癇癪は「抑える」より「見守る」が効果的!子どももママも楽になる対応法

朝時間
癇癪(かんしゃく)の正しい対応法を知っていますか?この記事では、子どもを叱らずに見守る「刺激を与えない対応」で癇癪を落ち着かせるコツを紹介。ママの心もぐっと軽くなるはず!

癇癪は子どもにもママにとってもつらいもの

子どもの癇癪、対応するのって
本当に大変ですよね。

泣き叫ぶ、暴れる、怒る…。

「早く落ち着かせなきゃ!」と
なだめたり、声をかけたり、
抱きしめたりと
いろいろな対応を試している
ママも多いと思います。


私自身もかつてはそうでした。

息子は5歳を過ぎても
激しく癇癪を起こし

おさまるどころか日に日に
悪化している状況。

結局何をしてもうまくいかず
最終的に怒ってしまって
自己嫌悪に陥る…。
そんな毎日でした。

それもそのはず。

実は、癇癪には
「抑えようとすればするほど悪化する」
というセオリーがあったんです!

 

癇癪が悪化する「刺激」とは?

癇癪を起こしている子どもは、
五感(主に視覚・聴覚・触覚)からの
刺激にとても敏感になっています。

 

たとえば…

  • ママが困った顔をする → 視覚刺激
  • 声をかける・叱る → 聴覚刺激
  • 暴れているのを抑えたり
    体に触れて落ち着かせようとする → 触覚刺激

どれもよかれと思って
やっていることですが

癇癪を起こしている子にとっては
これらがすべて刺激となり
さらにヒートアップさせてしまう
可能性があるのです。

 

癇癪が起きたら「見守り」が一番の対応

では、どうすれば
癇癪をおさめることができるのでしょうか?

答えは、刺激を与えずに、見守ることです。

最初は、反応がもらえないことで
子どもが余計に荒れることもありますが
そこでママが根気よく対応を変えていくことで
次第に子ども自身が
気持ちを落ち着けられるようになります。

 

見守る時のコツ

癇癪を起こしている最中は
思いがけない行動をとることも。

危険なものはそっとよけたり
クッションなどで保護したりして
安全な環境を整えてあげましょう。

 

ただ見ているだけだと
ママもつらくなってしまうことがあります。

そんな時は、次のような方法で
自分の気持ちを保つのがおすすめです。


・洗濯物を取り込む

・シンクを掃除する
・本を読む

 

子どもの様子が見える範囲で
軽い家事などに取り組みながら見守ることで
感情を乱されずに待てることが多くなります。

自分で落ち着けたら、しっかり肯定の声かけを

子どもが自分で
落ち着きを取り戻せた時は
ぜひその姿を認めてあげてください。

「自分で落ち着けたね!」

このような共感の言葉をかけることで
「自分で落ち着けた」という
成功体験になります。

それが自信につながり
次第に癇癪の頻度も減っていくようになります。

癇癪は「抑える」ものではない

癇癪は、感情を爆発させる行動です。

無理に止めようとするのではなく
出し切らせてあげること。
そして刺激を与えず、安全に見守ること。

 

この視点を持つだけで
ママの気持ちもぐっと楽になります。


私の息子も
見守る対応に変えたことで
次第に自分で落ち着きを取り戻し
癇癪が減っていきました。

子どももママもつらい癇癪。

正しい対応で
少しずつ穏やかな毎日を
目指していきましょう!

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