実は、別の学校に移らなくても、いまの関わり方を少し変えるだけで、子ども自身が“動き出せる”こともあるんです。
それが、「脳の安心スイッチを押す関わり方」。
転校や受験などの大きな選択に進む前に、まずは【おうちでできる小さな関わり】を見直すだけで、
わが子の「できた!」は着実に増えていきます。
子どもは、本当は“やりたい”と思っている。
けれどその気持ちに届く言葉やタイミングを、まだ知らないだけなんです。
「安心」があれば、子どもはちゃんと動き出せる。その一歩は、親の声かけで今日から始められます。
「うちの子、学校が合わないのかも…」そう感じたときこそ、必要なのは“無理に頑張らせる”ことではありません。
まずは、
✅ 安心できる声かけ
✅ プレッシャーではなく“ワクワク”で誘う工夫
✅ 今ある環境の中でできる関わりの見直し
ここから、子どもの可能性はぐんと広がります。
子どもにとって「安心」は、単なる甘えではなく、“脳のエネルギーを充電する時間”。
安心感が満ちてはじめて、
「ちょっとやってみようかな」
「自分で決めてみようかな」
という行動エネルギーが生まれてくるのです。
だからこそ、日常の中で安心スイッチを押す関わりが、私が届けている【おうちキャリア教育】の第一歩^^
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「やらせる」ではなく「選ばせる」声かけ
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「どうする?」と聞かず、「こうしてみたい?」とワクワクの選択肢を提示する
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「がんばれ」よりも、「できてるね」「ここまでやったんだね」と行動の“見える化”で自信を積ませる
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何かを始めるときは、“見通し”と“予告”をセットで伝える
これらはすべて、
“自分で選ぶ → やってみる → うまくいく”
という成功体験のサイクルを育てる種まきです。
これが、“頑張れ”が届かない子の心に火を灯す「安心スイッチの入れ方」です。
そしてこの「安心の中で、自分で選び、自分で動ける」という経験こそが、将来の“働く力”となり
「自分の人生を、自分で選べる力」の原点になっていきます!
「うちの子は学校に合わないのかも…」そんなふうに感じているママこそ、“今からできるキャリア教育”を、ぜひおうちから始めてみてくださいね。


