【癇癪がひどい子は困った子?】視点を変えるだけでママの気持ちがラクになる考え方

朝時間
癇癪が多い子は困った子?実は「気持ちを伝えたいエネルギー」が強いだけかもしれません。ママの見方が変わると子どもも変わります。

癇癪が多い子は「困った子」?──毎日、疲れてしまうママへ

「どうして毎日こんなに癇癪を起こすの?」
「もう5歳なのにまだ癇癪がひどくてつらい…」
「小学校に入っても手がかかる…」

このように

日々の子育てに
疲れきっているママはいませんか?

癇癪がひどいと
つい
「わがまま」「扱いにくい子」「困った子」と
思ってしまいますよね。

でも、実はそこには“理由”があるのです。

癇癪っ子は「気持ちを伝えたい」エネルギーのかたまり

癇癪を起こす子どもたちは
実はとても素直でまっすぐな心を持っています。

彼らは自分の中にある思いを
一生懸命伝えようとしているのです。

・うまく言葉にできない
・自分の気持ちをコントロールできない
・それでも“伝えたい気持ち”が強い

 

だからこそ
全身全霊で
感情を爆発させてしまうことも。

それを「困った行動」とだけ
見るのではなく

「伝えたい気持ちがある証拠」だと
捉えてみると、少し見え方が変わってきませんか?

5歳以降の癇癪は、脳の特性が影響していることも

5歳を過ぎても
癇癪がおさまらない場合

発達特性
(ADHD・注意欠陥多動性障害、
ASD・自閉スペクトラム症など)による
“脳の苦手”が関係していることもあります。

・言葉で表現するのが苦手
・衝動的に行動してしまう
・感情や行動のコントロールが難しい

 

こういった特性があると
年齢が上がっても
癇癪が起こりやすいのはいわば当然のこと。

「年齢のわりに幼い」と
責めるのではなく
「この子はまだ練習中なんだ」と
受け止める視点が必要です。

苦手は伸ばし、いいところはそのままに

癇癪っ子は
「自分の想いを伝えたい!」という
強い意志を持っています。

このエネルギーは
見方を変えれば
とても魅力的な力です。

・熱意がある
・感受性が豊か
・素直に表現しようとする力がある

この「いいところ」は
ぜひそのまま伸ばしてあげたい部分。

そして、うまく伝えられない
「苦手な部分」
ママの関わり方次第で育てていけます。

ママが“見方”を変えると、子どもも落ち着き始める

私自身
毎日子どもの癇癪に
振り回されていた時期がありました。

でもある日
ふと視点を変えてみたんです。

「この子は本当は
一生懸命がんばってるだけなんだ」
「不器用なだけなんだ」

そう思ったら
不思議とイライラが減り
気持ちがラクになっていきました。

その変化は
子どもにもちゃんと伝わります。

ママの表情や雰囲気を
子どもも敏感に感じ取るからです。

癇癪っ子は困った子じゃない。ママの“見方”が子どもを変える

癇癪の多い子どもは
「困った子」ではありません。

“思いが強く
伝え方がまだ未熟なだけ”なんです。


今は大変な毎日かもしれません。

ですが
ほんの少し見方を変えるだけで
ママの心がラクになり

それが子どもの安心につながり
癇癪が少しずつ
落ち着いていくことにつながります。


「困っているのは
 “子ども自身”なのかもしれない」

そんなふうに思えたとき
親子関係は
ぐっとやさしい方向へ進んでいきます。

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