まだ眠い!!寝起きが悪い癇癪っ子が”ママおはよう♪”とご機嫌で起きるようになる方法

朝時間
お子さんが朝、なかなか起きてくれない!やっと起きたと思っても機嫌が悪くて癇癪!そんなお子さんはもしかしたら”低覚醒”という特性が隠れているかもしれません。朝の時間が楽しくなる声かけ&ルーティーンを実践すると、寝起きの悪かった子もスッと笑顔で起きられる子に変身しますよ!

なかなか朝起きられずに、1日のスタートが最悪!

 

何度朝起こしても起きられず、やっとのことで布団から引きずり出して、機嫌が悪く朝から癇癪。

スタートがこんな状態だから、その後のご飯も着替えも全部上手く進まない!

ママにとってもイライラ、悩みの種ですよね。朝の時間をもっとスムーズにしたいママへ

お子さんがすっきり目覚めてくれるようになる方法をお伝えしますね!

 

我が家の息子はADHD(注意欠陥多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム)のミックスタイプ。

声をかけても、揺さぶっても起きない。最終的に”早く起きなさい!遅刻だよ!”と

ガミガミ言いながら布団から引きずり出す毎日。

そんな起こされ方を毎日されている息子は当然のことながら機嫌は最悪。

朝食を食べるにも、着替えをするにも、とんでもなく時間がかかり、やっとのことで

準備をして送り出す。そんな状況に私は毎朝イライラが止まりませんでした。

 

朝起きられない、というのは 発達特性かも?

 

実は発達に凸凹があるタイプは”低覚醒”といって、朝なかなか起きられなかったり、

起きていてもぼーっとしている、という特性を持った子が多くみられます。

この発達特性としての低覚醒は、”朝が苦手”とか”やる気がない”、”わがまま”という言葉で片付けられるものではありません。

起きていても覚醒が低いままで日中も過ごし、なんとお昼過ぎまでぼーっとした状態で過ごす子も

多くいます。

 

もしこの状態で学校に通っているとすれば、午前中の授業は全て記憶がない、ということも十分考えられます。その状態では知能指数が十分にあったとしても、ぼーっとしていて話が入ってこないため、授業についていけなかったりするということもあります。

 

ですから、朝スッキリと目覚めた状態で動き出せるということは生活面でも、学習面でも、いい影響があるのです。

 

春の入学・進級に向けて朝時間を整えよう!

春は新入学や進級の季節です。その前に、朝時間を整えておきたいのには、理由があります。

 

それは、入学や進級による環境の変化が子どもたちにとっては大きな負担。

ストレスや不安を抱えてしまい、今以上に荒れてしまう可能性が一番高い時期だからです。

幼稚園や保育園から小学校へ上がるのはもちろん大きな環境の変化ですが、

進級に関しても変化があります。

 

クラス替え、教室が変わる、担任の先生が変わる。

下級生が入り、上級生としてのプレッシャーがかけられる。

大人が思っている以上に、子どもたちにとってはストレスがかかっているんです。

 

だからこそ、朝時間を整えておくことが変化やストレスの多い時期も穏やかに乗り越えていけるカギにもなります。

 

低覚醒の子でも朝スッキリ起きるカギは”ワクワク!”

このように、朝起きることがすごくハードルの高い低覚醒の子どもたち。

ですが、この特性を持った子でもスッキリ起きられるようにできる方法があるんです!

 

その方法は実にシンプル。

朝時間にその子が好きなことに取り組むことなんです。

 

ゲームやYouTubeが好きなら、

”起きてゲームやろうよ♪”と誘ってもいいですし、

 

その子が大好きなメニューを朝食に用意するのもいいですね♪

要は、朝起きると楽しいことがある!いいことがある!とワクワクの気持ちで覚醒を促すんです。

 

すると、機嫌も悪くならずに起きることができるので、格段に癇癪も減りますし、覚醒も進むので

朝の動きもスムーズになります。

 

朝からゲームやYouTubeは抵抗があるなあ‥と思うママも多いかもしれませんが、試してみる価値はあると思います。

 

我が家は朝に15〜20分くらいゲームをしたり、YouTubeを見る時間を設けました。

そうやってスッキリ頭を覚醒させてから朝食や朝の支度を進めると、比べ物にならないぐらい

スムーズに動けます。

 

ゲームやYouTubeで誘っても起きない場合は、朝食に大好きなお菓子もつけちゃってもOK。

朝からお菓子!?と思う方も多いかもしれませんが、栄養バランスは3食トータルで見て

取れていればOK!

 

それよりも、朝の時間で毎日癇癪に付き合いヘトヘト、イライラ状態から抜け出すことが

ママにとっても、お子さんにとっても大事です。

 

少しママの考え方の基準を緩めてみることをおすすめします。

 

そのお子さんによって、どんな事柄に誘ってみるとスッキリ起きられるかは異なりますので、

お子さんの好きな事柄を色々試して、ぴったりな方法を見つけてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました