思春期に入ってから、ネガティブ思考が強くなり、急にしんどくなる理由

繊細タイプ

さて今日は、

 

「思春期に入ってから、

ネガティブ思考が強くなり、

急にしんどそうな理由」

 

思春期の子を育てているママなら

一度は感じたことがあるはずの違和感に

ついてお話しします。

 

ネガティブ思考のお子さん、

思春期になると急に不調が現れることが

あります。

 

「前はこんなにしんどそう

 じゃなかったのに」


「急に無気力になった」


「不安やイライラ、

 こだわりが強くなった」

 

これ、

甘えでも反抗期でもありません。

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実はネガティブ思考の思春期の子は、

3つの負荷が同時に重なる時期

生きています。

 

私はこれを

“思春期の三重苦”と呼んでいます。

 

① もともとの脳の特性(過敏さ)

まず1つ目。

不安が強い

繊細

人の反応に敏感

 

こうした子は、

もともと脳が刺激を強く

ネガティブな情報を

受け取りやすい特性を持っています。

 

音・視線・言葉・空気。

周りが気づかないことまで、

全部受け取ってしまうんです。

 

だから疲れやすく、

家に帰るとぐったりしてしまうんです。

 

② 思春期という「負荷の多い環境」

 

思春期に入ると、


・勉強の難易度が増す
・友達関係の複雑化
・評価される環境
・生活態度も評価の対象
・順位づけ
・教科ごとに変わる先生との関係
・部活の先生や先輩との新しい人間関係
・塾や部活での生活リズムの変化

生活そのものが

評価と比較の連続になります。

 

「ちゃんとやれているか」
「浮いていないか」
「嫌われていないか」

これだけでも、

脳には大きなストレスです。

 

③ ホルモンバランスの変化

思春期は、

ホルモンバランスが大きく変化します。

一時的に「偏桃体」の過敏さが増す時期

でもあります。

 

気分が落ちる
眠れない
朝起きられない
理由なくしんどい
イライラする

 

本人にも

「なぜか分からない不調」が

起きやすい時期です。

 

この3つが同時に重なる

その負荷がどんどん強くなると、

今まで見えていなかった、

ネガティブ思考が急に顔をのぞかせる

ようになります。

 

だからネガティブ思考の思春期の子は、

ある日突然、

動けなくなっていくのです。

 

ここで、

多くのママが間違えやすい

ポイントがあります。

 

「今までできていたのに」
「やればできるはずなのに」

そう思って、

励ましたり、背中を押したり、

なんとか前に進ませようとする。

 

でも、

脳がこれだけ負荷を受けている状態では、

前向きな声かけほど、届かなくなります。

 

必要なのは、

気合でも、我慢でもありません。

 

大事なのは、

この三重苦を前提に、

関わり方を変えること

 

・今脳はどんな状態?

・だったらどうする?

 

この思考パターンです。

 

思春期の回復は、

一直線ではありません。

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良くなったと思ったら、

また崩れることもある。

 

だからこそ、

必要なのは結果ではなく、

崩れても戻せる判断基準です。

 

まずはこの視点から

学んでみましょう。

 

今日はここまでです。

 

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